フランスの育児風景

日本での育児環境の劣悪さがかしましくいわれる昨今。
それで、海外で育児を!インターナショナルな育児を!と言われたりしますが、どーなんでしょうね?

良し悪しは別として、
ここではわたくしじゅぬびえーぶが、おおっ!っと思ったフランスの育児風景を独断と偏見でご紹介いたします。

**目次**
仏語教育 フランス式誕生会 おやつ 子供同士のお付き合い ベビーシッター 金髪 
養子 TVアニメ 動物の鳴き声・幼児語 公園デビュー ベビーカー  フランスの童謡

フランス語教育

外国にいると、それだけで、その国の言葉が苦無く習得できるように思われますが、全然そんな楽勝なモンではありません。
子供と言えど、あの小さな胸の中で、色んな葛藤を乗り越え、苦労しつつ語学を習得していく様は、親もしっかりせなば!と、励まされること、しきりです。

語学教育に関しては、人によって、様々な持論があり、聞いてみると、なるほど〜と納得することばかりです。
で、私の意見としては…うぅ〜ん、一概に「このやり方が、絶対!」と言えないなぁ、です。
その子の素質・性格から、学校での人間関係、在仏期間、今後の転校先の予定、年齢、果ては親の語学力まで、様々な要素が、その子によって全く違うからです。

例えば、我が家。
よく、
「子供をしっかりしたバイリンガルに育てたいなら、親は『自国語主義』『一人1カ国語主義』を固持すべし!」
という意見を聞きますが、うちは、その辺、テキト〜です。
フランス人に聞いても、小児科のDrなどは
「親は自国語だけをしゃべりなさい」
と言い、
学校の先生方は
「『座りなさい』とか『コップを取って頂戴』とか、簡単なフレーズを、家庭でもフランス語で話すように」
と言います。
数年間のフランス生活、しっかりしたバイリンガルにならなくっても良い、その場しのぎでも、仏語を解して友達と楽しく過ごせるように、とにかく仏語に対する、意識上の垣根を取り払ってやりたかったワタクシ。
結局、教育関係者の方針を、採用しました。
もちろん、Mimiの性格的な面から考えても、その方がよいと思ったのです。

この方針をとるに当たって、
「私は発音も悪いし、文法だって間違えるし…妙な癖を付けるよりは、子供自身の仏人社会から学ぶ力を、当てにした方がいいんじゃないか?」
と、相談してみたりしましたが、先生方の答えは、
「大丈夫。そんな癖は、それこそ、友達の言い方から学んだり、国語として勉強していく上で、直せる。
それ以前に、仏語になじむという面で、効果がある。
何気なく、普段から、仏語を口に出す。
コレが大事。」
ですって。
何だか、そう言われると、納得するものがあるよね。
その反面、友人の意見の、
「なまじっかの語学力では、自国語で話さないと、
言葉で伝えようとする、感情がこもらない。
そんな言葉で、子供に話しかけたり、
絵本を読んで聞かせても、効果がないに決まってる」
というのにも、なるほどなぁ〜と感じ入ったり。

そうやって、ふらふらしながらも、
目についたフランス語の本やビデオを、
子供に与えてきました。
なかなかお勧めのもの、本当に3才程度の子供が、フランス語にはじめて触れるのに良さそうなものばかりなので、紹介します。

ビデオ〜♪
コレは、言わずと知れた「となりのトトロ」。
フランスでは、宮崎アニメはかなり有名。
でも、「日本アニメ」という、色眼鏡で扱っているわけではなく、純粋に「子供に与えたくなるような、良い作品だから」という、嬉しいイメージがある様子。
フランス語版トトロは、日本語版のイメージが大切にされていて、声優さんも、ぴったり。
言い回しや発音の勉強になるし、子供も、仏語で「トトロごっこ」をはじめたりして…なかなかの、効果あり!?
宮崎アニメ以外にも、「ハイジ」「ポケモン」といったアニメのビデオも出回っています。
対訳日本語版はないかも知れないが、「バーバパパ」「テレトビーズ」なんかは、言葉使いが簡潔で、はじめての仏語ビデオとして、お勧めです。

「75 Chansons,
Comptines et Jeux de doigts」
コレはとってもお勧めのCD。
Mimiの幼稚園で使っていたので、
家でも聞かせよう・一緒に歌おう、と購入したら、
何と、歌詞カード付き!
フランスでかなり有名な古典的な童謡はもとより、
ゆびあそびや、言葉遊びも一緒に収録されていて、
この一枚で、かなりのフランス童謡通になれること、
請け合い!?
フランスのCDは、普通歌詞カードがついていない。
けれど、童謡は、分厚い楽譜とセットになったCDが、
デパートやおもちゃ屋にある。

