日本での育児環境の劣悪さがかしましくいわれる昨今。
それで、海外で育児を!インターナショナルな育児を!と言われたりしますが、どーなんでしょうね?
良し悪しは別として、
ここではわたくしじゅぬびえーぶが、おおっ!っと思ったフランスの育児風景を独断と偏見でご紹介いたします。
**目次**
仏語教育 フランス式誕生会 おやつ 子供同士のお付き合い ベビーシッター 金髪
養子 TVアニメ 動物の鳴き声・幼児語 公園デビュー ベビーカー
フランスの童謡
外国にいると、それだけで、その国の言葉が苦無く習得できるように思われますが、全然そんな楽勝なモンではありません。 語学教育に関しては、人によって、様々な持論があり、聞いてみると、なるほど〜と納得することばかりです。 例えば、我が家。 この方針をとるに当たって、 そうやって、ふらふらしながらも、
ビデオ〜♪ 「75 Chansons, お薦めの本屋「FNAC」:フランスの大型CD&本&パソコン&ソフト&ビデオ&チケットetcショップ。 |
フランスの子供向け、月刊誌
フランスの子供が必ず持っている本
こんな本もあるのだ!
言葉カルタ |
Mimiのクラスは、先生・生徒ともに持ち上がりの2年目。 ということもあり、気心も知れ渡った今年度から、誕生会に呼ばれる事が多くなった。 Mimiの話と、送迎時の様子を伺ったところを分析して、フランスでの誕生会風景を、書き出してみよう。
ざっとこんな感じ。 あと、日本と違うのが、来てくれたお友達に、小さなプレゼントのお返しをするところ。 悩みの種は、お呼ばれした時の、プレゼント選び。 それと、誕生会に呼んだり呼ばれたりは、同性に限らないというのが、なんだか素敵。 |
とにかく、じっとすることなく、ひたすら動き回る子供たちには、おやつは不可欠。 なんと!フランスにも、10時と15時のおやつという観念があるんですよね〜。 午前中に一度はおやつを取り、午後は16:30の下校時に、みんなおやつを食べながら、歩いています。 おやつの内容は、ス−パーで買ってきたビスケットやジュース。あちこちにあるパンや・お菓子屋で買い食い、というのもあり。 フランス人は大体、歩き食いが好きだよね。大人でも、昼ごはんのサンドゥイッチはもちろん、クレープからケーキ・とうもろこしまで、歩きつつぱくついている姿を良く見かける。 これでも、一応、歩き食いは、タブーなんだって!?
チョコしか選択肢のないおやつでも、やっぱり子供の健康には気を配るらしく、「ミルクたっぷり」「シリアル入り」をうたった商品が多いことに気がつく。 意外と、牛乳を飲ませることにこだわらない。 |
1980年前後あたりに、小学校時代をすごした、私なんかの子供の頃。
大体、防犯・安全の観点から、中学校未満の子供だけで、留守番したり、遊びに出掛けたり、認められないお国柄。
日本だと、小さな頃から、公園で、適当に子供同士集まって遊んだりすることが多いけれど、母親同士が群れないフランスの公園事情では、小さな子供同士もあまり群れない(公園デビューの項参照)。
それに、3歳未満の子供には、親がそのすぐ後を付いて回っている。そして、遊具で遊ぶときは、しょっちゅう手出しして、子供が危なくないように、助けている。
こう考えると、12歳未満の子供の安全・人間関係については、親が責任を負う、と言う考え方がフランスでははっきりしているような気がする。だからこそ、子供を中途半端に扱わず、子供は子供として身分をはっきりさせ、きびしいしつけがなされるのだろう。 |
子供・大人の世界が完全に区別されるフランス文化の中で、大人の娯楽の場へ子供を連れ出すことはまずない。
コンサート・オペラ・演劇・映画・あるレベル以上のレストラン・はたまたちょっとしゃれたブティックも、しかりしかりしかり!
