2001年9月6日
さぁ、いよいよ新学期の幕開けですね。
おかげで、夏休み日記も完結。
暴露的日記は、書くのが気恥ずかしかったけれど、皆さんから生活の知恵的アイデイアやアドバイスを頂け、ずいぶん励まされました。
調子に乗って、長期休暇の折には、また書いちゃうかも。
これからは、再開した幼稚園日記をよろしく♡
2001年9月5日
PMIへMimiの健康診断へ行く。
@体重・身長測定
Aフランス語テスト・・・どこまで言葉が発達しているかを調べる。「名前は?」「お目目はどこ?」から始まって、「あなたの歯ブラシは何色?」「女の子の絵をかいてくれる?」まで5分間ほど仏語で会話。
Bフッ素・・・1日1回、錠剤のフッ素を服用しているけれど、それは終了。これからは、普通のスーパーで売っている「フッ素入り塩」を使って調理してください。
C眼科検診・・・両親ともに近視の子供は、うち30%程度が幼児のころからすでにめがねが必要である。Mimiも一度眼科検診を受けなさい。
これで3度目ぐらい、ここへ通っているが、あんまり良い印象ではない。
だって、あまりにもシステマチックじゃない?この年齢では、どのテスト・検査をクリアしとかないといけません!って感じが過ぎる。
仏語の会話テストなんて、仏語を親が教えてないし、知らないの・遅れているの、当たり前じゃん。仏語出来ないからって、なんなの!言葉の発達みるなら、自国語でちゃんと話せてるか、聞いてみたら、どうなの!?
テスト!って感じにしないで、もっとリラックスできるようにフォローしてほしいし、人見知りさんだったら、なれない場所・人に怖気づいて、普段どうりに答えられないことも考慮してほしいわ(怒)!
といいつつ、実は、今回、Mimiはすっごくがんばって、仏語テストほぼ100%クリアー!わからなかったのは「三角」「ひざ」「あご」を仏語でなんと言うのか、ということだけ。しかも「シェ・パ(Je
ne sais
pas.のスラング)」ときたもんだ。ほかにも、ちゃんと文章で言い返していたよ。私でもわからないことにも、答えてたんだから、すっごくえらかったよ!年中さんに進級しても大丈夫との、お墨付きをもらった(必要ないけど)。描かされた女の子の絵も、「かっわいい♡」と好評で、「もらってもいい?」とDr。centres
de loisires様々ね。
だけど、フッ素の話とか、眼科検診とか、ホントかな?
実際に体験した方いらっしゃいます?
フッ素入り料理はなんだか気持ち悪いし、眼科検診はこんな語学力でも正しく測定できるのかな?不安だ〜!
友人とクリスタルで超有名な、バカラ美術館へ。子供は、週休の夫にお預け。
メトロ7番線「Poissoniere」下車、5分足らず。美術館入場15Fr。
バカラ美術館と言っても、バカラ本社にショップとともに併設展示してある程度の、小規模のもの。
それでも、18世紀初期のころからのガラス製品が展示されているのだからすごい。
その当時、現代のような機械工具類もたいしたものはなかったはず。それでも、これだけのカットやエッチングを施す技術があったというのだから、素晴らしい!神業だね。
各国の国王・貴族・その他上流階級の方々御用達の、バカラ。「あっ!菊の御紋!」と思ったら、日本の皇室用のグラス。その下には「伊藤伯爵家」のものも・・・伊藤博文のことかな?
そういう尊い方向けの特注クリスタルがほかにも多数あるけど、この2つは「なんだか、日本チックだな」と思わせるデザイン。きっと、他の物も、その国のスタイルを表現するように、デザインされているのだろう。
バカラは、パリで万国博覧会が開かれるたびに、賞をもらい評価を高くしていったようで、当時の展示作品も並べられている。19世紀末のジャポニズムがはやったころのは、梅に鶯のエッチングや、扇をかたどった小物入れなど、面白いものがある・・・けど、この当時から、中国の美術と混同している点があり、思わず「昔も今も、アジアに対する認識は変わってないのか!?」と突っ込んでしまったよ。
興味深いのが、香水ビン。
昔香水は、お金持ちの方だけのものだったのが、一般市民にもいきわたるようになり、ガラス瓶になってきたようだけど、今でも、ゲランやシャネルの香水用クリスタルビンを作っているみたい・・・もちろん、特別に頼まないと買えないと思うけど。今度、古物市が出たら、じっくりクリスタルビンを眺めてみようかな。
展示品以外でも、あちこちに下げられたクリスタルのシャンデリアが圧巻!
建物自体は、パリのあちこちで見かけるデコラティブな旧建築のような感じでもなく、昔の普通の会社をそのまま使っている様子。
だけど、そんなでもバカラのシャンデリアを下げると、たちまち舞踏会場?ばりの華麗さをかもし出す。
ショップも冷やかすが、いいねぇ〜。
思わずほしくなっちゃったのが、花瓶。1800Fr前後でお目当てのものが買えそう・・・買ったら、家宝にしよ〜っと(笑)。きれいなワイングラスもあるけど、私が気に入った、シンプルなスタイルのフルートで、385Fr!もちろん1個だけで!
貴乃花が結婚式の引き出物にしたという、その名も「銀杏」と名づけられた花瓶も発見。奥さんがバカラ好きらしく、数年前のフランス興行時も、下っ端をバカラまでお使いにだしてたんだって。
バカラ美術館のある通りは、バカラ並みの高級クリスタル・陶器などを扱うお店がちらほらあり、友人に解説を聞きながら冷やかす。
彼女は、クリスタルが好きなだけあって、各クリスタルメーカーの商品デザインの特色についても、いろいろ話してくれる。バカラ美術館でも、解説案内は、ほとんど彼女がしてくれたよ。おかげで、なんだか、すごく目が肥えた気分。だけども、これからは、クリスタルの前を、素通りできないわ(笑)!
さて、次回は、彼女お勧めの「セーブル美術館」にでも行こうかな〜。
2001年9月3日
体調を崩した。
とにかくすぐに、風邪を引く、虚弱なワタクシ。
特に、こういう季節の変わり目や、急激な気温の変化にヨワヨワ。
んなワケで、子供たちをさしおいて昼寝。
目覚めてボーっと目をこすっていたら、Chichiがじーっと見て、
「なんで、目ぇ、こすっとん?」だって。
「んん〜・・・眠いからかなぁ?」と答えると、
「ふ〜ん、こっどもみったい〜♪」と歌うように言いながら、あっちへ行ってしまった・・・。
くぅ〜、くやし〜!!!
Chichiに子供と言われてしまったぜ(爆)!
2001年9月2日
今日は、東洋美術の収集で有名なギメ美術館が無料というので、すがさんを誘いお出かけ。
メトロ9番千「IENA」下車すぐ。
日本語の無料オーディオ案内があるというので、借りに行くが、身分証明書しか保障に出来ないという!
そんなバナナ!「現金は?」「キャッシュカードは?」と粘るが、ダメ!
くやし〜!皆さん、身分証明書をお忘れなく。
東南アジアから日本までの美術品が、額縁までそれ専用に合わせてデザインされて、とっても丁寧に飾られている。意外と広い!美術品の数も多い!聞くところによると、浮世絵も多数保有していて、毎月展示品を換えるんだそうよ。
アジアの仏教美術といっても、各国仏像にすっごく特色がある。
同じ仏陀像でも、写実的なのもあれば、すごくデフォルメしているのもある。
もともとその国にある神話と結びついて、独特の仏教世界が繰り広げられていたり。
そんな中でも、やっぱり私が好きなのは、半跏思惟像。
日本では、広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像が有名。すごくシンプルで、神秘的、かつ優しい。
だけど、ここのは写実的なのを通り越し、とっても人間くさくて、「半跏思惟」と言うより、「えぇっと〜、何だったっけな?」とか「あっ、そうそう、思い出した!」というせりふが似合うような、ひょうきんさがある。面白い。
そんなこんなで、飛ばそう!と言いながらついついじっくり見てしまい、2時間かけて日本コーナーに回った時点で、すでにヘロヘロ。
そのまま、第2のコース、ベルシー地区へ。
メトロ14番線「cour de st-emillion」下車・・・のはずが、終点のベルシーから間違って、回送電車に乗ってしまったから、さぁ、大変!
終点駅から1分ほど行ったトンネルの中で止まってしまった電車!!!
しばらくパニクって、キャァキャァいいつつ、どさくさにまぎれてすがさんに抱きついたりしていたが(笑)、気を落ち着けて、SOSのボタンを押す。
対応してくれた駅員は、いたって冷静・・・「それは、乗り間違えですよ。そのままお待ちください」・・・きっと、こういう客、割といるのよ。慣れたもんだわ。おまけに最後に「ありがとう!」と日本語で言ってくれ・・・その台詞は、こちらのものよ!
さて、どう助けてくれるのかと思いきや、再び電車が動き出した。逆走して、ベルシー駅へ戻ったよ。よかった・・・だけど、新しく乗り込んできた客たちが、笑ってるぜ・・・乗り間違い、バレタカ?