お薦めの本屋「FNAC:フランスの大型CD&本&パソコン&ソフト&ビデオ&チケットetcショップ。
パリにも多数店舗があり、各店によって、何を専門にしているか、違うので、確認を!
私がよく行くのは、レ・アールか、サン・ラザールのショップ。CD&本が豊富。
シャンゼリゼは、本は扱っていないので、要注意。だけど、CDが試して聞けるので、CD買うならお勧め。

フランスの子供向け、月刊誌
「abrikot」は3才から5歳児向け、
「Popi」は更に小さい子向け。
まだ何種類か、年齢によって別れていたり、
全く違う雑誌もある。
日本で言えば「めばえ」とかあたりの感じかな。
内容は、創作物語から、
フランスで有名なキャラクターの物語が主体。
あとは、塗り絵や、間違い探し、絵合わせ、
迷路などの遊び系。
嬉しいことに「この年齢の子を持つ、
親御さんへのアドバイス」のコーナーもあって、
親のほうも勉強になる!?
付録も、時々、ついてます。
もちろん、年間契約も、可。

フランスの子供が必ず持っている本
フランスには、イラストを指さして「コレなぁに?」と、
親が子供に言葉を教えるための本が、多数あります。
特に、この画像のシリーズは有名!
他にも、「体の秘密」「世界の歴史」「フランスを知る」と言った、数十種類のシリーズ本がある。
みんな必ず、何か1冊は、この本を持ってます。
私にとって、何故この本が良かったか、というと、
イラストにフランス単語が、
対応するように書いてあるのだけど、
ちゃんと、冠詞までついている点が、素晴らしい!

こんな本もあるのだ!
フランスでは、結構、日本の絵本が翻訳されている。
先日、日本の
「かじだ、しゅつどう」(
山本忠敬作・福音館書店)
という、消防車の物語が、
フランスの学校の推薦図書として、
配られていたのには、びっくり!
林明子さん画の絵本は、
日本的でとっても繊細な色使い。
日本名は、右下が「こんとあき」、
左下が「おふろだいすき」。
スイスの作家による「にじいろのさかな」は、
フランスでも、大人気!
要するに、ここにあげたのは、
日本語版のある絵本。
対比して読むと、内容が頭に入っているので、
言い回しや、フランスでの幼児語など、
思わぬところに目が行き、勉強になる。
外国の絵本で日仏両方に翻訳されているものは、
かなりたくさんあるので、
本屋を覗いてみると、楽しいよ。

言葉カルタ
コレはおもちゃ屋さんでゲットしたもの。
一枚一枚、裏表に、日用雑貨や、体の部分が、
イラストと冠詞付きの仏単語で書かれている。
普通のカルタ遊びも楽しめるが、
他にもパズルなど計5通りの遊び方が出来る。
何より、体の一部分について、
各指の呼び名から、
ふくらはぎ・くるぶし・こめかみといった、
細かい部分まで、説明されていて、嬉しい。
子供に何度も読まされるのは、かなわんが、
勉強、です。

フランス式誕生会

Mimiのクラスは、先生・生徒ともに持ち上がりの2年目。
ということもあり、気心も知れ渡った今年度から、誕生会に呼ばれる事が多くなった。
Mimiの話と、送迎時の様子を伺ったところを分析して、フランスでの誕生会風景を、書き出してみよう。
  1. 誕生会の開催日:もちろん、その家庭の事情によるところが多いが、土曜の15時前後から始まる事が多い。ほかにも、学校が休みの水曜日も、ねらい目らしい。終了時間は、大体18時ごろ。
  2. 招待状配布:大体10日前ごろから配られる。親から直接配られることもあるが、先生を通して子供に持たされることも多い。
    親同士はすれ違いで、話もした事がない!という人から招待状が来ると、「へぇ〜、この子とも仲良しだったんだ〜」と、改めて我が子の交友範囲に気づかされる。親の知らない事が、増えていくなぁ〜。
    親しい人だと口約束で誘われることも。
  3. 招待状に対する返事:電話、もしくは送迎時顔をあわせたら口頭で。そのときに、家までの行き道確認(住所がわかっていても、アパートの鍵CODE・どの棟かの説明など、詳しく聞いておいたほうが、無難)、プレゼント希望をたずねたり、しておく。
  4. 当日訪問:約束の時間後30分以内に行く。いきなりプレゼントは渡してしまう!
    そして、ココで、わが子とは、おさらば。あとは、子供たち同士でのお楽しみ。招待するおうちは、大変だ…託児所状態(ーー;)。お迎えに行くべき時間を確認しておく。
  5. 誕生会の流れ:ココからは、大体、想像…。順不同。
    訪問の騒ぎがひと段落着いたら、誕生日ケーキの入場。歌を歌って、ろうそくを吹き消す儀式。
    来てくれたお友達に、10Fr前後の小さなプレゼント(おもちゃの時計・アクセサリー・ミニカーetc)がいきわたるように、当てもんゲーム。
    あとは、歌って、踊って、しっちゃかめっちゃか!
    帰り際に、小さな袋に詰められて、誕生会おやつのおすそ分け。ココにも、小さなプレゼント(風船やビーズ)が詰め込まれている。
  6. 家以外での誕生会:マクドナルドなどファーストフード店での誕生会セットを利用する場合は、仕切ってもらえるらしい。近所のなじみのカフェだと、なじみの店主と相談して、あれこれ仕切っていた。
    招待されたおうちに集まったら、みんなで動物園へいったんお出かけ。再び戻ってきて、飲めや歌えの大騒ぎ!という誕生会もあるらしい。