日本よりも「まぁ、まぁ、子供のご愛嬌だから」と許される範囲が非常に狭く感じる。
だからこそ、大人は大人の面子・矜持を保つことができるのだろうし
子供は、早く成長して大人になりたい、と思うのだろう。
さて、子供がいる家庭の場合、大人だけで出かけるときにはどうするか。
近所の人と、持ちつ持たれつ、お互いさまで預けられれば理想的だが、
そうでない場合、ベビーシッターを雇うことになる。本来認められないことだが、不定期であれば、普通は契約書・労働許可書なしのアルバイトを雇う。
日本人シッターなら日系のお店に張り出してあるアノンスや、日系ミニコミ誌のアノンス、一番安心なのは口コミ。
地元シッターならパン屋・薬局等に張ってあるアノンス、ご近所さんの紹介などで探すことになる。
多くが学生で、おこずかい稼ぎ、時間の有効利用、目的である。フランス人シッターの場合、相場は30Fr〜45Fr/時間/一人といったところ。
日本人シッターの場合50Fr/時間/一人以上が普通!
日系シッターを好むのは、日本語カスタマーサービス付に魅力をかんじるからであり、
その分多少お高くなってます、という解釈もあるのでしょうけど・・・ねぇ。日系のアノンスで探すと「元保母で、結婚(渡仏)してやめちゃってベビーシッターしてるんです」という人にあたることがままある。
そういう専門職の人にみてもらうと、やっぱり違う。
一生懸命遊んでくれた形跡が認められるし、食事も上手に食べさせてくれ
「今日はこんな様子でしたよ」と口頭で説明だけでなく、記録として書き置いてくれることも多い!
子供を育てる、といった観点からシッターしてくれる。
そういう方へは、やっぱり技術料として、専門職への尊敬を表して
時間50Fr、2人で時間70Fr、またはそれ以上払うのも、よしとしよう。しかし、挨拶もろくに出来ないような学生に、ぬけぬけとそんな値段を示された日にゃぁ、ちょいと怒りそうになるよぉ。
いやぁ、まぁ、彼ら自身が、自分にはそれだけの価値があると思って値段をつけていらっしゃるのでしょうから、
私に係わり合いがなければ、それもよしとしておこう。
厳しすぎるかしら?料金設定については、[時間いくら×依頼時間]で単純計算するのが主流。
他には、1時間ごとに設定料金が安くなっていき、長時間頼めば頼むほどお得になったり、
基本料金+一人増えるごとに10Frで、グループ可、人数多ければ多いほど頭割りで安くついたり、
シッターさんによって、個性的な料金システムを導入していることがある。それ以外に、往復の電車代、終電後のタクシー代、
食事時間をはさむときにはシッターさんの分も用意しておく、など
プラスアルファが必要となることもある。
これも、シッターさんによる。頼む側の心構えとしては
オムツ・食事・おやつ・着替え・おもちゃなどの物品の準備、
簡単な1日のスケジュール(昼寝の時間・ご飯の時間など)を書いておいたり、
食事の仕方や、ぐずったときの特効薬なんかの説明が必要となる。
しかし、慣れない人の世話では、子供も普段どうりにいかないのが普通なのだから、
あまり神経質になりすぎずに、ある程度お任せする、というのも大切だ。
シッターさんへも、飲み物、帰りのタクシーの手配など、配慮しておく。実は、私も若かりし頃、何度かシッターをしたことがある。
経験上、一番恐れるのは、事故。
でも、よっぽど特殊な事故でなければ、普段から、頭打ったり、こけたり、舌かんだりは、親にだって防ぎようがない。
親も心配だけど、シッターさんも一番気にしてみていてくれる点だと思う。
とりあえず、流血の惨事になったときには、どこの医者に行くとか、救急車を呼んでもらうとか
最低その程度の対応ができるくらいの語学力と、状況認識力があればよしとして、
あんまり心配しすぎずに、ベビーシッターを試してみるといい。シッター頼んで夜遊びなんて!という非難も日本から聞こえてきそうだけど、
海外生活という特殊事情の折、上手に息抜きしなきゃぁ健康さえも害しかねない!
信頼できるシッターさんを見つけられるかどうかは、あなたの選択眼しだい!
あまり難しく考えず、マンズ、何事も経験。
お試しあれ。
我が家から徒歩3分のところに、大きな砂場のあるたくさん子供の集まる公園がある。
日ごろ子供を眺めていて思うのだが、金髪・碧眼が多い!