とにかくベルシー。近所に住む友人が、お勧めのこの地区。
かつては、ワインの積み下ろし港として利用されていた、倉庫や何やらを手入れして、若者が好みそうなショッピング街にしている。
早速、レストランへ。なんでも最新号の「フガロジャポン」にも紹介されていたレストランらしく、とってもいいムード。おしゃれ。ホントに、若者に人気のスポット、と言う趣。
すがさんは「ニース風サラダ」、私は「魚のサラダ盛り合わせ」を頼むが、どちらも馬鹿ほど多い!
おいしかったので、全部食べちゃった。
ふらふらと、キャラクターショップ・ペットショップ・花屋などを冷やかしていると、もう17時半過ぎ!
なんだか、最近、すがさんを、不良主婦の道に誘っているような気がする・・・気をつけてね!すがさん!!
家に着くと、なにやら、いい匂い!
実は、先週もやってきた夫の友人が遊びに来ていて、今日は、なんと、彼が晩御飯を作ってくれているのだ!
うぅ〜ん、遊んで帰ってきて、晩御飯が出来上がっていることの、うれしさよ。
お得意の、ジャガイモグラタンを作ってくれたよ。おいしかった〜。
これからも、期待しちゃお〜っと。また、おいでね〜♪
メニュー
ポテトの具沢山グラタン、グリーンサラダ、(友人作)
白身魚のフライ、クルジェットのフライ、野菜と豆のスープ(じゅぬびえーぶ作)
コンテ、ロックフォール、小さい羊のフレッシュチーズ
りんごシャーベットとチーズケーキ
2001年9月1日
ひやぁ〜!はや、9月!今年も残すところ4ヶ月だよ!…ちょっと気が早いか?
一時は、客も店も、バカンスに出払ってガラガラの市場だったけど、今日は久々の大混雑。
ふと見ると、店先の品物も、秋っぽくなってきた。
なんと、今年初!のセップ茸を発見!まだ全然良くないけどね…今年は、アレを使って挑戦してみたいお料理があるから、安くなるまで、待つ!
きのこの秋だけど、コレばっかりは、すっごくお天気に左右される。今日は、ジロール茸を買うつもりだったけど、どこのもあまりよろしくなかった…前の水曜のジロールはとっても美しく、大きさも粒ぞろいだったのにね。
ジビエの秋だけど、あんまり経験がない…まだ、ウサギ・かもぐらいが関の山。しかも、肉になっているヤツ!シーズンもたけなわになってくると、毛や羽が付いたそのまんまの遺体が、軒先からぶら下がる。頼むと、肉にしてくれるのだろうケド…。
そういや、以前、こちらのTVで料理番組を見ていたらば。
「かわいいウズラちゃんですね〜」と、手のひらに乗せて、なぜなぜニコニコしながら現れたおばさま。次のシーンで、肉になったウズラを前に「よく肥えて、おいしそうですね」と舌なめずりをしているのには、どういう感覚?と驚いてしまった!
2001年8月31日
今日は、赤ちゃん預かり最後の日。
せっかくだから一緒に遊ぼうと、赤ちゃんのママとも共通の友達を呼ぶ。
だけど、子持ち3人生活で、おもてなしが出来ないんで…と、今日は、中華のテイクアウト。
そば焼き、鳥のバジル炒め、ブッフ・オ・オニオン、酢豚、春巻き、北京風スープ
預かって、4日目にして、やっとこういう生活にも慣れてきた。
大体、子供3人は大変だろうからと、Mimiをcentres de
loisiresにやったのが間違いだった。
今日は、どーしても赤ちゃんと遊びたい!というMimiのたっての願いで、家に残ったのだけど、Chichiと赤ちゃん2人きりの時とうって変わって、3人とも楽しそうだコト。
Mimiは、人形遊び・お母さんごっこの延長とはいえ、持ち前の責任感と粘り強さで、すっごくまじめに面倒を見るの。抱っこしたり、やさしく髪をなぜたり、声をかけたり。
それを見ると、Chichiも同じようにまねっこして、赤ちゃんに優しくするのね。
で、ChichiとMimi2人で走り回っているときも、他の子供の声がするだけで、赤ちゃんもご機嫌。なんとなく、ハイハイしながら、付いて回ったりして、うれしそう。
今日も、ご飯のときに、私が赤ちゃんの世話をしてると、すねっ子さんになっているChichiだけど、まだましだなぁ〜。Mimi様々だよ。
一歳児の世話はこんなに大変だったっけ?と驚いたけれど、この4日間、オリアルごとに「そう言えば、Mimi/Chichiはこんなんだったなぁ〜」と思い返すことが多く、懐かしいような感慨深いような、妙に優しい気持ちに慣れた毎日だった。
たまには、小さい赤ちゃんと悪戦苦闘するのも、いいよね…あくまでも、たまには、ということで(笑)。
2001年8月30日
赤ちゃんのママである友人と、朝・夕の送り迎えのときに、話が弾むのだけど、今日本は大変なことになっているらしいよ〜。
3年ぶりに帰国した、彼女談、
「今はね〜、カセットテープじゃなくって、皆、MD、とか言うのを持ってるの!それで、コンビニとかで、お金を払って、自分の好きな曲を買うの。要するに、ダビングしてもらうのね。で、ウォークマンだって、腕時計タイプの、ち〜さなヤツで聞いてたりするのよ!…中略…たった3週間の滞在では、日本の進歩が理解できなかったわ!」
毎年帰っているけど、地方のためか、まるで宇宙時代・近未来を見るような、浦島太郎子状態になったことはない。
彼女の話を聞いていると、15のトシになると、初めて海面に浮き上がって、人間界を覗き見ることが出来るという、人魚姫の姿が思い浮かんでしまった(笑)。
2001年8月29日
実は、今週4日間、勤労婦人である友人の赤ちゃんを、4日間昼間のみ預かっている。
で、昨日から来ているのだけど、1歳児ってこんなにしんどかったっけ!?
意思不通。
説得、不可能。
生活習慣、マイペース。
あやす、散歩、歌ってごまかす!?…とにかく行動でコンタクトを取るしかない。
いつも2歳と4歳を相手にしていて、結構大変だと思っていたけど、年齢が小さいと、完全に相手に合わせた生活をするしかなく、振り回されっぱなしよ〜(>_<)。
ぐずりだしたと言っては、お散歩。
昼寝前には急いで、公園へお出かけ。
私が家のことを片付けていると、不安になるらしくぐずるので、用もないのに居間の椅子から離れられない!いつ泣き出すか、ビクビク…。
努力の甲斐なく、泣き出すと、もう、お手上げ。
完全に、彼女のペースに、はめられている、ワタクシ。
だけど、すっごくかわいいの。
宇宙語って言うの?赤ちゃん語を話すの!調子がいいと、歌だって歌っちゃうよ。かわいい声。
小柄だけど、ご飯もよく食べる…なぜだか食事時だけ、すっごくおちょぼ口(笑)。
「ア〜ン」と声をかけると、反射的に口をあけるのが、小鳥ちゃんみたいよ。
うちの子達も、こんなだったっけなぁ〜?
Mimiがすっごく、赤ちゃんの面倒を見てる。
「抱っこしようか?」と手を出すと、赤ちゃんのほうも手を伸ばしてくるくらい、なついてるよ。
問題は、Chichi。
いつも「私は、あかちゃ〜ん」で、万事OK!なのに、本物の赤ちゃんが来るとその立場が脅かされると思って不安になるらしく、ちょっとヤキモチ。食事の自力摂取を放棄しているぜ。
赤ちゃん、明日は、ご機嫌だといいなぁ〜。
子育て最中のママたち!ともに、明日も頑張りましょう♪
2001年8月28日
また、夫とパソにて映画鑑賞。
「ハムナプトラ(邦名)」アメリカ 2000年 原題は「MUMMY」だったっけ?
制作費、数億円!最先端の、コンピューターグラフィックを駆使!愛と、冒険の、一大スペクタクル!
とでも、銘打って売り出したであろう、金だけはバカみたくかけた、典型的アメリカ映画。
2時間4分が、非常に苦痛な長さに感じた、饒舌・陳腐すぎる冒険譚。内容、ナシ!
酷評だけど、コレは、私の好みでは、の話だからね〜…って、大体私は、名作といわれた「タイタニック」にも、人が言うほど感動しなかったんだよね。
大体、結婚して、出産育児なんてして、酸いも甘いもかみ分け始めると、もう、自分の毎日が波乱万丈で、金かけて作った「感動させよう」魂胆ミエミエの映画なんかにゃ、動じないんだよなぁ。
あぁ、生意気言っちゃった。
2001年8月27日
初めて、タルタル・ステーキに挑戦。
本とは、レストランで味を研究してから挑むつもりだったのだけど、昨日も友人と話していたら、我慢できないほど食べたくなって(笑)!