ざっとこんな感じ。
いつも「すごいなぁ〜」と思うのが、誕生会会場である、おうちの飾り付け。
市販のビラビラ飾りや、風船なんかを、うまく組み合わせて、華やかなムードを出しているのが、素敵!
それに、子供たちも、先方さんで、変装衣装を借りたり、フェイスペインティングをしてもらったり、最後には人間も内装も、どこもかしこも、ビラビラ・ベロベロ状態で、大層賑やかなことになる。

あと、日本と違うのが、来てくれたお友達に、小さなプレゼントのお返しをするところ。
お返しするにも、一工夫して、当てものゲームにすることもあるらしい。一番メジャーなのが、釣りゲーム。
あらかじめ包んでおいたおもちゃを、さおに糸をたらして針金をつけた即席釣竿で、引っ掛けて取る…と言うもの。よく学園祭なんかでも、やってるよね。
以前掲示板で話題になったのが、おもちゃが入った張りぼてで、花火で爆発する仕組みになった、ちょっとすごいしかけ物。
私も、TVで、クスダマの中におもちゃを詰めておき、子供たちのお楽しみにする、というのを見た!
だけど、割ると同時に、わ〜っと子供たちがたかるので、ちょっとげんなり・・・(ーー;)。

悩みの種は、お呼ばれした時の、プレゼント選び。
フランスでのプレゼント相場とか、わかんない。
お付き合いの濃淡にもよるだろうけど、おもちゃ屋さんの店先を覗いていると、100Fr前後が定番かなぁ〜、という気がしてきた。70Fr〜150Fr程度の品揃えが、豊富。
実際、ほかの人が持ってきているプレゼントを見ても、ドミノ60Fr程度、ビデオ100Fr前後、バービー人形100Fr前後、粘土・絵本・カルタ・ミニカー詰め合わせetcという感じ。

それと、誕生会に呼んだり呼ばれたりは、同性に限らないというのが、なんだか素敵。
年齢的なものもあるのかな?
だとしたら、女の子も男の子もない、この時期。思いっきり楽しまなくっちゃね(^_-)。

おやつ

とにかく、じっとすることなく、ひたすら動き回る子供たちには、おやつは不可欠。
なんと!フランスにも、10時と15時のおやつという観念があるんですよね〜。
午前中に一度はおやつを取り、午後は16:30の下校時に、みんなおやつを食べながら、歩いています。
おやつの内容は、ス−パーで買ってきたビスケットやジュース。あちこちにあるパンや・お菓子屋で買い食い、というのもあり。
フランス人は大体、歩き食いが好きだよね。大人でも、昼ごはんのサンドゥイッチはもちろん、クレープからケーキ・とうもろこしまで、歩きつつぱくついている姿を良く見かける。
これでも、一応、歩き食いは、タブーなんだって!?

しかし、とにかく、フランスのおやつは、チョコ味が多い!(右写真:スーパーのチラシお菓子ページ_)
おやつコーナーを見てみたら、そのほとんどが、チョコ味!
驚いたのが、塩味のバゲットに、板チョコをはさんだだけの、自家製チョコサンドゥイッチ。ちなみに、Mimi/Chichiの幼稚園でも、年間8割はこのおやつ。
フランス人の買い物を見ていて「板チョコばっかあんなに各種買ってど〜すんの?」と思っていたら、こ〜すんのね。どーりで、板チョコも、ミルクたっぷりからカカオ95%まで、ナッツ入りやヌガー入り、ほんとに多種多様にそろっているわけだ。

チョコしか選択肢のないおやつでも、やっぱり子供の健康には気を配るらしく、「ミルクたっぷり」「シリアル入り」をうたった商品が多いことに気がつく。
大体、この国の人に言わせれば、チョコにはカルシュウムの吸収には不可欠な、ビタミンEが含まれていて、だから、一日一粒は食べなくてはならない、健康食品だと言うのだから、恐れ入るわ。

意外と、牛乳を飲ませることにこだわらない。
だけど、それは、ごもっとも。
濃縮された乳製品であるチーズを、毎食時に食べるし、ヨーグルトもしょっちゅう食べている。
牛乳飲むより、カルシュウム摂取量は多くなる。
チョコと乳製品で、フランス人の骨は安泰。
実際、骨折とか、少ないのかしらん?

