デッサン2002年1月から

2002年1月から、adacのデッサン教室から転出して、
シャトレのcentres de animations(市民文化センター)のデッサン教室へ通い始めました。
こちらの教室は、デッサン・パンチュールで、いろんな絵を描いている人がいます。
白黒のデッサンをしている人もいれば、イーゼルに向かってアクリル画を書いている人…。

何にせよ、全体的にみて、かなり抽象画系。
みんな自分の描きたいモノ・題材を自分で探してきて、適当に?描いています。
近代芸術や抽象画にさっぱり興味のない私にとっては、全然意味不明な世界で、
生徒も先生も一緒になって評価しあう言葉に、ひたすら???と、首をかしげています。

それでも、彼らが駆使する、画材や技法は、
何もかも初めて見る私にとって、かなり面白い!
とっても勉強になります。

しかし、毎週1回2時間の教室では、なかなか作品が仕上がりませぬ。
しかも先生がスローペースな人で、がーっと集中して描いていると、すぐに飛んできて、
「休みなさ〜い。そんなに根をつめて描かないで。対象と絵をいろんな角度から見てみて!
それに、他の人の作品もよく観なさ〜い。とにかく、そんなに一生懸命しないで」と言うのよ。
1学期は3時間に1作品仕上げるペースで描き上げていたから、
私にとっては、全然こんなの苦じゃないんだけど(^^ゞ。

というわけで、作品が少ないです。
家で落書きした分も、upしておきます。

2001年10月から12月分はこちら
2001年4月から6月分はこちら


買いそろえたもの

↑今回の教室は、画材を自分でそろえなければならず、初めて画材専門店へ。
GRAPHIGROは、その道の人たちにとっても有名。
先生から必要なモノを聞き取り、カタカナ読みで書き取ってしまったので、
メモを店員さんに見せてそろえてもらうわけにもいかず、探しまくって四苦八苦。
だけど、本当にいろんな画材があって、見ているだけでも楽しい!

  • キャルトン・ド・デッサン50×65cu以上:50fr

  • 画用紙(パピエINGRES)50×65cuを5枚

  • フェザン・コントレール・セック(木炭)一箱

  • 1ゴム・ミ・ドゥ・パン

  • キャルネ・ド・クロッキー(クロッキー帳):30fr

  • あと買わなかったのが、フィクセ・ド・フェザン、
    2パンス・フィクセ・ド・パピエ(紙止め=洗濯ばさみで代用)

  • 自分用に買い足したのが、8Bの鉛筆と、木炭削り用の砂紙。

    以上、最低限のデッサン用品。

 

ボールで遊ぶChichi

↑教室でスローペースで描いていると、もっと描きたい!意欲がわいて、
思わず目の前にあった写真をクロッキーしてしまったもの。
あとから「背景も、軽く描くべきだった」と気づいたけど、
すでに気力は使い果たしてしまった。

それにしても、Chichi…かわいい♪

 

幸せな鳩

↑教室で、他の生徒がカラフルなパンチュールを描いているのに触発され、
ちょっと落書き(^^ゞ。

準備や後かたづけが大変そうな画材はイヤ!
と、身近にあったクレヨンで描いてみた。
んが、元美大生だった友人によると、
プロのクレヨン使いは、ものすごく手が汚れる&袖が汚れるで、大変らしい。
クレヨンを指や手で、こすりつけるようにして使うんだって。
うぅ〜ん、ダイナミック。

やっぱ、汚れるのイヤ…残された道は、色鉛筆画!?

 

台所用品

この教室に来て、第1日目に描いた作品。
みんな、それぞれ、自分の描きたいモノを持ってきていて?
そんなかにいきなり放り込まれた私は、一体何を描いてよいのやら、ずいぶんとまどった。
しかも、まだ自分のデッサン用具も持っていなかったので、
画用紙は、隣り合わせた生徒が貸してくれたモノ、
画材は、一応持ってきてみた、おもちゃのパステル…しかし使い方がわからない(涙)!

今改めてみてみると、ぢれもこれも、いがんでるなぁ〜(>_<)。

 

銀杏の葉の彫刻

一度は、本物の画学生みたいに、
彫刻のデッサンとか、やってみたいなぁ〜と思っていた。

んが、これ、面白くないね〜!
いわゆる拷問系だよ!
だけど、なんで、彫刻のデッサンをやらされるの、よくわかる。
影の付け方、立体感の出し方の勉強になる。

で、私は、その辺が、非常に苦手なので、イライラ。
矢っ張り、本物の画学生とは、かけ離れている、ワタクシでした。

 

ロカイユ調の柱頭の彫刻

私のあこがれどうり、またまた、彫刻のデッサン(涙)。

今回は、旅の道連れがいて、
一緒に同じ題材を描いていた人がいるのだけど、
その描き方が、面白い!

私なんかは、大きさや形を書き込んで、
全体的に仕上げてから、
おもむろに影を付けていくのね。
だけど、その人は、なんと!
最初に影を描くの!
影だけ!
だもんで、少しでも素材の位置が変わると、
「前と、違う!困る!描けない!」と大騒ぎ。
だって、全然影の形が違ってくるモノね。

だけど、仕上がりは、すっごくよかったので、またまた、びっくり!
2人のを比べてみると、
私のは、かっきり描いてあって、すっごく数学的なのに対し、
彼女のは、なんだか繊細…柔らかいイメージ。

先生は、「その人の生き方が、そういう特色を生み出してる。
あなた、理系でしょ?」と言われてしまった。
そういう先生は、心理学系(笑)!?

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