仏人全体のイメージとしては、金髪・碧眼(ベレー帽にフランスパンですかね(笑))だが、
実際大人にはそういうタイプはそう多くない。
イタリアやらどこやら周辺国の血もずいぶん混じっていて
髪の色は、濃淡の差がかなりバリエーションがあるがいわゆる茶髪、
瞳の色は、グレー・茶色あたりが多い。子供の金髪・碧眼も、多分、子供→大人に成長するいずれかの時点でだんだん色素が濃くなるのだろう。
(日本人だって、大人になるにしたがって、髪の質・色なんかが微妙に変わるものね。)
でも、一体どのあたりまでに変わっちゃうもんやろう…小学生はまだ金髪・碧眼多し、だぞ!と思っていたらば、友人からの貴重な証言が寄せられた!
彼女のフランス人の夫のお母様は、今では栗毛色の髪だが、昔は金髪だった!とのこと。
なぜなら、当時20才台の50年前に、ばっさり切ったミツアミの束をこないだ見つけたら、金髪だったんだって!
へぇー20歳過ぎてもそんなに色変わり(笑)するんだ!とびっくり。
当然その変化は徐々になので
「あれっ?君、結婚当初は金髪じゃなかったっけ?」てな話になる。目の色も年を経るにしたがって濃くなるとのこと。
それ以外にも、季節によって変わるらしい。
夏はホントのグレー、冬は濃い〜深緑がかったグレー…になるんだって!
いつも見つめあっている奥様の言うことだから、まず間違いはないだろう・・・
「ほらっ、見て御覧なさいよ!」と言われても、よその旦那様の瞳をじーーーっと見つめるなんて
大和ナデシコのワタクシには、恥ずかしくって…ポッ…日本人の瞳の色って、我々自身単に「黒」と思い込んで疑わないけど、
こちらの人に言わせると「茶色」と判定される。
だって、アフリカ系の人たちのを本当の「黒」というのだもの。
黒の深みが全然違う!多民族国家に身をおいて周りを見回すと、色々な疑問がわいてくる。
6年もここに居るにしては、金髪・碧眼タイプに弱い私・・・
あっ、普通に言われる「弱い=すぐ参っちゃう、ラブラブ」という意味ではない。
単に金髪・碧眼だと誰の見分けもつかなくなるという意味で。
東洋人は皆一緒に見えるとこちらの人はいうけど、その気持ち、分かるよー。
私も、金髪・碧眼だと皆一緒に見えちゃう。
大人は少数派だからいいけど…しかも、男の子って、皆おんなじ髪型に見えるし…どーしたら見分けられるのかしら。
また例によって子供たちを眺めながら思うこと。
養子ーしかも一目見て「親子全然人種違うでぇ。」っつータイプが結構目に付く。
この分だと傍から見ても実の親子と思われる「白人〜白人」間の養子・里親の数というのは、実は多いのでは?と思ったりもする。しかし、昔何かで読んだ覚えがあるが
里親希望者のほうが圧倒的に多く子供のほうが少ない上、そのうち白人の子となるとかなりチャンスが限られてくるという。
そして、里親を希望する場合、子供の性別・人種・外見etcは注文不可とのこと。日本人だったら、顔かたちが違うどころか、人種もなにも違うことが分かっていて養子を取るかなぁ…と考えてしまう。
決してこちらの不妊治療が遅れているわけではない。
むしろ、保険は利くし、日本よりオープンに体外受精をやっていて、その結果の双子ちゃん!も多い。
子供が欲しい…という気持ちは同じでも、実子にこだわらない・子育てがしたいという気持ちを最終的に選ぶんだろう。
(もちろん、産めればなおよしだから、不妊治療をしっかりやるんだけれども。)
日本だと、実子が望めないなら、夫婦2人の生活をエンジョイしよう…となるのだけど。
この辺の違いは、宗教観や、多民族国家の精神性なんかも大いに関与しているはずだ。世界の生殖医療がどんどんちぢこまった型にはまり込んでいく様を目にしながら
またここにひとつの、家族の形があると感じる今日この頃。
2人も実子がありながら、な〜にをほざいとるんじゃ!と非難を浴びそうだけど
ベトナム人の可愛い姉弟を養子にして、楽しそうにしている一家を見ていると
色々考えちゃうワタクシでした。
日本アニメもすっかり世界中に定着した今日この頃。
先日、ポケモンの映画を子供とみに行った友人のだんな(ドイツ人一家)が
「アレは、子供に見せるようなアニメではない!なんて暴力的なんだ!」
と、ショックを受けていた。
私もショックを受けた…ポ。。。ポケモンですよ!?かように、多様な価値観をもつ欧米で、久々にヒットを飛ばしているのが
Teletubbies(テレチユビーズ)だ!