子供同士のおつきあい

1980年前後あたりに、小学校時代をすごした、私なんかの子供の頃。
毎日、毎日、友達と子供同士で約束して、親には行き先・遊び相手を告げたら、外へ飛び出して行ったもの。
約束がなくても、「子供は、風の子!」とばかりに、年中外へ放り出され、とりあえず広場へ行ってみたら、誰かしら友達が居て、そのうちつるんで遊ぶ・・・というのが、普通の子供の遊んでいる風景だったよね。
だけど、フランスでの子供の遊ばせ方って、親掛かりだなぁ〜って、感じ入る。

大体、防犯・安全の観点から、中学校未満の子供だけで、留守番したり、遊びに出掛けたり、認められないお国柄。
子供同士が遊びたいと言ったら、大概が、親の監視の下の家遊び。
それも、子供の約束で、勝手に行き来するのではなく、親同士が電話で確認して、先方まで送り迎えをするという周到さ。

日本だと、小さな頃から、公園で、適当に子供同士集まって遊んだりすることが多いけれど、母親同士が群れないフランスの公園事情では、小さな子供同士もあまり群れない(公園デビューの項参照)。
自分の子供が、よその子のテリトリーにはいってしまおうものなら、すぐさま引き離すか、「一緒に遊ばせても、いいですか?」と聞く、または「アソボ」と言ってもらえるのを待って様子を伺う、といった具合。

それに、3歳未満の子供には、親がそのすぐ後を付いて回っている。そして、遊具で遊ぶときは、しょっちゅう手出しして、子供が危なくないように、助けている。
他の子を叩いたり、ものを奪ったりしようものなら、問答無用!すぐさま、悪いことをした自分の子供をしかりつける。
日本だと、「子供は怪我をして、大きくなるもの」「喧嘩をしながら大きくなるもの」と、寛容に見守る傾向もあるけど、その辺は、厳しい。

こう考えると、12歳未満の子供の安全・人間関係については、親が責任を負う、と言う考え方がフランスでははっきりしているような気がする。だからこそ、子供を中途半端に扱わず、子供は子供として身分をはっきりさせ、きびしいしつけがなされるのだろう。
そう、フランスの親は、結構、手が出るし、口もきつい。
道端、歩きながらでも、プリプリ叱りながら子供を引きずっている姿も見かける。
それを見て、他の通行人たちから、子供に助け舟が出たり、ママの言うこと聞きなさいよ!と叱咤激励の声が飛んだり、する。
みんな、見守る目が優しい。
フランスは、子供に寛容でないと言われるけど、子供としてのマナーを守らない場合に、すぐに「ル−ル違反だよ」、という声が飛ぶと言う意味では正しい。
だけど、子供は子供として、とっても、社会で大切にされていると感じる。しょっちゅう「可愛い」「良い子だね」と声をかけられて、子供たちは育つ。遠くから、立ち止まって、ニコニコ微笑みかけてくる人たちもいる。
親の責任は、重大だけど、そういう人たちに囲まれていると、子育ては一人でしてるんじゃないんだなぁ〜と、安心できる。
珍しく、フランスの良いところ(^^)。

ベビーシッター

子供・大人の世界が完全に区別されるフランス文化の中で、大人の娯楽の場へ子供を連れ出すことはまずない。
コンサート・オペラ・演劇・映画・あるレベル以上のレストラン・はたまたちょっとしゃれたブティックも、しかりしかりしかり!
日本よりも「まぁ、まぁ、子供のご愛嬌だから」と許される範囲が非常に狭く感じる。
だからこそ、大人は大人の面子・矜持を保つことができるのだろうし
子供は、早く成長して大人になりたい、と思うのだろう。

さて、子供がいる家庭の場合、大人だけで出かけるときにはどうするか。
近所の人と、持ちつ持たれつ、お互いさまで預けられれば理想的だが、
そうでない場合、ベビーシッターを雇うことになる。

本来認められないことだが、不定期であれば、普通は契約書・労働許可書なしのアルバイトを雇う。
日本人シッターなら日系のお店に張り出してあるアノンスや、日系ミニコミ誌のアノンス、一番安心なのは口コミ。
地元シッターならパン屋・薬局等に張ってあるアノンス、ご近所さんの紹介などで探すことになる。
多くが学生で、おこずかい稼ぎ、時間の有効利用、目的である。

フランス人シッターの場合、相場は30Fr〜45Fr/時間/一人といったところ。
日本人シッターの場合50Fr/時間/一人以上が普通!
日系シッターを好むのは、日本語カスタマーサービス付に魅力をかんじるからであり、
その分多少お高くなってます、という解釈もあるのでしょうけど・・・ねぇ。