で、ネットで、作り方をいろいろ研究して、結局挑んだのが「沢田研二風」(爆)。
ちょっと和風な感じで、タルタル初心者でも、抵抗感が少なそうな味付けだったのが、ポイント。
だけど、検索してて、魚介のタルタルは結構引っかかってきたのだけど、本当の生肉のレシピはほとんど出てこなかった。やっぱり、日本人には、なじみにくい食べ物なのかな?
さて、お味のほうは?
大成功!すっごくおいしかったよ!ちょっとしばらく病み付きになりそう。
だけど、お肉は一人100gで十分。生肉はそんなにたくさん食べられないよ。
今度は、フランスのレシピで作ってみようかな。
2001年8月26日
夫の友人ご来訪〜♡
彼の妻子は、日本へ里帰り中。
彼女たちをふか〜く愛している彼は、出発して1週間とたっていないというのに,寂しい病・・・私たちの里帰り中、生き生きと独身ライフを楽しんでいる我が夫とは、えらい違い…夫婦愛がうらやましいわ。
メニュ〜;今日は、ふつ〜のじゅぬびえーぶ家の食卓風。
ラタトゥイユのタブレ
牛ステーキ、粉吹き芋・アスパラ添え
ご飯にわかめスープ
なぜか、チーズ3種(コンテ・ブリー・カンタル)にグリーンサラダとバゲット(爆)!
友人お持たせの、マカロンのガトー、フランボワーズ
夫と彼は、コンピューター遊びが大好きで、まぁ2人でよろしくやってくれと、子供と3人で公園へ出掛けたが、子供たち「家に帰って、お客さんと遊ぶ!」だって!普段はちっとも帰りたがらないのにね!
散々、人間鉄棒や高い高いをして遊んでもらい、子供たちが寝静まった後、大人はウノ!
私は、初体験!
結構面白いものね、賭けたらもっと燃えるんだろうケド…賭けないほうが、自分の身のためだわ!大負けばっかりしてたからねぇ(笑)。
2001年8月25日
Chichiが単語や短い返事だけでなく、本当によくお話しするようになってきたよ。
「ねぇ、今日はサンダル履いて行くから、公園でね〜、Chichi裸足になってもいい?」と小首をかしげながら、こまっちゃくれた口ぶり。とってもかわいい♡
「Chichiの眉毛みとったら、お日様が転がっていっとったんだよ〜」と鏡を見ながら言う。
とってもメルヘンチックな台詞だけど、よく考えたら、なんのことかさっぱりわからない???
Mimiの仏語学習能力には、驚かされる(悪い言葉はさておき)。
「J'en veux pas!(それ、いらない)」ってすらっと言えちゃう…補語だとか、代名詞だとか、考えなで「en」が使えちゃうんだもんね。
「J'ai trop mange!(食べ過ぎた=もうお腹いっぱい!)」私なんて、この言い回しが永いことわからなくって、苦労してきたのになぁ。
「Mais,pas mal!(でも、まぁ、悪くないよ)」生意気だぁ!
Mimiに仏語能力を追い越される日も、近い!?
ChichiがMimiの真似をして、仏語をしゃべっていることもあるし、2人とも幼稚園に行きだしたら、ごっこ遊びを仏語でやったりするんだろうか!?興味、津津。
ごっこ遊びといえば、2人は身の回りにいる人の名前を借りて役になりきってごっこ遊びをする。
と言っても、その人のことを真似するのではなく、名前を拝借するだけで、内容自体はままごとと変わりない。
ただ、「この子○○ちゃんやね〜ん」と報告にきたら、「そう?○○ちゃんは、もっといい子よ。喧嘩なんてしないよ」「テーブルから飛び降りたりしないよ」「ご飯パッパと食べるよ」と突っ込むと、「そうか〜」とオリコウサンに変身するので、私としては、面白いやら、助かるやら。
何でも、遊びになっちゃうんだよね、子供って。
2001年8月24日
友人宅へお昼お呼ばれ。
手ぶらでいいよ〜と言われたものの、やっぱりそうはいかない…と手土産を探したのだけど、花屋3件、お菓子屋2件、どこもかしこもめぼしいところは、ぜ〜んぶ夏休みで閉店中!ニックキ、夏休みめっ!彼がお酒控え中とのコトで、酒屋を避けるとチョコ屋しか開いてなくて、夏場にチョコかいな!とぶつくさ言いながらも、チョコ購入。
バスで15分弱の友人&彼宅は、19世紀の典型的旧建築。
窓は締め切っているけれど、石の保冷性で、ひんやり涼しい。
昼からフォアグラを用意してくれ、堪能!すっごく好きなんだよね〜、うまうま♡
彼が、グルメで、年数回、趣味でワインとチーズの講座を一般向けに催すくらい。
だもんで、ワインもチーズも厳選されたもの。ちゃんと地図まで出して、産地からその味わいの特徴まで、説明してくれる。
私のチーズ好きは、ここのお宅で開眼してもらったようなものだなぁ〜…で、食いすぎ・飲みすぎ。
昼間から、酔っ払って、友人がデザートを用意してくれている数分間、昼寝しちまったぜ(^^ゞ。
さらにチラチラ食べながら、話していたら、すでに18時・・・なんと長い昼食だよ、オイオイ。
だけど、フランス式お食事会って、いつもこんな感じ。数時間はかかるよね、もう慣れたけど。
問題は、このあと、一人腹をすかせた夫のため、晩飯を作らなきゃいけないこと!つらいっ(>_<)。
ここは前出のテリア系チビ犬ゾロのおうち。4ヶ月になったかな?
噂には散々聞いていたけど、初対面の感想は、友人が嘆くほど悪ガキではないなぁ〜、いい子だよ。
とってもおっとりとした性格で、うちのチビどもが犬のおもちゃを横取りしても、離れて首をかしげ、かなしそ〜に「返して…」と眺めているだけ。
アレちゃんで鍛えられているうちの子達は、家でやっているのと同じように、犬を追い掛け回して遊んでいるつもりなんだけど、犬のほうは恐怖でパニック!ごめんね〜。
だけど、ゾロ、変なやつなんだ…足フェチで、だれかれ構わず足先を舐める。
外で信号待ちしている時、隣の人の足でも舐めちゃうもんだから、あちこちで「きゃぁ!」と悲鳴が(笑)。
夏のサンダル履きの、素足のつま先はさぞかしおいしいんでしょう。
今度は、彼ご推薦のタルタルステーキのレストランにでも行くか!と約束。
実は、まだ食べたことがない、タルタルステーキ。
彼に作り方も教わってきたので、今度挑戦しようかな。
2001年8月23日
前々から行きたかった、アクアブルバードへ、すがさんと行く。
メトロ8番線終点「BALARD」下車。徒歩5分ちょっと南下。大きなガラス張りのビルの中が、一大アミューズメントパークになっていて、ゲームセンター・映画館・レストラン・スポーツセンター・スポーツ用品店etcがあり、その中に、アクアブルバードという大型レジャープールがある。
1階のレストランコーナーで昼食を取り(マクドもあり)、早速プールへ!
広い!中は6種類の滑り台、そのうちのひとつは80mを越す長さというのがうり。
他にも、日焼けサロン、ジャグジープール、子供用の遊具のあるプール、レストラン、噴水様の打たせ水etcと盛りだくさん。
なんと屋外にも広がっていて、ピクニック広場、砂場、屋外プール、滑り台、etc、et…
おまけに「ぷおぉ〜ん」とサイレンが鳴ったら、波乗りタイム。中央プールに激しい波が起こるのよ(笑)。
実は、初夏に、プールで水あたりを起こして以来、プール恐怖症気味だったのだけど、ここは1日15回も水質チェックをしていますと明記しているくらい、ちゃんと管理しているらしい。だけど、それよりなにより、塩素、きついのが、臭いでわかるくらい!前回とは違う意味で、水、絶対飲みたくないっ(>_<)!
はじめ、プール経験の浅い優花ちゃんと、口先ばっかり立派なChichiは、こわごわ…という感じだったけど、だんだん大胆に!
だけど、見るからにすごい迫力の滑り台は、やっぱり怖いらしく、6種類のうち2種類しかチャレンジできず。実は、私もちょっと怖かった…だって、すごいスピードなんだもん(>_<)。Mimiなんて、恐怖のあまり、終わって「ふふふ…」と笑わずにはいられないくらいだったらしいし(笑)。もちろんChichiは泣いていた。
その上、たっぷり遊んで、くたびれChichiはジャグジープールの強烈なジェット噴流にパニックになり泣き喚きの大騒ぎ。そのまま浜辺の椅子で、お昼寝。
それからは幼稚園チームの天下。
はじめは浅瀬で、パチャパチャやっていたのが、浮き輪の使い方を覚えると、俄然水が楽しくなったようで、顔が水にかかっても平気。肩まで水がくる深さに入って、くるくる回ったり、追いかけっこをしたり、大はしゃぎ。だけど、顔を自ら水中に伏せることは出来ない(笑)。
私やすがさんも楽しくなっちゃって、怪獣ごっこをやったり、子供を背中に乗せてワニに変身したり、すっかり童心に戻ってる。
水中で遊びすぎて、指先もすっかりふやけたところで、波乗りターイム☆。
が、コレは、ちょっとエラ〜。波、激しすぎ!
