・・ギリシャ旅行・・
ハフ〜、疲れた〜。旅程は、6月15日から、アテネ2泊、ミコノス2泊、アテネ1泊でした。
ギリシャ旅行記、プライベートバージョンup(注:長文です)
・・食べ物(いきなりこれで悪いけど、これが私の一番の関心事でさぁ〜)・・

ギリシャ料理といえば、ギリシャ風サンドイッチしか頭になかった私。現地の旅行代理店で話を聞いても「なぁ〜んだ、レバノン料理と全く一緒じゃん」というイメージしかわかず。
だけど、ホントは、めちゃくちゃ魚介類の宝庫!
しかも、フランスでは普段ゲテモノ扱いされている、タコ・イカの類が主役気取りで輝いてるの!
毎日食べました、タコ・イカ。なんであんなに柔らかくできるのか…タコだって、ミズダコだよ。イカは、でっかくって身が厚くてフワフワしてたし…これは種類が違うんだろな。
ついでに市場も覗いたら、魚介類、劇安っ!タコ・イカが店先に一等席を陣取ってる!鮮度良!お腹にたっくさん卵を抱えた小さな蟹…買って帰りたかったなぁ。

ちなみに、私のイメージしていたギリシャ風サンドイッチ…ほら、店先で大きな逆三角錐に肉を串刺しにして焼いていて、頼むとそれを切り取って挟んでくれるヤツ…は、本場では羊は使わず、鳥か豚らしい。フランスでは、羊ばっかりだよね。

それと、なんにでも、ふんだんに、オリーブ油とレモンがかけてあることが印象的。
ハーブは、オレガノが好んで使われてたなぁ〜。各地方・国で、好まれるハーブが結構違うのを、今更ながらに発見。

代表的なギリシャ料理;タラマ、ザジキ(キュウリとヨーグルトのサラダ)、なすとトマトとポテトのグラタン、(ミートソースのマカロニグラタン)、トマト・ピーマンのファルシ(詰め物は米が主)、ミートボール、タコサラダ、なす料理各種(コロッケ・サラダ)、魚介類の炭火焼きetc,etc, 

・・子供・・

スーパーマーケットはちょくちょく見かける。オムツや離乳食(フランスで売ってる某ネッスレのギリシャ語バージョンあり)も売ってます。ので、子供に必要なグッズは、現地で購入可。

レストランは、まぁ、ほとんどが観光客相手が多いし、このシーズンテラス席、ということもあり、子供問題なし。ミコノス島では海岸に面しているレストランがあったり、名物料理に子供が食べやすい、柔らかめの料理が多数あって、子供用食事にも困らない。
ちょっとハイになっている観光客はもちろん、地元の人たちも子供に親切。お店に買い物なんかに行くと、「可愛いネ〜」と何かしらいいモノをもらったり、近所の人の所へ連れて行ってまで、見せびらかしてくれることも多し。

ベビーカーは、遺跡巡りには、苦労多し。アクロポリスでは、入り口においておくことを勧められるが、正解。中は、階段、石ゴロゴロ、とてもバギーの入れる道ではない(去年ポンペイでは、これで泣きをみた。甘くみるべからず)!だいたい、チビ子供連れには遺跡はしんどいなぁ〜。だって、子供にしたら、遺跡なんて、ちっとも楽しくもありがたくもない、ただのごっついハードなハイキングだもんなぁ。
ミコノス島の町中も、階段・坂道・狭っ!の連続で、バギーはかなりつらい…まぁ、無理すりゃ乗れないことはないけど。

移動時間が長いので、子供が退屈するのに注意。でも、同じように乗り物内で退屈している子供が他にもいて、船の中では走り回って、飛行機の中では席交換して、遊んでました。すっごく多国籍の子供達が、それぞれお互いの母国語(何故かMimiはフランス語(^_^;))でわめきながら遊んでる姿は、壮観(笑)。一応、退屈しのぎにと、折り紙持参で行ったけど、全く使わず。

海は、遠浅でも、急に深くなっているわけでもナシ。ただ、岩場が多いので、足下に注意。
どーして子供って、水遊び始めたら、何時間させても、飽きないのかな?帰らせるのが、大変ヨ〜。

・・遺跡・・

ミコノス島は、遺跡はありません(すぐ近くのデロス島へ、みんな遺跡を見に行きます)。
アテネの、アクロポリスにあるパルテノン神殿は、あまりにも有名!中にある、博物館には、発掘された彫像が展示されていますが、すばらしいです。3000年前のべっぴんさん像が、ゾロゾロ…衣装や、髪型には目を奪われます。だけど対になっていた彫像の1体が、パリのルーブルに持って行かれてるという話…ここまで、侵略が及んでいたんだネ〜。