日系のアノンスで探すと「元保母で、結婚(渡仏)してやめちゃってベビーシッターしてるんです」という人にあたることがままある。
そういう専門職の人にみてもらうと、やっぱり違う。
一生懸命遊んでくれた形跡が認められるし、食事も上手に食べさせてくれ
「今日はこんな様子でしたよ」と口頭で説明だけでなく、記録として書き置いてくれることも多い!
子供を育てる、といった観点からシッターしてくれる。
そういう方へは、やっぱり技術料として、専門職への尊敬を表して
時間50Fr、2人で時間70Fr、またはそれ以上払うのも、よしとしよう。

しかし、挨拶もろくに出来ないような学生に、ぬけぬけとそんな値段を示された日にゃぁ、ちょいと怒りそうになるよぉ。
いやぁ、まぁ、彼ら自身が、自分にはそれだけの価値があると思って値段をつけていらっしゃるのでしょうから、
私に係わり合いがなければ、それもよしとしておこう。
厳しすぎるかしら?

料金設定については、[時間いくら×依頼時間]で単純計算するのが主流。
他には、1時間ごとに設定料金が安くなっていき、長時間頼めば頼むほどお得になったり、
基本料金+一人増えるごとに10Frで、グループ可、人数多ければ多いほど頭割りで安くついたり、
シッターさんによって、個性的な料金システムを導入していることがある。

それ以外に、往復の電車代、終電後のタクシー代、
食事時間をはさむときにはシッターさんの分も用意しておく、など
プラスアルファが必要となることもある。
これも、シッターさんによる。

頼む側の心構えとしては
オムツ・食事・おやつ・着替え・おもちゃなどの物品の準備、
簡単な1日のスケジュール(昼寝の時間・ご飯の時間など)を書いておいたり、
食事の仕方や、ぐずったときの特効薬なんかの説明が必要となる。
しかし、慣れない人の世話では、子供も普段どうりにいかないのが普通なのだから、
あまり神経質になりすぎずに、ある程度お任せする、というのも大切だ。
シッターさんへも、飲み物、帰りのタクシーの手配など、配慮しておく。

実は、私も若かりし頃、何度かシッターをしたことがある。
経験上、一番恐れるのは、事故。
でも、よっぽど特殊な事故でなければ、普段から、頭打ったり、こけたり、舌かんだりは、親にだって防ぎようがない。
親も心配だけど、シッターさんも一番気にしてみていてくれる点だと思う。
とりあえず、流血の惨事になったときには、どこの医者に行くとか、救急車を呼んでもらうとか
最低その程度の対応ができるくらいの語学力と、状況認識力があればよしとして、
あんまり心配しすぎずに、ベビーシッターを試してみるといい。

シッター頼んで夜遊びなんて!という非難も日本から聞こえてきそうだけど、
海外生活という特殊事情の折、上手に息抜きしなきゃぁ健康さえも害しかねない!
信頼できるシッターさんを見つけられるかどうかは、あなたの選択眼しだい!
あまり難しく考えず、マンズ、何事も経験。
お試しあれ。

金髪

我が家から徒歩3分のところに、大きな砂場のあるたくさん子供の集まる公園がある。
日ごろ子供を眺めていて思うのだが、金髪・碧眼が多い!
仏人全体のイメージとしては、金髪・碧眼(ベレー帽にフランスパンですかね(笑))だが、
実際大人にはそういうタイプはそう多くない。
イタリアやらどこやら周辺国の血もずいぶん混じっていて
髪の色は、濃淡の差がかなりバリエーションがあるがいわゆる茶髪、
瞳の色は、グレー・茶色あたりが多い。

子供の金髪・碧眼も、多分、子供→大人に成長するいずれかの時点でだんだん色素が濃くなるのだろう。
(日本人だって、大人になるにしたがって、髪の質・色なんかが微妙に変わるものね。)
でも、一体どのあたりまでに変わっちゃうもんやろう…小学生はまだ金髪・碧眼多し、だぞ!

と思っていたらば、友人からの貴重な証言が寄せられた!
彼女のフランス人の夫のお母様は、今では栗毛色の髪だが、昔は金髪だった!とのこと。
なぜなら、当時20才台の50年前に、ばっさり切ったミツアミの束をこないだ見つけたら、金髪だったんだって!
へぇー20歳過ぎてもそんなに色変わり(笑)するんだ!とびっくり。
当然その変化は徐々になので
「あれっ?君、結婚当初は金髪じゃなかったっけ?」てな話になる。

目の色も年を経るにしたがって濃くなるとのこと。
それ以外にも、季節によって変わるらしい。
夏はホントのグレー、冬は濃い〜深緑がかったグレー…になるんだって!
いつも見つめあっている奥様の言うことだから、まず間違いはないだろう・・・
「ほらっ、見て御覧なさいよ!」と言われても、よその旦那様の瞳をじーーーっと見つめるなんて
大和ナデシコのワタクシには、恥ずかしくって…ポッ…

日本人の瞳の色って、我々自身単に「黒」と思い込んで疑わないけど、
こちらの人に言わせると「茶色」と判定される。
だって、アフリカ系の人たちのを本当の「黒」というのだもの。
黒の深みが全然違う!