遊んだ、楽しかった!と再び、1階のカフェコーナーでお茶。
盛りだくさんで、本当に、1日中遊べそう。
だけど、難点は、お高い点!
ネットであらかじめ調べていったのとは、まったく料金体制が違っており、大人120Fr!子供60Frだなんて、べらぼうでしょ!
で、受付のお姉さんが、ファミリーではないと知りながら、カードを作ると若干安くなるし、次回からはもっと安くなると言って勧めてくれたのが、ファミリーカード;大人2人で149Fr、子供30Fr。初回のみカード作成料100Fr。こういうお得意さんカードを作ると、お得意様専用着替え室を使うことが出来、混雑知らず、荷物セキュリティ完備で、快適。
暑い盛りだというのに、そんなに混雑していなかったのは、やっぱりこのお値段がネックなのでは?という気がする…でも、せっかくファミリーカード作ったんだから、また、皆して行きましょうね(^_-)。
2001年8月22日
アレちゃんの狂犬病その他の予防接種に行く。
うちの犬は、ほんっとに病気知らずで、毎年、予防接種のお知らせで獣医さんから声がかかるまで、医者に行くことがない。
ので、獣医がどんなところすっかり忘れていて、医者に行くと、大喜びして喜ぶ。
まず全身の検査をします、というので、気になることを聞く。
@耳がすぐにただれる。‥垂れ耳の犬の宿命。洗浄法を教わり、クリームをもらう。
Aしっこの切れが悪い。前立腺肥大症?・・前立腺の肥大、認められず。異常なし。
B皮膚病・・蚤もシラミも、なし!
C寄生虫・・直腸からの資料に少量?認められる。寄生虫駆除シロップをもらう。
コレは、毎年もらうのだけど、ほんとに寄生虫いるの?医者の、診察料稼ぎのような
気が、せんでもないが???
アレちゃんは、台の上に上っても大人しくしているのだけど、医者や看護婦さんと遊びたくってしょうがない!触ってもらえると、うれしくって、尻尾フリフリ。
医者も「遊びたいのかい?あとで、あとで!」とあやしながらの診察。
そんなこんなでバタバタしている間に、注射されたことも気付いてなさそうよ(笑)。
残念なのは、看護婦さんが新しい人に代わったこと(もしかして、バカンス中かな?)。
今の人も優しいのだけど、前の人は年1回しか医者でお目にかからないというのに、町で会うと「アレックスはどう?」と忘れずに声をかけてくれたもんだ。
診察のあとには、「おりこうさんにしてたね〜」とおやつをくれ、我々には、試供品のドックフードをプレゼントしてくれたり。
家族が多いと、いろんなコミュニティーに接する機会があるので、楽しいね。
フランスの犬バカ・動物好きの世界は、これまた愉快なんだよ〜。
2001年8月21日
朝のパンを、行きつけのお店で毎日買う。
今までは、Mimiが「4つチョコパンくださ〜い」と頼んだり、お金を払ったり、お使いの真似事をやっていたのだけど、最近はChichiもやりたがるので、大変。
なんてったって、カウンターが高いので、いちいち抱いたりおろしたり、しんどいったらない!
一人目の娘を抱っこして「さぁ、なんて頼むんだっけ?」と注文したら、今度は次の娘にバトンタッチしてまた抱っこで、お金を払わせ「なんて言うんだっけ?ありがとう?バイバイでしょ?」etc。
すんなり、コトが運べばいいのだけど、お金を落としたり、行列が出来ているというのにモジモジして台詞を言わなかったり、お互い最後までやりたがって喧嘩したり…ママは、疲れる。
そんなんでも、顔なじみのパン屋さんはとっても親切にしてくれるので、うれしい。
Mimiと同じ年の娘さんがいるので、なおさらかわいがってくれる。
Chichi・Mimiがビズをサービスしようものなら、大喜びで「ボンボンあげるよ、ちょっと待って!」と言っては、店先の飴玉をおまけにくれる。
でも、それって、ホントは2Frもする、売りモンなんだけど、おっちゃん、気前良過ぎ。いいのか(笑)!?
なにより、おっちゃんのそんなフォローに、眉間に皺がよりがちのママも、ほっとさせられる。
最近は、卵屋さんのお使いに、はまっているMimiとChichi。
だけど、頼むから、店先で、お持ち帰りの卵ケースを奪い合って喧嘩するのはやめて!
卵の屋台をひっくり返しそうで、ママは、ハラハラよ。
それに、Mimiは「une douzaine(1ダース12個)」が言えなくて「un
deuxieme」とかわけわからんこと言ってるし…そんなんでもいっつも褒めてくれる卵屋のおばさん。ありがとう。
2001年8月20日
どんどん寒くなる、今日この頃。今日も、雨が降りそうで、子供たちは、室内遊びに余念がない。
今日のお遊びは、粘土!コレを与えておけば、ず〜っと大人しく遊んでるので、大助かり。
しかし、しょっちゅう「ママ見て〜」というお声がかかるのが、難点(笑)。
Mimi「ママ〜、海作ったよ〜!来て〜」と…海???
見に行くと、コレって、もしかして、こないだ行ったサン・マロの海岸じゃないの!?
海岸から50mほど離れた「ila de bes」とそこに行くまでの小道が、再現されている!すばらしい!
…コレは、親ばかの視点であって、他の人が見れば、芽の伸びたジャガイモくらいにしか思わないだろう(爆)。
だけど、こないだの旅がこんなに彼女にとっては印象的だったんだなぁ〜、行ってよかったなぁ〜と、改めてうれしくなってしまったよ…あぁ、親ばか♡
久々に粘土遊びをさせたのだけど…だって、粘土って、すっごく散らかるんだもん!掃除が大変よ〜!…その間に、2人の作品に成長が認められる。
Mimiは、粘土を伸ばして型を取ったりの平面の作品から、犬や島や人間や、立体的な作品を作るようになった。
Chichiは、以前はひたすら団子状の粘土を、おもちゃのナイフで切り刻みゴミにしているだけだったのが、伸ばし棒を使えるようになったし、型押しもできるようになった。たまたまできた形から想像して、「坂道〜」とか、楽しんでいるの。
明日からしばらく、暑さが戻ってきそう。
コレが最後の暑さになるかな。
どっか、お出かけしよう!
2001年8月19日
今日は、映画をパソコンにて2本も夫と見た。
「シックス・センス」アメリカ・2000年
現代のアメリカ・フィラデルフィアが舞台。お化けが見えると言って、逆に化け物扱いされている男の子の物語。それに、児童心理学者であるブルース・ウィルスが絡んでくる。
私は、割とアンチアメ映画派なんだけど、コレはいい!めちゃ面白いよ!たしかどっかの映画祭でも、かなり評価がよかったと思う。
最後の大どんでん返しが、並みのドンデンではなくって、映画の筋をはじめっからひっくり返してしまうような衝撃があるの。
ちょっと笑わせてもらったのが、アメリカの幽霊の書き方。日本の幽霊は、恨み・つらみでドロドロドロ…で怖いんだけど、アメリカのお化けのストレートなこと(笑)。
…とか言いながら、夜、ちょっと怖かった。実は、すっごい怖がりな、ワタクシ。映画の中で「寒気がするとき、うなじが逆立つとき、腹の底がギュッとするとき…お化けが近くにいる証拠だよ」なんて台詞があって、それが忘れられない〜(>_<)。怖がらせんなよ〜(涙)。
「バトル・ロワイヤル」日本・2000年
あまりにも暴力的過ぎると、日本の国会でも問題になり、それが逆に、大いなる宣伝となったという話題作。15歳以下、禁止。
近未来、日本の子供たちの荒れように手を焼いた大人たちが、バトルロワイヤル法というのを採決。
厳正なる抽選で全国から選ばれた、とある中学3年生の一クラスの子供たちが、無人島に閉じ込められ、最後の1人になるまで、お互いを殺しあうという話。
コレは、ちょっとね〜。
この程度のメッセージを送るのに、こんなえげつない作品を映像として作り上げる必要があったのか?という感。なんでも映像にするこたぁ、ないでしょ?原作の小説だけでたくさんよ!
