パスタ

 

フランスでのお勧めパスタ
 うちで好んで食べるパスタ3種です。

 メーカーは、くっつきにくいという点で、「Barilla」をお勧めします。ソースを絡ませて食卓に出すまでに、すでにくっついて固まってるパスタって、イヤじゃない?ここのは、そういうことがないです。そして、味もよろしい!

 種類としては、色々ありますが、大人用として「スパゲッティ」と「タリアッテレ(きしめんタイプ)」、幼児と共用で「フジッリ(中央ねじれたタイプ)」、離乳食用・スープ用に「小さいマカロニ」が使いやすく食べやすいです。「小さいマカロニ」はもう少々くっつこうがかまわないっ!ので、スーパーのセービング商品愛用。だって、どーせくたくたに煮込んだり、スープの中ですから(笑)。

 生パスタは、ゆで時間短く、薫り高くおいしいのだけど、買いおき・保存が利かなくてあんまり使いません。専らお客様用です。中に具が入ったラビオリも苦手・・・私がゆでると、なぜか中身がパンクして出てきてしまう(涙)。何で?

 日本米よりもメジャーなので、パスタ嫌いの夫が不在のときは、専らパスタメニュー。子供たちも離乳食はパスタで育ちました。で、そのつもりで日本に行くと、パスタの高いこと!特にショートパスタは最大200g単位でしか売っていないし、まいった。ところ変われば、品変わる・・・ですね。

 

イカのワタのパスタ
材料(1人分) 作り方
  • イカの下半身とワタ1ぱい分
  • ニンニクひとかけ
  • アンチョビー大さじ1
  • パスタの煮汁大さじ1
  • 白ワイン大さじ2
  • オリーブオイル大さじ2
  • 鷹の爪1つ
  • 塩大さじ1
  • こしょう少々、パセリ適量
  • スパゲッティー100g
  1. 塩大さじ1を入れたたっぷりの湯でパスタを茹でながら、ソースの下ごしらえ。
  2. みじんに切ったアンチョビーとニンニクを、鷹の爪ともにオリーブオイルでゆっくり炒める。
  3. イカは適当にざくっと切り、2に加えて強火で、ワタをつぶしながら炒める。
  4. イカの色が変わったら軽くこしょうし、白ワインを注ぎアルコール分を飛ばす。
  5. パスタが茹だったら、茹で汁をソースに加えパセリも入れてひと混ぜし、パスタにソースを絡ませる。
  6. 食べる!
一口メモ
  • 刺身の後、残ったいかのワタ・げそ・エンペラなんかを使うのに最適な、残り物料理です。内臓の雑味が残りますが、それもまたおいしい大人味です。
  • トマトソース味にしたり、刻んだオリーブをちょいと入れてもおいしいです!

 

オイルサーディンの酸っぱいパスタ
材料(2人分) 作り方
  • オリーブ油大さじ2
  • パセリ大さじ5
  • アンチョビー大さじ1
  • お酢大さじ2
    (赤ワインビネグルでも可)
  • バルサミコ酢小さじ1
  • パスタ茹で汁大さじ1
  • にんにくひとかけ
  • オイルサーディン3・4匹
    (50g程度)
  • レモン1/2個
  • パスタ・フジッリ200g
  1. 塩大さじ1を入れたお湯をたっぷり沸かし、パスタを茹でつつソースの用意。
  2. みじん切りにしたにんにくオリーブ油でじっくりと炒め香りを出す。
  3. みじん切りにしたアンチョビーを加え、溶かすようにじっくり炒める。
  4. オイルサーディンを油ごといれ、つぶしながら炒める。
  5. パセリを加えざっと混ぜたら、お酢・レモン汁1/3個分を絞ってひと煮立ちさせ、さらにバルサミコ酢・茹で汁を注ぎ沸騰したら火をとめる。
  6. 茹で上がったパスタとソースを絡ませ、残りのレモンを添えて、絞りながら召し上がれ!
一口メモ
  • アンチョビーはゆっくりと炒めないと生臭みが残ります。
  • 5からは超大忙しの作業です。お酢が飛びすぎると、味が変わります。
  • パセリ・レモンとビタミンCたっぷりのさっぱり味です。
  • ショートパスタも良いけれど、スパゲッティも大人な雰囲気です。

 

 