多民族国家に身をおいて周りを見回すと、色々な疑問がわいてくる。
6年もここに居るにしては、金髪・碧眼タイプに弱い私・・・
あっ、普通に言われる「弱い=すぐ参っちゃう、ラブラブ」という意味ではない。
単に金髪・碧眼だと誰の見分けもつかなくなるという意味で。
東洋人は皆一緒に見えるとこちらの人はいうけど、その気持ち、分かるよー。
私も、金髪・碧眼だと皆一緒に見えちゃう。
大人は少数派だからいいけど…しかも、男の子って、皆おんなじ髪型に見えるし…どーしたら見分けられるのかしら。

養子

また例によって子供たちを眺めながら思うこと。
養子ーしかも一目見て「親子全然人種違うでぇ。」っつータイプが結構目に付く。
この分だと傍から見ても実の親子と思われる「白人〜白人」間の養子・里親の数というのは、実は多いのでは?と思ったりもする。

しかし、昔何かで読んだ覚えがあるが
里親希望者のほうが圧倒的に多く子供のほうが少ない上、そのうち白人の子となるとかなりチャンスが限られてくるという。
そして、里親を希望する場合、子供の性別・人種・外見etcは注文不可とのこと。

日本人だったら、顔かたちが違うどころか、人種もなにも違うことが分かっていて養子を取るかなぁ…と考えてしまう。
決してこちらの不妊治療が遅れているわけではない。
むしろ、保険は利くし、日本よりオープンに体外受精をやっていて、その結果の双子ちゃん!も多い。
子供が欲しい…という気持ちは同じでも、実子にこだわらない・子育てがしたいという気持ちを最終的に選ぶんだろう。
(もちろん、産めればなおよしだから、不妊治療をしっかりやるんだけれども。)
日本だと、実子が望めないなら、夫婦2人の生活をエンジョイしよう…となるのだけど。
この辺の違いは、宗教観や、多民族国家の精神性なんかも大いに関与しているはずだ。

世界の生殖医療がどんどんちぢこまった型にはまり込んでいく様を目にしながら
またここにひとつの、家族の形があると感じる今日この頃。
2人も実子がありながら、な〜にをほざいとるんじゃ!と非難を浴びそうだけど
ベトナム人の可愛い姉弟を養子にして、楽しそうにしている一家を見ていると
色々考えちゃうワタクシでした。

TVアニメ

日本アニメもすっかり世界中に定着した今日この頃。
先日、ポケモンの映画を子供とみに行った友人のだんな(ドイツ人一家)が
「アレは、子供に見せるようなアニメではない!なんて暴力的なんだ!」
と、ショックを受けていた。
私もショックを受けた…ポ。。。ポケモンですよ!?

かように、多様な価値観をもつ欧米で、久々にヒットを飛ばしているのが
Teletubbies(テレチユビーズ)だ!
元はイギリスの幼児番組だが、ヒットが日本にも及んでいるらしく、そのうわさは耳にしていたが
フランスでも、4chで朝7頃から30分間ほど放映していることを発見。

ホントなんてコトの無い番組。
宇宙人のような着ぐるみを着たキャラクター4人の日常生活を写したような、ただそれだけの番組。
別に、歌やダンス・言葉を教えてくれるでもなく、映像が美術的にすんばらしい!というものでもない。
なのに、子供たちは釘づけ。

まぁ、いわば、分かりやすいんだろうなぁ。
キャラクター・色使いといった視覚的な部分もシンプルなら
話の内容・音楽・キャラの性格・台詞なんかも非常にシンプル。
言葉が分からなくても、見ているだけで分かるし、なぜだかほのぼのと笑える。

こんなでも、いちゃもんつける人はつけるのだ!
いわく「年長の男役が、女物のハンドバッグを持つなんて、役割意識が無さ過ぎる」
いわく「毎日、ナニをするでもなく、丘の上でゴロゴロするか、お腹についたテレビを見るかなんて、非生産的で教育に悪い!」
…すでに、そんな価値観でこの番組を見ることが間違ってるんじゃないの?

これまでフランスで子供向け番組といえば
なんだかリアルなアニメなくせに、後ろの手をぱっと前に出したらばか大きなケーキが出現!というような(って分かります?)
しょーもない・話にふくらみのない、子供を馬鹿にしたようなアニメばっかりだったので
テレチユビーズは、その存在だけでも異質。
子供たちが注目するのも無理はない。

でも、日本の「お母さんと一緒」のように
出演者が妙な着ぐるみを着て子供たちのためにあそこまで身をおとす(笑)番組は、こちらでははやらないかも…。
今まであれを見たフランス人は、一様に絶句し「・・・大人がこんなことするなんておかしい・・・」のひとこと。
テレチユビーズレベルの着ぐるみが、やるほうも見るほうも許容限度なのかも(笑)。

