Mimiの通っている幼稚園のプチセクション(年少)2001年は実際にはこんな感じです。
年度始めに行われた懇談会での内容です。日記参照
‥クラス構成‥ |
- 年少は3クラス。
1996年生まれと1997年の1・2・3月生まれの子供が今年の新入生。
- 年中クラスは複雑で
年少+年中混合・年中のみ・年中+年長混合と言う構成でひとクラスづつ
- 年長は3クラス。
- どのクラスも28人前後。
- 先生一人に補助の先生一人。補助の先生は、数ヶ月毎に他クラスと、入れ替えがある。時々実習生らしき若い子が月単位で入る。
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‥日課‥ |
- 月・火・木・金の全日。
- 朝8;20〜8:30までに登園の後、年少クラスは体育館にてジムナスティック。
- 9;40ごろおやつ。(毎日ミルク・バゲット・チョコレート!)
- その後、校庭にてお遊び。
- 教室に入って、歌・本の読み聞かせ・お絵かきetc
- 11;20、午前の授業おしまい。
- 給食チームは終業後、すぐに食堂へ。その後、昼寝。
- 午後は13;30か、14;30(自宅での昼寝後)に再登園し、16;20(お昼寝と遊び)まで。
- 曜日ごとに、コーラス、体育館でのお遊戯、などがある。
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‥教室‥ |
- 年少は地上階(日本式の1階)の3室。
- Mimiの教室は、28人に対し40u+10uほどのロフト。
- 狭いなかに、お絵かき・パズル・粘土・台所・車遊び・水遊びetcそれぞれのコーナーが作られている。ロフトは本を読むところらしく、クッションなども置かれている。
- 他に、小さい2段ベットの置かれたお昼寝室、食事室、ジムナスティックの部屋(体育館)、集会室(講堂)etcがある。
- 中庭は、ゴム敷き(全天候型テニスコートの地面)で、滑り台・ウンテイ等が置かれている。
- 詳しくは2001年6月14日幼稚園日記参照
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・・給食・・
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- 共働き・研究・語学学習など、正当な理由がある場合は、あらかじめ区役所にて申し込み、所得によって定められた額の給食費を払う。
- それ以外の場合、空きがあれば・一番高い正規料金でという条件で、園長先生に直接申し込み、理由を問わず、サービスを受けられる。2001年2月1日日記参照
- 給食費は、1Fr〜18,80Fr。区によって額が微妙に違う!
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‥注意事項‥ |
- 持ち物には必ず名前を!
- 靴・ズボン・マントなど、子供が自分で着脱できるものを選ぶべし。
- 相談・質問は毎日お迎えのときに気軽にどうぞ。
- 出欠は、登園したら子供の写真つきカードを所定の壁掛けに入れ残ったものを欠席とする。幼稚園は出席・欠席自由!
- 飴玉類持ち込み禁止!
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‥勉強‥ |
- 年少クラスではアルファベットは一切やらない。
読み書きは早すぎるし、必要ない。
(実際は、出席カードを使って、自分の名前の形を見分ける程度の訓練をしていた)
この時期は会話力をつける時期なので、その点を頭においておくこと。
家でもたくさん話しあう機会を持ち
寝る前の5分でいいから絵本の読み聞かせを。
- 数学(!)は5つまでの数字のやり取りを勉強します。
例えば5までの数字の数え方を教えたり「2つ頂戴?」などのやり取り。
(実際には、20までの数字を数えていた様子。ほかにはプリントを使って「りんごの数を数えて、同じ数だけ丸を書きなさい」というやり方で、数の概念を教えていた)
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日本のように、全員そろって同じコトをやる機会は少ない。教室内の作業も、4・5のグループに分かれて、あちらでは粘土細工、こちらでは数のお勉強、そっちでは絵の具を使ってのお絵かき・・・といった具合。一通り、順番に体験できるように、調整はしてくれているが、嫌がる子に無理強いはしていない。
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年中さんからは、パソコンを使った簡単なゲームで、操作の仕方から勉強中。
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こんな幼稚園児から、絵本を見たりスライドを見たりして、ディスカッションをしている。フランス人の議論好きの芽は、この時点ですでに養われつつある。
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‥誕生会‥ |
- 月末にその月生まれの子の誕生会をやる。
- 誕生日にあたる家庭は、飲み物やケーキ・お菓子を分担して持ってくる。
先生が指名してくれる。
- ケーキはシンプルなカトルカールなどでよいから手作りのものを!