遺跡は、岩山の上にあるモノが多いので、バギー抱えてでは、アクロポリスだけで挫折。
あとは、街の外側にある、アポロン神殿を外から見物。

・・海・・

ホントは、アテネにずーっと滞在し、海と遺跡を楽しむつもりだったのだけど…アテネは、海辺の街ではありませんでした、ハイ(^^ゞ。相変わらずの、地理音痴…。

島の海岸は、街中にも2つほどあるのですが、すこぶる小さくて、誰も泳いでいない…だって、バスで行くべき、すばらしい海岸が、あちこちにあるんだもの。
ヌーディスト海岸という別名を持つ海岸に行って来た。
だけど、期待に反して、フルヌードの人はほとんどいず、がっくり!?
だけど、透き通る、エメラルドグリーンの海、粗めのきれいな砂!夢のよう!
他に、ゲイの多い海岸もある…そのせいが、それとおぼしきカップルを、あちこちで多く見かけた。

・・交通・・

不便。バス・トロリーバス(ちんちん電車のバスタイプ)・地下鉄がアテネ市内を走るが、表示が親切でない上、イマイチ観光客の行きたいところへの接続が悪い。
街自体、そんなに広くないので、歩く!
空港からのバスは、24時間出ていて、早くて45分ぐらいでアテネに着く。これは、おすすめ。

ギリシャのタクシーの悪評はとどろき渡っています…ぼったくりが多いとか。
でも、島でタクシーを利用するときなんか特に、もう、向こうの言い値で、乗せてもらうしか、しょうがない。独占商売だし、小さな島で台数の限られたタクシーで、客はなんだかんだ言える立場じゃないんだヨ〜。ほんの5分ほどで150Frぐらい取られます。

・・島・船(ミコノス島)・・

ミコノス島まで、フェリーにて6・7時間。
高速艇もあり、それだと3時間。だけど、それだとかなり揺れる上、風の強い地中海事情のため、欠航もままあるとか。

島はごく小さい。
その街となると、すこぶる小さくて、10分も歩けば、海か街の端っこに行き当たってしまう。
だけど、あこがれていたとうりの、すばらしく綺麗な、蒼と白の町並み。ロマンチックさにうっとり…。毎年夏の初めに、建物の壁を白く塗り直しするんだそうよ。美しさの陰に努力あり…女性と一緒ネ〜(笑)。
街の中は、車は入れないのだけど、坂・狭っ・階段のオンパレードで、バギーは非常にきつい。

小さな島だけに、水不足が深刻らしく、「トイレにはトイレットペーパーを流すな!」なんて書いてあるし、飲み水にも適さない、とのこと。そのせいか、お風呂はシャワーだけだった…。

ホテルは、全体的に狭いところが多いらしい。いわゆる、ファミリールームはまず無く、うちもトリプルルームに、ぎゅうぎゅう状態。
ホテルに行くのに、難渋します。町中だと、船から近いけれど、タクシー進入不可で、石畳続きの道はトランク移動に、難!丘の上だと、船から遠くて、徒歩ではきつすぎ。すっごい坂があります。
ホテルの送迎バス付きが、一番の理想だなぁ〜。

・・土産・買い物・物価・・

アテネには、各国共通の、ショッピング街があり、大概のブランド店は出店している。
ちょっとした飲み物・お菓子は、街角にしばしば見かける、キオスクで購入可。スーパーマーケットもあり。

物価は、フランス比較だからか?よく言われるほど安くないなぁ〜、という実感。
外食は安い、鮮魚も安い。だけど、衣料品・土産品・雑貨なんかはトントンくらい。

ギリシャで目に付いた特産品;革製品(靴・バック)、オリーブ関係(オリーブの漬け物・オリーブ油・オリーブ石鹸)、貴金属、ガラス製品、発掘物のレプリカの壺・皿など、海綿

・・気候・・

太陽がきっついです。6月半ばというのに、最高気温33度とか普通。でも、夜は涼しいし、室内はクーラーあり、昼間も日本の夏を思えば、ずいぶん楽です。
外出時は、日焼け止め、必ず、要!それでも焼けます。ずっと外歩きをするのなら、サングラスと帽子も忘れずに。

・・言葉・・

全く文字が読めないギリシャ語。だって「Ω」や「Σ」なんかが続出、文字自体が違うんだもん。
だけど、そういうメジャーじゃない言語のおかけで、地元の人たちは、英・伊・独など、数カ国語話すのが普通。かなりフランス語が通じます。その分、現地の人のギリシャ語をゆっくり聞く機会がなかったくらい…。だけど、基本的な挨拶は、やっぱ、現地語でしてみたいなぁ〜、せっかくギリシャに来たんだもんネ〜。

・・旅の手配・・

現地の日本人経営旅行代理店「マリソル」へ、ギリシャでのホテル・船を手配してもらいました。
某地球の歩き方やネット上でも「親切」と、有名なエージェントです。噂どうり、ボランティア的な仕事ぶりで、びっくりな親切ぶりです。ここに任しとけば、安心。
ですが、ヨーロッパで人気の避暑地なので、早めの予約要。うちは3ヶ月前には、予約を入れました。
ちなみに、アテネまでの飛行機は、たまっていたマイレッジで3人分出ました(^。^)。

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