何でもフランスにも上陸するらしい。たけし出演してるからね…好きな人は、見に行くだろうね。
やだね〜。また、日本バッシングの嵐となること、必定よ。
フランス人には、こんなのを見ずに「千と千尋の神隠し」をお勧めしたい(笑)。
しかし、子供がいると、家で映画見るにしても、選択肢が限られるね。
「シックス・センス」は結局はたいしたことなかったけど、子供に見せたくないと思ってた…でも、昼寝から目覚めて、興味津々「お化け好き」Mimiが、何度追い払っても、チラチラ見ていたよ。
「バトル・ロワイヤル」は、絶対子供に見せたくないね。良い影響、あるはずない。子供が寝静まってから見て、正解だわ。
2001年8月18日
うちのアパート内に引越ししてきた、友人おおさん一家、ご来訪〜♪
メニュ〜;
・・前菜・・
ブルターニュで購入した、スープ・ド・ポワッソン
(チーズ・ルイユマヨ添え。クルトン、出しておいたのに、散らすの忘れてた(爆))
赤ピーマンのオイル漬け
ラタトゥイユのタブレ(リンク先のTOMATOさん秘伝!うまいです)
・・主菜・・
カチャトラータ(イタリア料理。鳥の娼婦風煮込みといわれ、お酢で煮込むのが決め手。)パスタ添え
・・チーズ・・
ロカマドール、ロックフォール、カンタル
ミックスグリーンサラダ
・・デザート・・
りんごのシャーベット(市販)
フランボワーズ、森のイチゴ
ここんちの娘さんに、旅行中の犬の世話を頼んだの。おかげで大助かり♡
アレちゃんはとってもお行儀が良かった!扉を抜けるときも人様の後からゆっくり出てくるし、エレベーター内でも端っこにちょんとお座りしてるし、中庭でお漏らししないし!えらい!賢い!
と褒められまくりで、とってもうれしいアレちゃん。
だけど…うれしさのあまり、涎をお客さんに擦り付け、毛を飛び散らせ、大騒ぎするのはやめてくれ!
おおさんもブルテリアを飼っていて、アレちゃんと遊ばせようと画策したのだけど、失敗。
アレちゃん嫌われちゃって、鼻に皺!背筋の毛を逆立てて、ブルちゃん怒ってる!
女の子のブルちゃんだけど、やっぱ、真性オカマはお嫌いで(笑)。
主婦としてフランス生活者として、大先輩にあたるおおさん。
このサイトを恐れ多くも見ていただいて、お掃除のこととかすばらしいアドバイスを頂いちゃったよ!結局は、まめにすることが、大切なんだよねぇ(^_-)。
彼女は、またすっごくお料理上手で、かもの和風ローストなんかも彼女に口伝されたものだわ。
今度は、ブロッコリーのすっごくおいしいパスタをご馳走したげるわ!と約束を取り付けたので、とっても楽しみ♪
やっぱり、近所に、友人がいるというのは心強いねぇ。
2001年8月17日
Mimiはcentres de loisiresで、続々と新曲を習ってきている。
新しいお友達の名前も、いろいろと教えてくれるし、相変わらず「先生がどーした、こう言った」の報告も、かしましい。
年中さん・年長さんの子供たちが、お絵かきに必ずサインするのを見て、アルファベットを覚えたがるようになってきたし、なかなか刺激的な集団らしくて、いいのだけど…
悪い言葉を覚えてきているような気がする〜(>_<)。
「あったま、おかしいんじゃないのぉ?」「どけっ!」「くっせぇ〜!」etc…
語彙が増えるのはいいけど、ど〜もねぇ。
普通の仏人家庭なら、
「そう言い方はよくありません。○○って言いなさい!」と直すところだけど、仏語不自由な私の場合、どう言い直させるのが適当か、よくわからない(>_<)。
おまけに、やっぱり言われているらしい「中国人!」。
うぅ〜ん、ちょっと、頭悩ます問題。
2001年8月16日
あ〜ぁ、なんだかんだ言っているうちに、8月半ばも過ぎ、始業式まで、あと2週間ジャン!
もうすぐChichiも、Mimiと一緒に幼稚園に行くんだよ〜。大きくなったねぇ、と言うと、Mimi
「明日から、フランソワーズの幼稚園に行くの!?」
このくらいの子供たちって、過去・未来は、昨日・今日程度の認識しかないんだよね…いつからかってカレンダーで説明しても、わかっちゃくれない。
毎日「今日フランソワーズの幼稚園行くの?」という質問に、煩わされることだろう…余計なこと言ったわ(笑)。
最近のChichiは、一人ボケ突っ込みに更なる磨きをかけている。
本日のネタ。
アレちゃんは、体中をなめて、毛づくろいに余念がない。とあるところの毛づくろいをしているのを見たChichiの一言。
「アレちゃん、きんたま好きなん?おいしいのぉ?そっかぁ」
納得するなって(爆)!
2001年8月15日
朝から聖歌が鳴り響く今日は、聖母昇天祭、だっけ?
冷蔵庫が空っぽなので、定期市のマルシェへ買出し…だけど、夏のバカンスと祝日が重なり、ぜんぜんお店が出ていない!
たまに出しているお店も、よれよれの野菜や、異臭を放つ魚が満載。困ったもんだ。
おかげで、晩御飯は、近所の中華料理屋でテイクアウト。
おさんどんは、今日もまたお休みで、うれしい…ヒヒヒ。
パリはやっぱり暑いなぁ〜、こういう日こそ海に入りたいぜ。
と思っていたら、夜になって、大雨!嵐!雷!
ホントに、お天気に恵まれた旅だったなぁ〜。
2001年8月12日〜8月14日まで
ブルターニュ、サン・マロ旅行!
旅行紀up!
飛んで行ってね〜♡
2001年8月11日
どうやら、来年中には、ホントのホントに、本帰国できそうな我が家。ばんざ〜い!
会社からは「Mimiの幼稚園入園に合わせて。いつごろ帰国したい?」なんていってもらっている。
でも、幼稚園なら仏のも日本のもやるこたぁ一緒だし、日本の幼稚園には言葉のハンデがないだけにすぐなじむだろう。だから、4月の入園に間に合うようあわてなくても、6月にこっちのが終わってからでもいいし、何ならフランスの夏のバカンスを楽しんでからでもいいなぁ〜、なんてのんきな私。
それを、日本の母に言うと、
「いやいや、やっぱり4月には帰ってきなさい」とのこと。
何で?と聞くと、
@日本では、何かといっちゃぁ、いじめの対象になる。小学校行くまでの1年間で、フランス帰りの垢を落としたほうがいい。
A日本の幼稚園は、制服・お道具、何から何までお金がかかる。せっかく購入するのなら、1年間は使わせないと!
etc、etc…
うぅ〜ん…
よく「日本でより、フランスのほうが、子育てしやすいでしょ」と言われるが、「そんなことないよ〜」というのが、今までの私の考え。
だけど、母の話を聞いてると、なんだか、憂鬱になってきた。
日本の幼稚園って、マジで、そんなにしんどいのかね?
怖いよ〜(>_<)。
2001年8月10日
メトロ「チュイルリー」下車、そこからほどないサントノレ通りの免税品店にて、在住者価格の格安で、お目当ての化粧品をゲット!
ルンルン♪気分でCentresへMimiを迎えに行って、ちょっとショックなことが・・・。
Centresの行われている幼稚園内に入って、親を待って座っている園児たちからMimiを見つけ、さて帰ろうかというときに、一人の先生が、Chichiを見て、「きゃ〜かわいい!名前は何?」というおなじみの話になり、「ところで中国人?」と聞かれ「日本人よ」と答えたところ、事件勃発。
その話を聞いていた5歳ぐらいの黒人の男の子が
「は〜ん!日本人か。やつらってちっこいよな〜」
なんて、言ったのだよ。
揶揄されたことに気づかず、うちのチビ達のことを言っているのかと思って???だったのだけど、それを聞いていた先生たちが、し〜ん・・・ときまずいムードになったので、アレ?
いつものように、日本人的微笑を浮かべていた私もちょっと凍り付いちゃった。
はじめに話をしていた先生が、「本当にごめんなさい、この子が失礼なコト言っちゃって…」とすまなそうに謝っていたけど、先生のせいじゃないよね。
こういう時、私がきちっとその子に注意出来たらよかったのになぁ〜、その子のためにもなったのに、と後から(笑)思った。先生たちがちゃんと話してくれているといいんだけど…。
うぅっ…いかんせん、普段でも言語不自由なのに、こういう時はさらに言葉が出てこないんだもんね。
ちょっとしたことだけど、すでに5歳にしてそういうことを言うなんて、恐ろしいなぁ〜、と思った次第。
5歳のチビが、フランスでしょっちゅう見る機会もない日本人を見て、「小さい」なんて感じるはずないんだから、周りの影響だよね…そんなこと子供の前で公言している大人がいると思うと、悲しいねぇ。
2001年8月9日
友人とパリ16区にある「ガリエラ美術館」へ。
最寄のメトロ9番線「IENA」にて待ち合わせ、とりあえずレストランへ。
Chichiは海の幸タリアッテレ;きしめん状のパスタタリアッテレをシーフードで味付けしたものだけど、ソースにトマトと生クリームを使っており、おまけに赤こしょうでアクセント付けしていた。オッシャレーで一風変わった味。見た目は綺麗だし、まぁ、不味くもないが・・・。Chichiはイカだけ選んで抜き取り、あとはほとんど私が食べちゃった。69Fr
私は子牛のレバーステーキ赤ワインソース;レストランで内臓ものを見つけると、試さずにはいられない、ホルモン好き!ソースがとろりとまろやかな酸味で、良い具合。だけど、インゲン豆!多すぎ!茹で具合はフランスには珍しく、色鮮やかな日本人好みな感じだけどね〜。75Fr
友人はトマトとなすびのグラタン;たっぷりチーズがかかって、ボリュームたっぷり!あっさりしたインゲンくれ〜、胸焼け〜と、うめく友人。69Fr
すっごくおしゃれなイタリア系レストラン。おいしいし、値段は、まぁ、あんなもん。量多すぎ!