元はイギリスの幼児番組だが、ヒットが日本にも及んでいるらしく、そのうわさは耳にしていたが
フランスでも、4chで朝7頃から30分間ほど放映していることを発見。ホントなんてコトの無い番組。
宇宙人のような着ぐるみを着たキャラクター4人の日常生活を写したような、ただそれだけの番組。
別に、歌やダンス・言葉を教えてくれるでもなく、映像が美術的にすんばらしい!というものでもない。
なのに、子供たちは釘づけ。まぁ、いわば、分かりやすいんだろうなぁ。
キャラクター・色使いといった視覚的な部分もシンプルなら
話の内容・音楽・キャラの性格・台詞なんかも非常にシンプル。
言葉が分からなくても、見ているだけで分かるし、なぜだかほのぼのと笑える。こんなでも、いちゃもんつける人はつけるのだ!
いわく「年長の男役が、女物のハンドバッグを持つなんて、役割意識が無さ過ぎる」
いわく「毎日、ナニをするでもなく、丘の上でゴロゴロするか、お腹についたテレビを見るかなんて、非生産的で教育に悪い!」
…すでに、そんな価値観でこの番組を見ることが間違ってるんじゃないの?これまでフランスで子供向け番組といえば
なんだかリアルなアニメなくせに、後ろの手をぱっと前に出したらばか大きなケーキが出現!というような(って分かります?)
しょーもない・話にふくらみのない、子供を馬鹿にしたようなアニメばっかりだったので
テレチユビーズは、その存在だけでも異質。
子供たちが注目するのも無理はない。でも、日本の「お母さんと一緒」のように
出演者が妙な着ぐるみを着て子供たちのためにあそこまで身をおとす(笑)番組は、こちらでははやらないかも…。
今まであれを見たフランス人は、一様に絶句し「・・・大人がこんなことするなんておかしい・・・」のひとこと。
テレチユビーズレベルの着ぐるみが、やるほうも見るほうも許容限度なのかも(笑)。
日本語は、もともと擬音語・擬態語が多い関係か?幼児語も多いし、
それを子供に教えるのにも抵抗は無いようだ。しかしこちらはもともと幼児語が少ないせいもあり、
フランス語をきちんと冠詞もつけて、小さな子供に教えている姿をよく見かける。動物の名前も日本では「ワンワンよ」で済ますが
フランスだと「Le Chien」その後に「ワフッワフッ!」と鳴き声がつく。よく各国によって動物の鳴き声表現が違うといわれるが、これが結構曲者。
フランスの鳴き声表現は気合を入れて、本物っぽくするんだもん。
猫は「ミャウミャウ」
鴨は「クヮンクヮン」
山羊は「ベェェェェェ…」
羊は「メェェェェェ…」
ってな具合…音声を聞かせられないのが悔しいわ。
中でも山羊と羊は絵本やらでも出現率が高い上、鳴き声の表現が微妙で
結構のどと腹筋を使うのだ!うし・あひる・かえる・にわとりはどう表現するのだろう…。
なんだか気になってきた(笑)。
もうちょっと調べてこよう!
日本での育児の面倒さが言われるときによく出てくるこの言葉。
でも、これはマスコミの造語だって、業界関係者が言っている!なんてこった!
何か現象を語るとき、ショッキングな枕詞をつけたほうが話題になりやすいから、とのこと。
皆さん、惑わされないように!個人主義のこの国の人々は、普段から群れることは少ない。
それは公園でも一緒。
ごく親しい人がいれば自然と集まるが
それさえもまれなこと。砂場の周り・公園内のあちこちにベンチが配置してあるので
まず親が自分の座る場所を確保し
その近くに子供のおもちゃを広げて遊ばせるというのが大勢。3歳位までの小さな子だと
滑り台・シーソーなどの遊具では親が付きっ切りでみているが
それ以上の年齢の子や砂遊びだと
親はボーっと眺めていたり、読書・日光浴・スケッチ…と
親自身の楽しみの時間として楽しんでいる。そんなめいめいのスタイルでいられるので
言葉の分からん異国人が混じっていてもまったく浮くことはないし、とっても気楽。
実際耳をすましていると
スペイン語・ドイツ語・イタリア語・アラビア語・英語(意外と少ないなぁ)etc…
のやり取りがしょっちゅう聞かれる。友人を作りたいなら、自分から話し掛けていけば
元来めちゃくちゃな話好きの人種だし、すぐに話が弾むだろう。注意すべきことはおもちゃの盗難。
見知らぬ子供が「貸してー」と来たら
「使ってもいいわよ。でも、ここで座って遊んでね。」
と、あちこちに持って行かないようにみんなで声を掛け合っている。
ボールなんていくら名前を書いてもすぐ盗られる!