動物の鳴き声・幼児語

日本語は、もともと擬音語・擬態語が多い関係か?幼児語も多いし、
それを子供に教えるのにも抵抗は無いようだ。

しかしこちらはもともと幼児語が少ないせいもあり、
フランス語をきちんと冠詞もつけて、小さな子供に教えている姿をよく見かける。

動物の名前も日本では「ワンワンよ」で済ますが
フランスだと「Le Chien」その後に「ワフッワフッ!」と鳴き声がつく。

よく各国によって動物の鳴き声表現が違うといわれるが、これが結構曲者。
フランスの鳴き声表現は気合を入れて、本物っぽくするんだもん。
猫は「ミャウミャウ」
鴨は「クヮンクヮン」
山羊は「ベェェェェェ…」
羊は「メェェェェェ…」
ってな具合…音声を聞かせられないのが悔しいわ。
中でも山羊と羊は絵本やらでも出現率が高い上、鳴き声の表現が微妙で
結構のどと腹筋を使うのだ!

うし・あひる・かえる・にわとりはどう表現するのだろう…。
なんだか気になってきた(笑)。
もうちょっと調べてこよう!

公園デビュー

日本での育児の面倒さが言われるときによく出てくるこの言葉。
でも、これはマスコミの造語だって、業界関係者が言っている!なんてこった!
何か現象を語るとき、ショッキングな枕詞をつけたほうが話題になりやすいから、とのこと。
皆さん、惑わされないように!

個人主義のこの国の人々は、普段から群れることは少ない。
それは公園でも一緒。
ごく親しい人がいれば自然と集まるが
それさえもまれなこと。

砂場の周り・公園内のあちこちにベンチが配置してあるので
まず親が自分の座る場所を確保し
その近くに子供のおもちゃを広げて遊ばせるというのが大勢。

3歳位までの小さな子だと
滑り台・シーソーなどの遊具では親が付きっ切りでみているが
それ以上の年齢の子や砂遊びだと
親はボーっと眺めていたり、読書・日光浴・スケッチ…と
親自身の楽しみの時間として楽しんでいる。

そんなめいめいのスタイルでいられるので
言葉の分からん異国人が混じっていてもまったく浮くことはないし、とっても気楽。
実際耳をすましていると
スペイン語・ドイツ語・イタリア語・アラビア語・英語(意外と少ないなぁ)etc…
のやり取りがしょっちゅう聞かれる。

友人を作りたいなら、自分から話し掛けていけば
元来めちゃくちゃな話好きの人種だし、すぐに話が弾むだろう。

注意すべきことはおもちゃの盗難。
見知らぬ子供が「貸してー」と来たら
「使ってもいいわよ。でも、ここで座って遊んでね。」
と、あちこちに持って行かないようにみんなで声を掛け合っている。
ボールなんていくら名前を書いてもすぐ盗られる!
注意してたのに、先日ついに5個目をやられた!!

砂のかけあい・物の奪い合い・どつきあいは
自分の子が被害にあってなくても、目撃したらすぐに厳重注意!
悪いことは悪い!といえる雰囲気が気持ちいい。

公園には、庭師や管理人がいて、犬猫立ち入り禁止だし
いつも清潔に手入れされている。

ベビーカー

仏式のベビーカーはごつい!!
我々の生まれた頃、すなわち30年位前の日本のうばぐるまー!ってタイプ。

特徴は
車輪がでかいこと
どれもこれも骨組みが金属製でがっしり。
そのためにめちゃくちゃ重いし
やっぱり全体的にごつい!!

こんなもんいややわ…と里帰りした時に
全重2.5kgという日本製のB型ベビーカーを買って
意気揚揚とフランスへ引き上げた!


何でフランスのうばぐるまー!があんなにごついのかよくわかりました・・・
アレはフランスの道路状況・仏人の経済観念をかんがみるに
必要すべからくあのような仕組みになっているのであった。

まず気になったのが、日本製ベビーカーのタイヤの大きさに由来するクッションのなさ。
フランスの道路の劣悪さといったら!
どんな歩道も傾いているのが普通だし、
マンホールや工事後の継ぎ目のぼこぼこから
由緒ある石畳まで
日本製のお上品なタイヤにはきつい!
衝撃がモロに伝わり、子供がベビーカーの中で飛びはねる位!
車道・歩道の昇降にはいちいち引っかかるし
粗めの網のマンホールにはタイヤがはまってしまう(涙)。
まっすぐ進むこともできない!