いよいよ目指す美術館へ。
ここは普段から服飾美術館として名高いのだけど、今は「La
Mode et L'Enfant」という、子供服の歴史をテーマにした展示をやっている。大人45Fr オーディオによる案内無料(仏語)。
すばらしい!
ミシンって、いつごろ開発されたものなんだろうか?なんにせよ、17世紀にはなかったよね!?
じゃこれ、手縫い!?と驚くような服が多数!
漫画でも池田理代子とか、大和和紀とか、洋物の作品にはありがちなピラピラ系ドレスの、レース!本物!あり、だったんですね〜、はぁぁ〜・・・と、ため息もの。
皇帝様用シーツのレース仮織り、なんてのも展示されているけど、こういうの、どうやって縫い取ったんだろう・・・手で?考えるだけで、失神しそうよ。
ここに展示されているのは、古くても1600年代半ばのものからだけど、たったその間だけでも、子供の世間的な位置づけというのの変化が認められる。
こういう立派な服は、かなり高貴な家の子供のものだけど、こんな服着せられたら、子供身動きできねーよ・・・というごてごて飾りのもあるし、超ごーかな涎掛けでどーすんの?ってなのも。
伝い歩きを始めた子供を後ろから吊るして支えて歩かせるような、胴着もある。
その昔のヨーロッパでは、体の歪みは心の歪みにつながると、乳児を布でミイラのようにぐるぐる巻きにして体を固めようとしたという話を聞いたが、本物を見るのは初めて。
聖体拝領用の衣装・飾りの数々も展示してあり、フランスの文化・歴史の一端を覗く気分。
なかなか興味深い。
茶をしようぜ、とセーヌ川を下っていくと、ダイアナ妃が事故死したアルマ橋に出た。
アルマ橋にもともとあった金のウンコ状のモニュメントが、まるでダイアナ妃の墓碑のようになって花が添えられているのだけど、このモニュメントって、ニューヨークの自由の女神の持つ、自由の炎の、実物大像なんだって。友人が「ダイアナ妃、自由の炎の下で亡くなるなんて、皮肉だね〜」と一言。ホント・・・。
大急ぎで帰宅。MimiのCentres de loisiresへお迎え。
顔を見るなり「プール行ってん!メトロでな〜、行ってん!Mimi、泣かんかってん。浮き輪で、プールの中、歩いてん!」と、大興奮でおしゃべり。
うんうん、良かった!海は行ったものの、プールは初めてだから、ちょっと心配してたのよ。
子供2人連れてプールへ行こうと思ったら大変だから、なかなか行く気になれないのだけど、本当に、centres
de loisires様々よ。
1ヶ月通っていると、centresの子供たちに「Mimi!」と呼び止められることも多くなった。
最近、外でも良く遊ぶのが、5歳のレアナ。なぜだかMimiのことをすごく気に入ってくれて、遊んでくれる。こないだは、上手に描いたカニの絵をプレゼントしてくれたよ。
どこの幼稚園の子かなぁ〜?
2001年8月8日
やったぁ!掃除機を買ったぜぃ!
近所の電気屋へ行って、7年ぶりに掃除機を見たら・・・時代は進んだのねぇ〜。
7年前当時、かなりの高馬力の掃除機を選んだはずなのに、今やこの程度のレベルのものは、駆逐され、もっとすごくパワーのあるものばかり。びっくり!
新しい掃除機は、軽い!パワーもある!綺麗!うれしい!
・・・けど、初代掃除機、捨てるとなると、思い出がよみがえるなぁ〜。
これって、我々がパリでの新婚生活で、初めて買った電化製品だったんだよ〜。ぜんぜん言葉ができなかったものだから、担当のお兄さんが、一生懸命身振り手振りでセールスしてくれて、それに乗せられ、回転ブラシつきの高性能掃除機を買ったんだよね。おかげで、アレちゃんの毛付きじゅうたんの掃除にも大活躍。そして、Mimiが生まれ、Chichiも生まれ・・・毎日毎日、よくお世話になったよ。ご苦労様でした。
・・・と、Chichiに話して聞かせたら「ほんまかぁ〜・・・」と妙に納得していて、おかしかったよ。
買い物は楽しい!
午後はシャトレのセフォラへ行って、おしろいを買おうと思って、ピックアップしていった商品が2種ともなく、がっかり。だけど、おかげで、再び「何にしよっかなぁ〜♪」という楽しみが残されたわん。これが買い物の醍醐味だよ〜!
夕方、バカンスから帰ってきたドイツ人のせいさん&孫っちミシェル(7歳)と、公園でランデブー。
ミシェルもMimiも、こないだあんなに大はしゃぎで遊んでいたくせに、1週間あくと、再びもじもじ君。1時間も、ちょっと離れつつ砂遊び・・・の後,やっと、仲良し再開。
だけど、チュニジアからのバカンス帰りのせいは「パリ、さ〜む〜い〜!ミシェル〜、もう帰ろうよ〜!」を連呼。だけど、ミシェル「ナイン(ドイツ語のNon)!」で、結局、いつもの教会の鐘が鳴る19時まで、たっぷり遊んでいた。
日本への帰国話が出て、最近よく想像する。
7年間朝に夕に聞いて時間を計ってきた、この教会の鐘の音を、懐かしく思い出す日がくるんだろうなぁ〜・・・って。
鐘の音に限らず、そう感じる。
そう思ったら、残り少ないフランス生活、楽しもうじゃないの!という気が、俄然沸いてきた!
不思議なもんだね〜。
でも、ズルズルフランス滞在だと、なかなか目標がつかめず、生活設計も立てにくく、精神的に苦痛を感じることも多かった。
足元が不安定なのに、自分を鼓舞するにも限度があって、きつかったんだよね〜。
これから、頑張るぞ!
2001年8月7日
今日は雨。Mimiのcentres deliosiresへ、雨のなか送りに行く。
アレちゃんも一緒。朝の散歩。
Mimiと幼稚園の中に入る間、外の柵につながれてちょっと待て。
いつもなら、座って待ってて、出てくるとうれしそうに尻尾を振るのに、今日は様子が変。
なんだか妙にしょぼくれて、立っている。なんか悪いコトしたの?
私と歩くときはリードをはなしているので、信号の時は、そばで「座れ」をさせて待つ。
だけど、今日は、「座れ」をしない。申し訳なさそ〜に、こっちをビクビク見ている。
何で?と厳しい声で、もう一度「座れ!」と言うと、足をぶるぶる震わせながら、恐る恐る座った。
わかった!なんとまぁ!お尻が濡れるのが、嫌なんだ!
夫から常々「アレちゃん、雨が嫌いみたいやで〜」と聞いていたけど、ホント!
すっごくおかしい。
Chichiは痛みに強い。こけて結構すりむいても、泣かない。
だけど、Mimiは、すんごいあかんたれ。
ちょっとこすっただけで、傷にもなってないのに、ビービーうるさい。
血でも出ようものなら、「痛い、痛い」を100万回連発!「歩いたら痛い」だの、「ズボンがこすれて痛い」だの、どないせぇっちゅうんじゃ〜!
風呂に入れようものなら「水かけんといてよ〜」「ごしごしこすらんといて〜」「拭くとき、ポンポンって、やさしくしてよ〜」と、注文の嵐!
んがぁー!うるしゃいっ!
こうして比べると、Chichiはホントに痛がらないんだけど・・・痛みに強いを通り越して、ほとんど鈍感の域に達してるよ・・・大丈夫かね〜?
2001年8月6日
ますます冷え込む、夏のパリ。最高気温20℃、最低気温14度ときたら、3・4月の気温だよ〜!せっかく夏の衣装をたっくさん出しているのに、長袖出すのが面倒と、やせ我慢して半袖を着ているが、いつか風邪引きそう。
あっついと、なぁ〜んにもする気がなくなるが、ちょっと涼しくなると、食欲全開。
今日も、抹茶のカトル・カールを作ったら、おいしくって、たちまち半分が、私のお腹に納まった!バター何ぼほど入ってると思う!?・・・あんまり考えないことにしておこう・・・。
掃除機が壊れた。
アレちゃんの脱毛の時期、掃除ができないと、部屋の中はひどい状態。
あと半年で帰国なのに、新しいの買うのも嫌だ・・・と思うけど、修理に出してもそれくらいかかるんだろうなぁ〜。悩ましい問題だ。でも、長く悩みすぎると、部屋がますます汚くなる・・・うぅ〜ん、どうしましょ。あぁ、優柔不断の本領発揮。
2001年8月5日
出かける用事があって、日曜だと言うのに、7;30の早起き。だけど、夫が居ない!?