注意してたのに、先日ついに5個目をやられた!!砂のかけあい・物の奪い合い・どつきあいは
自分の子が被害にあってなくても、目撃したらすぐに厳重注意!
悪いことは悪い!といえる雰囲気が気持ちいい。公園には、庭師や管理人がいて、犬猫立ち入り禁止だし
いつも清潔に手入れされている。
仏式のベビーカーはごつい!!
我々の生まれた頃、すなわち30年位前の日本のうばぐるまー!ってタイプ。特徴は
車輪がでかいこと
どれもこれも骨組みが金属製でがっしり。
そのためにめちゃくちゃ重いし
やっぱり全体的にごつい!!こんなもんいややわ…と里帰りした時に
全重2.5kgという日本製のB型ベビーカーを買って
意気揚揚とフランスへ引き上げた!が
何でフランスのうばぐるまー!があんなにごついのかよくわかりました・・・
アレはフランスの道路状況・仏人の経済観念をかんがみるに
必要すべからくあのような仕組みになっているのであった。まず気になったのが、日本製ベビーカーのタイヤの大きさに由来するクッションのなさ。
フランスの道路の劣悪さといったら!
どんな歩道も傾いているのが普通だし、
マンホールや工事後の継ぎ目のぼこぼこから
由緒ある石畳まで
日本製のお上品なタイヤにはきつい!
衝撃がモロに伝わり、子供がベビーカーの中で飛びはねる位!
車道・歩道の昇降にはいちいち引っかかるし
粗めの網のマンホールにはタイヤがはまってしまう(涙)。
まっすぐ進むこともできない!そういうがたがた道を鞭打って走らせていると
プラスティック製の甘さで、あっという間にあちこちがたがくる。
つい力が入る持ち手部分は微妙にゆがむ。
タイヤとブレーキのあたりも無理な力がかかるので
カタカタ・キリキリ鳴る始末。ブレーキも甘い!
メトロ・バスの乱暴な運転に耐えられず
あっちへコロコロ・こっちへコロコロ…
まぁ、日本ではベビーカーは電車バスには乗せないモノとして設計されてるとか。こんなもん、一人目だけでオシャカ。
身内だけでなく、友人・知人間をまわし合って
ながーいこと物を使う仏人には、こんなちゃっちいの、はやらんやろ。と、とにかく納得。
そして、ダサくて重くてあんなもん!と思っていた
一番シンプルなタイプのB型ベビーカーを買う。
175Frなので、3500円ぐらい?これがとーっても快適!
でかい車輪・がっちりしたつくりのタマモノの安定した走り!
心配したけど、ぎりぎりメトロの改札も通れるし!
何よりもシンプルでよろしい。フランスの物はたいがい無粋で気が利かないうえ高い!と馬鹿にしていたけれど
今回ばかりは反省。仏製ベビーカー万歳!
…と思っていたら、最近日本と同じような
片手で畳めて軽いプラスティック製の小さいB型ベビーカーが出回り始めた。
でも、さすがにタイヤは大きくしてある!
やっぱり…ね。
とにかく楽しいのでいっしょに歌ってみてください。 (フランス語標記は各種アクセント記号がついていません。ご了承ください。)
FRERE JACQUES Frere Jacques, 日本では「静かな鐘の音、街の空に、夢のように高く響く、ディンドンダーン…」という歌詞で歌われています。
という感じです。
LES PETITES MARIONETTES T Ansi font,font,font, U Les poings au cote, フランスでもっともポピュラーな童謡のうちのひとつです。
BATEAU SUR L'EAU Bateu sur l'eau, フランスでもっともポピュラーな子守唄のうちのひとつです。
LE PONT D'AVIGNION T U このHPのトップで流れるMIDIの曲です。
SAVEZ-VOUS PLANTER LES CHOUS T U V 直訳すれば「キャベツの植え方を知りたい?」ってのになりますが
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