カルボナーラ
材料(2人分) 作り方
  • にんにくひとかけ
  • オリーブ油適量
  • ベーコン50g
  • 白ワイン大さじ3
  • パルメザンチーズ
    大さじ4
  • 卵黄2
  • 生クリーム大さじ5
  • こしょう多目適量
  • パセリ適量
  • パスタ・タリアッテレ
    200g
  1. お湯を沸かし、パスタを茹でつつソースを作る。
  2. みじん切りにしたにんにくをオリーブ油で香りを出すようにゆっくり炒める。
  3. 千切りにしたベーコンを加え、カリカリになるまで炒める。
  4. 白ワインを入れアルコールを飛ばしたら生クリームも注ぎ入れ、ごく弱火でとろみがつくまで煮詰めていく。
  5. 別のボールにパルメザンチーズをおろし、半分料を別皿に取り分けておく。
  6. 4のボールに卵黄・多目のこしょうを入れてよく混ぜ合わせる。
  7. 茹でて。よく湯を切ったパスタを4に入れ、その上から6のソースを注ぎ、とにかく卵が固まらないように手早くソースを絡める。
  8. 皿に盛り、取り分けておいたチーズとパセリのみじん切りを散らして召し上がれ!
一口メモ
  • 友人がそのイタリア人の友人から教えてもらった、という本場の家庭のやり方です。友達の友達はみな友達だーーー!おいしいものをありがとう!
  • チーズはパルミジャーノ・レッジャーノの塊をその場でおろすのが、1番のお勧め。
  • 生クリームは煮立たせると、分離しますので注意!
  • 大概湯を沸かすと同時に作業を開始すると、ソースの出来上がりもパスタの茹で上がりもちょうど良いころあいになりますが、ご家庭で時間調節を。
  • パスタはタリアッテレというきしめん状のものが最適ですが、スパゲッティでもいけますし、子供用にはショートパスタを使ってもいい具合です。

 

 

基本のトマトソース
材料 作り方
  • トマト缶1缶(400gぐらい)
  • トマト5個
  • たまねぎ1個
  • にんにくひとかけ
  • 白ワイン100cc
  • プロバンスハーブ大さじ1
    (バジル・タイムなど
        単品のハーブでも可)
  • しお・こしょう・砂糖各少々
  • オリーブオイル適量
  1. みじん切りにしたたまねぎとにんにくをフライパンに入れオリーブ油をたっぷりとかけ回し、火にかける。
  2. 焦げないようにきつね色にじっくり炒めたら、皮を剥いて適当に切ったトマトも加えて炒める。
  3. トマトの端っこが溶ける感じにいたまったら白ワインを入れアルコールを飛ばす。トマト缶・ハーブ・調味料を入れる。
  4. 全体量の1/2程度に煮つめ、粗熱を取ったら、保管してください。
一口メモ
  • アレンジメニューとして、各種のパスタソース・ミネストローネスープ・ブイヤベース・ガスパチョ・ピラフetcとにかく万能です。トマト缶をそのまま料理に入れるより、まろやかなうまみが出ます。
  • トマト缶のみだと濃い仕上がりに、生トマトだけだとさわやかな軽い仕上がりに。どちらでもお好みで試してください。季節によってトマトの味も変わります。
  • ねかすと味がなじんでおいしくなるので、翌日以降のお召し上がりをお勧めします。

 

ポモロード
材料 作り方(1人分)
  • 基本のトマトソース
           大さじ4
  • にんにくひとかけ
  • オリーブ油・パセリ適量
  • パスタ適量
  1. みじん切りにしたにんにくを鍋に入れオリーブ油をたっぷりかけ回した後火にかけ、十分香りがでたらトマトソースを入れ、パスタの茹で汁でのばしながら温める。
  2. 火から下ろして茹でたパスタを加えソースをからませる。
一口メモ
  • パルメザンチーズを思いっきりかけてもおいしいですよ。

 

プッタネスカ
材料 作り方(1人分)
  • 基本のトマトソース
            100cc
  • 赤唐辛子1本
  • アンチョビ2本
  • ケイパー小匙1
  • オリーブ約7個
  • 白ワイン50cc
  • 塩・こしょう・パセリ適量
  1. みじん切りのにんにくと赤唐辛子をオリーブ油で炒める。
  2. みじん切りのアンチョビー・ケイパー・粗みじん切りのオリーブを加えざっと炒めたら、白ワインを加えてアルコールを飛ばす。
  3. トマトソースも入れ、パスタの茹で汁大さじ4でのばしながら温め、味をみたら、パスタをあえる。
 

 

ナスと鯖のパスタ
材料 作り方(4人分)
  • 鯖半身1枚
  • 米ナス1個
  • 長ねぎ(白い部分)1/2本
  • 基本のトマトソース200cc
  • 白ワイン200cc
  • オリーブ油・塩・こしょう
    プロバンスハーブ・
    パセリ各適量
  1. 3枚におろして中骨を取った鯖を1cm大くらいにころころと切った後、ざくっと粗微塵にする。
  2. 鯖と同じくらいの大きさに切ったナスを、オリーブオイルをひいた鍋にかけ炒める。
  3. 別鍋にオリーブ油をたっぷりめに入れみじん切りの長ねぎを炒め、さらにハーブも炒める。
  4. 鯖を加え、炒める。鍋を動かすようにして炒めると、身が崩れない。
  5. 白ワインを入れアルコールを飛ばしたら、トマトソースを加え10分煮こむ。
  6. ナスを入れて温まったら出来あがりに、パセリを散らして、召し上がれ。
一口メモ
  • ソース類は1度冷ましてから温めなおすと味が落ち着いておいしくなる。温めるときも、ぐらぐら煮立たせない要注意。

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