早朝散歩かと思ったが、アレちゃんは居るし・・・ちょっと心当たりがあったのでほっておくと、朝食の支度ができるころに、ご帰還。
昨晩からパソがぶっつぶれ状態で、会社に部品を調達しに行っていたとか。気楽なヤツだ。
今日は月初めの日曜日。ルーブル美術館が無料公開される日だ。7月はじめにも子供と行ったのだけど、その後、友人に指摘されて、重大な見落とし部分に気がつき、再度訪れることに。
夫は例によって例のごとく、し・ご・と、らしいよ〜、へぇぇ〜。なので、子供2人と私で、お出かけ。
10;30頃につくと、バカアホ行列!もう、すんごいのっ!人、人、人!グネグネ行列。
前回11;30過ぎてもこれの1/4以下の行列だったよ!
こんな行列に並ぶのは、あまりにもあほらしいので、今日はルーブル却下。
地上へ出て、チュイルリーの移動遊園地へ。
しかし遊園地には時間が早く、まだまったく動いていない。ので、公園内散歩。カモは、池のふちを叩くと、えさだと思って集まってくるので、子供たち大喜び。花壇の花はきれいだし、なぜかミニ菜園があって大きなかぼちゃ・トマト発見!しけてるけど、子供の遊具がある遊び場もある。そうこうしているうちに遊園地が動き出した。
2つだけしか乗らないよ、と約束。まずはポニーへ。赤ちゃんChichiはMimiが乗ったポニーの引っ張る馬車に乗り込み、ご満悦。「Chichi、お姫さまなのぉ〜!」とすっかりなりきり。
お化け屋敷の前を怖がりげらげら笑いながら走ったり、ジェットコースターに見とれたりしながら、お次は、観覧車!?いや〜、ワタクシ、高いところは苦手で・・・その上ふきっさらしの台座の上で、2人も子供の面倒見る自信ないわ〜。今度パパときたときにしようね〜・・・と、ふわふわ滑り台へ。先日のレピュブリックのトランポリンと同じような、空気で膨らませたプヨプよの滑り台。
だけど、Chichiはやっぱり1回で挫折。Mimiはおお喜びして遊んでるなぁ〜、と思っていたら、べそかいてご帰還。滑り降りるときに、足をすりむいたらしい。
2里とも途中で情けないことになり、ママはちょっと怒っちゃったよ!もう、今度から乗せないよ!なんて入り口に向かうと、ゴムを胴体に結び付けジャンプ力を高めたトランポリン発見。Mimiすかさず「これやる〜」。母「足痛いんでしょ!」。Mimi「もう治った!」・・・も〜!げんきんなやつめ(笑)!
あぁ、無料の美術館に来たのに、なんと散財したことよ。番狂わせよ〜(涙)。
2001年8月4日
Chichiのここんとこの成長記録。2歳と7ヶ月。
7月の中旬に、パジャマのボタンが一番上以外留められるようになった。
エレベーターのボタンも2階まで届くように。
お絵かきも、ゾウリムシの頭から、足らしき特に長い突起が2本延びてきた。ちょっとヒトガタっぽい?
何故だか最近、動作を起こす時に「チロリ〜ン」という。「ちゃんと座って食べなさい!」「チロリ〜ン」。「ちょっとこっちに来て!」「チロリ〜ン」・・・といった感じ。こっちは結構いらついて命令してても「チロリ〜ン」と言われると、思わず吹き出さずにはいられない。愉快なヤツ。
ママの口真似もうまい。「ママ、スプーンは、こうやって持つの!わかった!?」あんたにゃ、言われたないわ。
Mimiをおちょくるのも天下一品。Mimiが必死で失くし物を探しているのに、横から一言「トランプ、どこですか〜?って聞いたら?」って、それで答えりゃ、誰も物失くさないんだよぉ。
Mimiの最近の言葉。4歳と4ヶ月。
雲を見て形を想像するように。「何で雲って、いろんな形なん?神様が、おなら、ぷ〜って、したから?」メルヘンチックだけど、下ネタなので、減点(笑)。
お絵かきも最近は、登場人物に、物を持たせるようになってきた。ウサギにはにんじん、人にはお花。
とにかく「結婚」に興味があるらしく、「ニコラと結婚」発言前後以来、「ママも、昔、結婚したん?パパと?」「結婚式は、男の子と、女の子が、するん?」「結婚式で、王子様がお姫様抱っこして、ぐるぐる〜って、ダンスするん?」etc、質問多し。何か本でも読んでもらったか?
centres de loisiresでは、りんごのタルト・トマトファルシ・辛いソーセージetc食べていると、しっかり話すようになった。家で食べないものを、た〜っくさん食べといで。
そういえば、Chichiの魔の2歳児の時期って、何が「魔」だっただろう。
Mimiの時は「何?」の指差し点呼攻撃がひどくて、百万回も「何?」をやられて、いらついたっけ。おまけに、スーパーではかんしゃく起こしてねっころがって泣き喚いていたし。彼女は頑固なくせ、言葉が遅くて、自分の言いたいことが言えず、本人自身いらついてたからね〜。夜泣きも半年ぐらいしてたなぁ。
Chichiの場合・・・確かに「何?」攻撃もあったけど、良くしゃべれたから、ちゃんとそれなりの会話になって、面白かったしなぁ。
しいて言えば、Mimiとの喧嘩となって現れてたかな。わざと姉さんの嫌がることしてみたり、叱られたら逆上して叩いてきたり。それなら、1歳半ごろから始まってたなぁ〜・・・仲裁には、もう、へとへと。仲良くしてほしい。
今日は、かなり仲良ししてるほうだわ。
うれしい・・・。
2001年8月3日
今日は図書館へ行こう!時間がないから、昼寝は30分だけして・・・と添い寝して、気がついたら、2時間経過。あまりの寝坊に一瞬ボーゼン・・・その後、大あわてで家を飛び出す。
うちからバスで約10分・・・運が良いと後部がテラスになったバスに当たり、子供たちが大喜びするので、最近は、バスに乗る・・・で、目的地レピュブリックへ。
ここから徒歩10分程度で、OVNIで有名ないりふねの本社がある、エスパスジャポンに。
一見ボロい建物だが、ここは、フランス人と日本人の交流の場にということで、時々フェットがあるし、日仏両方の語学講座もある。折り紙の会や、着物・焼き物etcの展覧会も行われる。
図書館もこの中にあり、日本の本が数万冊!雑誌からマンガ本・百科事典まで!もちろん子供の本もある。
「閉館ですよ〜」の声にせかされながら、絵本5冊・私用の本5冊を借り入れ。
来週末から夏休みの閉館なので「もうちょっとおまけに借りても?」と頼むが、拒否される。
いつもの受付係のてぃさんなら「内緒よ〜」と言って貸してくれるのになぁ〜。たったこれだけじゃぁ、ゆっくり読み進まなきゃ、夏休み終了前に、本に飢えてしまうわ。
さて、子供たちのホントのお楽しみはこれから。
図書館では、ママのま根っこをして、高いいすに座っておとなしく本を読んでいたものの、やっぱり体を動かすのが大好きな、彼女たち。
お目当ては、駅前のトランポリン。
以前から、普通のトランポリンと、風船を膨らませた、怪獣の形をした大きな大きな滑り台があって、すでに20枚チケット購入済み。
だけど、夏休みの今、普通のトランポリンは撤去され、これまた空気でビニールを膨らませ、パリの街をかたちどったお城のようなトランポリンが設置されていた。中には、滑り台や、ピラミッドが形作られている。大喜びで、中へ。
私も、やれやれと椅子の上に腰を下ろしてくつろいでいると・・・係員に抱っこされて、Chichi退出。床がトランポリン状態で、他の子供たちが歩くと揺れまくり、Chichiは立つこともできなかったらしい。Mimiは、大喜びして、いろんなジャンプ技を試す。他のこと押し合いへしあいしてゲラ笑いで、滑り台。とっても楽しそう。
10分で終了だけど、今日は特別もう10分チケットをあげる。
Chichiは今度は怪獣のほうに挑戦するが、やっぱりダメ。べそをかいてママのおひざ。
帰りのバス停に行くまでに、安物チェーン店で有名な「tati」をとうりすがりに見物。
ここはいつでも、ごたごたしてて、買う気になれない。だけど、ウエディングドレスまで置いてあり、子供たちと胸に当てあいっこして結構楽しめる。
アイスクリームを買って、大道芸を見ながら休憩。
とっても珍しい楽器を弾いている人を発見。形はギター様なのだけど、手回しで空気を送って、ピアノ様の鍵盤を押し込みつつメロディを奏でている。
これで帰れると思ったら、大間違い!