- ボンボンは普段持ち込み禁止だが誕生会のおやつとしては可。
- ただし、ソフトキャンディ(ミルキィ・キャラメルみたいなタイプのもの)。
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・・学校開放日・・
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- いわゆる日本のような授業参観日はない。
- 学校の定めた日(土曜日)に学校が開放され、子供と親が好きな時間に教室を訪れ、取り組んでいる作品を見たり、先生とおしゃべりしたり。年2回。
詳しくは2001年3月24日幼稚園日記へ
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・・行事・・
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‥パン係り‥ |
- 自分のクラスのおやつ用に、バゲット2本・おつまみ(チョコ・チーズetc)を毎日順番で持ってくる係り。自費、30Fr程度?年3〜4度回ってくる。
- それを、幼稚園でその日の給食係の子供数人が、先生とともに、パンを切ったり、チョコを砕いたり、準備する。
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・・持ち物・・
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- 年度の初めに、体育館シューズのみ。普段は手ぶら。
(布団も、着替えも、文房具も、体育館シューズでさえ持っていかなくてもよい。)
- その子がいつも肌身離さず大切にしているもの…いわゆるライナスのタオル。仏語ではDoudou…があれば、一つだけ持ってきてもよい。教室に入ったら、専用箱に保管。
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‥アルバム‥ |
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2冊1年間の幼稚園のアルバムを作ってくれます。
1冊は、描いた絵・勉強に使ったプリントなどを綴じています。
もう1冊は写真を貼ったり、習った歌・読んでいる本・指遊びの紹介などの、プリントを貼り付けてくれていました。その写真は、行事ごとに先生方が取ってくれた写真も貼ってくれましたが、何か家庭で特別な行事―旅行・誕生会・クリスマスetc−があればそのときの写真と、これまでの成長の様子がわかる写真を、家でも貼って欲しいとのコト。楽しんで、作りました。
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年に何度か返してもらい、今学校でどんなことをしているのか、子供に説明してもらって、一緒に歌ったり踊ったりして楽しむ!
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・・保護者の学校参加・・
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PTA活動が盛ん。よく会合を持ったりしていますが、好きな人だけがやっているという感じ。興味のない人は、委任状もなにもなく、ただお任せ〜、という状態。けれども、学校に対しては、それなりの
力があるらしく、PTA活動のおかげで、改善されたことも多々あり。
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担任の先生から、しばしば助力を求められます・・・本の読み聞かせ、お出掛けの付き添いetc・・・手の空いている保護者はみんな、進んで参加します。
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小学校以上では、学生以外、校門から進入禁止。構内は、教師の聖域、専門家でもない親がでしゃばってはいけない場所、という考えが昔からあるようです。それでも幼稚園は、やや管理が緩やか。門の管理はしっかりしています(普段は閉門。2重扉。開門のときには、見張り付き)が、保護者は送迎の際、どこへでも進入可能。
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世界中からカメラマニアと揶揄される日本人もびっくりなくらい、何かしらの発表会の折には、フランス人の保護者もビデオカメラを持って大騒ぎします。ご安心を。
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‥寄付‥ |
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‥子供保険‥ |
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L'assurance
Scolaireへの加入は義務。
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通常各家庭で加入している、住宅保険が「マルチリスクタイプ」であれば、加入者の家族に何か被害があった場合の人身事故もカバーされる。が、こちらが損害を与えた場合カバーされない保険の場合、きちんと「学校保険」に加入しなければならない。
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学校斡旋のものもある。
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ちなみに我が家は、年間150Fr程度の学校保険に加入。
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・・課外活動・・
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幼稚園単位で、クラブのような活動をしてい
る。うちの幼稚園では年少さんから演劇を、年中さんからバレエ・エジプト民族舞踊・リトミックをやっていました。年間1150〜1200Fr。安いです
し、園内でやってくれるので送り迎えも楽々。お薦めです。
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centres de
loisires;夏の長期休暇の間、子供を楽しませてくれる、学童保育。centere
aere(林間学校)と最近は、合併したらしい。バスに乗って、毎日、あちこちへお出掛けしたり、短期間のお泊り会もありました。
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garederi;通常水曜日は学校は休みですが、有料の学童保育が利用できます。
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