そういうがたがた道を鞭打って走らせていると
プラスティック製の甘さで、あっという間にあちこちがたがくる。
つい力が入る持ち手部分は微妙にゆがむ。
タイヤとブレーキのあたりも無理な力がかかるので
カタカタ・キリキリ鳴る始末。

ブレーキも甘い!
メトロ・バスの乱暴な運転に耐えられず
あっちへコロコロ・こっちへコロコロ…
まぁ、日本ではベビーカーは電車バスには乗せないモノとして設計されてるとか。

こんなもん、一人目だけでオシャカ。
身内だけでなく、友人・知人間をまわし合って
ながーいこと物を使う仏人には、こんなちゃっちいの、はやらんやろ。

と、とにかく納得。
そして、ダサくて重くてあんなもん!と思っていた
一番シンプルなタイプのB型ベビーカーを買う。
175Frなので、3500円ぐらい?

これがとーっても快適!
でかい車輪・がっちりしたつくりのタマモノの安定した走り!
心配したけど、ぎりぎりメトロの改札も通れるし!
何よりもシンプルでよろしい。

フランスの物はたいがい無粋で気が利かないうえ高い!と馬鹿にしていたけれど
今回ばかりは反省。

仏製ベビーカー万歳!

…と思っていたら、最近日本と同じような
片手で畳めて軽いプラスティック製の小さいB型ベビーカーが出回り始めた。
でも、さすがにタイヤは大きくしてある!
やっぱり…ね。

フランスの童謡


子供たちは保育所・幼稚園でいろんな童謡を習ってきます。
いっしょに歌えば、ママも子供も楽しい上、仏語学習の助けにもなります。
日本の同様と同じく、ひとつの曲にはまた隠された伝承なんかもあったりして、
フランス文化を新しい面から捉えることもできます。

とにかく楽しいのでいっしょに歌ってみてください。

(フランス語標記は各種アクセント記号がついていません。ご了承ください。)

 

FRERE JACQUES

Frere Jacques,
Frere Jacques,
Dormez-vous ?
Dormez-vous ?
Sonnez les matines !
Sonnez les matines !
Ding,dong,ding !
Ding,dong,ding !

日本では「静かな鐘の音、街の空に、夢のように高く響く、ディンドンダーン…」という歌詞で歌われています。
フランスでもっともポピュラーな童謡のうちのひとつです。
保育所で振り付きで教えてもらっています。

@両手を口の周りに添えて呼ぶように「Frere Jacques」=ジャック兄さん(たぶん教会の鐘撞男の名前)
A両手を合わせて顔の横に交互に添えてねんねのポーズで「Dormez-vous?」=寝てるの?
B両手を握り合わせて紐を上下に引っ張るしぐさで「Sonnez les matines!」=朝の鐘を鳴らしてよ!
Cグーと握った両手を上下で交互に打ち合わせるようにして「Ding,dong,ding !」=ディンドンディーンと!

という感じです。
わかるかな?やってみてね。

 

LES PETITES MARIONETTES

T

Ansi font,font,font,
Les petites marionnettes.
Ansi font,font,font,
Torois petites tours et puis s'en vont !

U

Les poings au cote,
Marionnettes.marionnette.
Les poings au cote,
Marionnettes,sautez,sautez !

フランスでもっともポピュラーな童謡のうちのひとつです。
これも振りつきで習ってきていますが、両手を花のように顔の両横でひらひらさせるばかりで、何やらよくわかりません(汗)。

 

BATEAU SUR L'EAU

Bateu sur l'eau,
La riviere, la riviere.
Bateu sur l'eau,
La riviere au bord de l'eau.
Le bateau a chavire
et les enfant sont tombes dans l'eau.

フランスでもっともポピュラーな子守唄のうちのひとつです。
ねんねのため抱っこして揺らしながら、
または公園なんかでばね仕掛けのシーソーに子供を乗せて揺らすときにも歌います。
しかし…歌う人によって、音程がかなり違う!
母から口頭で歌い継がれているゆえんか?それとも単なる音痴なのか!?

 

LE PONT D'AVIGNION

T
Sur le pont d'avignon
L'on y donse,l'on y danse.
Sur le pont d'avignon
L'on y danse tout en rond.
Les beaux messieurs
font comme ca
et puis encore comme ca.

U
Sur le pont d'avignon
L'on y donse,l'on y danse.
Sur le pont d'avignon
L'on y danse tout en rond.
Les belles dammea
font comme ca
et puis encore comme ca.

このHPのトップで流れるMIDIの曲です。
アビニョンというのは南フランスの町の名前です。

 

SAVEZ-VOUS PLANTER LES CHOUS

T
Savez-Vous Planter les Choux
A la mode, A la mode,
Savez-Vous Planter les Choux
A la mode de chez nous?

U
On les palante avec les pieds
A la mode, A la mode,
On les palante avec les pieds
A la mode de chez nous.

V
On les palante avec les main
A la mode, A la mode,
On les palante avec les main
A la mode de chez nous.

直訳すれば「キャベツの植え方を知りたい?」ってのになりますが
手・足・あご・ひじ・かかとetcと歌い込んでいって
体の部分の名称を子供たちに歌いながら教えていくという曲なんですね。
「フランスではキャベツは足で植えるのか???」
と非常に不思議に思っていました(笑)。

 

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