バスで帰ってきたら、すぐさま、公園へ。よく遊ぶこと。
ママは、くたびれて、目がうつろよ。あぁ、昼寝しといて、よかった。
2001年8月2日
またまた寒くなってしまった。
今年の夏は、完全に異常気象だわさ。
今日は、とりあえず、何にもないので、公園へ。
最近よく遊ぶ友達は、アドリアンとルイ双子の男の子と、ラファエル。
彼らはChichiと同じ年で、Mimiに言わせると「Chichiの友達」とのこと。
Mimi/Chichiそれぞれテリトリーがあるようで、誰の友達か、はっきりさせているところがある。相手の友達を自分の友達!と言い張ろうものなら、たちまち喧嘩。どーでもいいじゃん、そんなこと、と思うんだが、とても重要なことらしいよ〜。
とにかく男の子の友達ばかりで、もてもてのChichi。
アドリアンママが「可愛いね〜」と言っているかと思ったら、とっても立派なカメラを出してきて、写真撮影を始めた。しかも砂の上に寝っころがってまで!うぅ〜ん、カメラマニア日本人顔負け。
私は、最近1歳前後のよちよち歩きのBebeに好かれる。
すっかり顔なじみになってしまった子がいて、私を見つけると、遠くからヨチヨチ歩いてくる子もいる。な〜にがそんなに気に入られたのか?
かと思うと、急に爺さんが握手を求めてきて、何?と思う間に、Mimi/Chichiとも握手をした後、では、とおもむろに、自分の子供にうちの自転車を使わせる。握手は、自転車借用の挨拶か?あとで返してくれりゃぁ、使ってくれてもいいんですけどね〜。何の握手かと思ったよ!
この時期、バカンス居残り組みは、とっても少人数なので、毎日あわせる顔が同じ。
なんだか妙な連帯感があったりして、面白い。
あぁ、暇〜だね〜。
2001年8月1日
やっと念願の、ヴァンセンヌの森にある「Parc Floral De Paris」へ。
夏休みに入ってすぐ、お隣のファニーんちから「毎週水曜日に、無料コンサートがあるの。一緒にどう?」と誘われていたのだけど、なかなかチャンスがなかった。お天気も、暑すぎずいい感じの今日、ファニーはバカンスに行っちゃったけど、初めてのチャンス到来。
森へはバスで10分。入場料10Frで、遊ぶ、遊ぶ!
まずは、アヒルやカモのいるお池でお弁当。人懐っこく近寄ってくる白鳥に、餌付け。おにぎりや、フランボワーズまで食べちゃったよ!
コンサートまで間があったので、ちょっと散策。「熱帯雨林」「屋内植物」「パリの自然」等といったテーマに沿って、それぞれ独立した建物にて、展示が組んてある。「盆栽の館」まであるんだけど、私が中に入ったとたん、中にいた人たちの視線を感じた…やばい、なんか質問されそう…と言うわけで、早々に退散。「ちょうちょのブースでは、蝶が放し飼いにされていて、人にまとわりつき、子供たちは大喜び!だけど、毛虫に要注意!子供が触りそうで、ヒヤヒヤ。
コンサート15分前に会場に入るが、すでに満員!
centres de loisiresの子供たちの団体がわんさかいて、端っこ〜のほうのとりあえず日陰というところに座る。今日の出し物は、人形劇。うぅ〜ん、まさにおあつらえ向きだね。
しかし、内容が、すごくミステリアス。絵描きさんが切り絵で作った牛が動き出し、攫われ、それを女の子とねずみが、額縁の中の世界へ入り込んで探すというもの。最後は、ピカソ風の絵の中でピカソ風の怪物と恋をした牛が、子供まで出来た状態で発見され、めでたしめでたし…という、妙にシュールな感じ(^^ゞ。腹話術・糸での操り人形・立体的な背景など、非常に凝った舞台だった…けど、30分は長く、結構楽しんで見ていたMimi・Chichiも最後の最後に、電池切れ。
目が覚めて、だ〜れもいないコンサート会場を後に、さらに奥の子供広場へ。
ここには、すっごくたくさんの遊具が並べられていて、一通り回るだけでも大変。
夕日が強くて、ちょっと暑くなり、草の上に避難。シロツメクサがたくさん咲いている…となると、作らずにおれまい、花冠。うぅ〜ん、最後に編んだのは20数年前になるんでは?と頑張っていると、他の女の子たちが集まってきた。作り方を教えてあげるが、出来ず、その子達の分も作ってやる羽目になり、腱鞘炎になりそうよ〜。だけど、作っている間、Mimiはそのお友達たちと原っぱを大笑いしながら、走り回り、文字どうり転げまわって遊んでいて、とっても楽しそう。最後は、その子達のママに写真を取ってもらって、バイバイ。私も、遊びたがる子供たちを引きずるように、帰路に着く。
回りきれなかったブースもあるし、また今度、遊びに行こうね。
2001年7月31日
今日は、夫がお休み。3ヶ月ぶりに、私も、散髪。
髪型選びって、楽しいけど、注文するときって、なんだか恥ずかしくない?
今回は、「浜崎あゆみ」か「モー娘。吉澤」の髪型にしたかったのだけど…とても、そんなこと、恥ずかしくて、口に出せない(爆)。とか言いながら、前回は「宇多田ヒカル風」だったのだ(←暴露)!
いつものように、訪問美容師をやっているよーさん(仮名)に来てもらう。
もう、長年お世話になっているのだけど、なかなか、癖のある面白い人。腕も確かで、マッサージ付で100frはやっすいでしょう?子供の預け先など、心配することなく、自宅でお世話になれるというのは、楽!
まずは私の散髪、ドライヤーをかけて終了…と思いきや、Mimiが後ろで「ママ!火!もえとーでっ!」と。振り返ると、テーブルの上のタオルが火達磨!アロマキャンドルを、テーブルの真ん中に置いていたのだけど、よーさんが何気なくタオルを引っ掛けてしまったらしい。おおっ!びっくりした〜。Mimi、お手柄よ!
実は、急遽夫が連休を取れることになり、プチ・バカンスを計画。パリにある日系の旅行代理店にホテル探しを依頼するが、待っているのがじれったくって、自分でホテル探し。ネットを使ってホテル探しという話はよく聞くが、経験するのは始めて!ちょっと、どきどき。日が迫っていることもあり、Mailのやり取りではじれったいので、思い切って直電話!緊張したけど、さすが客商売のフロント係。みんな親切に話してくれ、「ここはふさがっているけれど、こっちのチェーン店にTELしてみたら?」などと、アドバイスまで。
狙っていたaccord系は満室。だけど、有名なアメリカ系のホテルに5件目で行き当たり、抑えることが出来て、ラッキー!
ホテル探しを依頼した、日系旅行代理店に断りのTELを入れるが「まだ、見つけていませんでした…」とのこと…待ってなくてよかったよ。
今度は、足の確保。こっちはSNCFのサイトにて予約。時間や電車の組み合わせまで、しっかり自分で選べるので、とても便利。ネット様々、ですね。・・・と思ったら、「お宅のカード番号は、受け付けられません」だって…なんだか怪しいカード使ってるみたいじゃないすっか?どうしてかしら?だめなら、下のスーパーにSNCFの発券機があるし、そっちいにしてもいい…問題は、辞書を片手に、発券機の前に立つ勇気があるか?ということね〜(笑)。
それにしても、旅の醍醐味は、こうして計画を立てるときからすでに始まってるよね。
楽しいなぁ〜。
2001年7月30日
centres de loisiresへ、Mimiを迎えに行くと、顔が、歌舞伎状態!よぉ〜っく見てみると、なぁ〜んだ、ちょうちょのお化粧をしてもらったのね。すっかりお得意顔のMimi。
今日は、ほかの地区の幼稚園と合同で、スペクタクルを見学したらしい。マジシャンが来ていたとのこと。
「お手手の中に、赤いのと青いのと黄色いのと、ハンカチ入れて、ふ〜ふ〜したら、ぜ〜んぶ、繋がっちゃってん!」と興奮して話すMimi。うんうん、不思議だよねぇ(笑)。
ここのcentreでは、いろんなことをやらせてもらっているようで、作品もたくさん持ち帰ってくる。
写真が張ってあるので見ると、なんと、遊園地にも行ったの!?そういえば前回「Mimi、乗り物のりに行こうね〜」といって、胸にバッチを着けてくれてたっけ。いろんな経験をさせてもらって、本当に、助かる。
Chichiは迎えにいくたびに「Chichiも、Mimiのシェントールロワヂール、いきたいのぉ」と、うらやましそう。
だけど、失くし物、どうにかならんかねぇ。
すでに、帽子と、水着、紛失。今年買い揃えた新しいやつ!しょうがないから,おもちゃにしていたぼろい帽子を持たせてるけど,これは失くさない!もう、いい物を持たすのは、やめだ!
それにしても、水着だけでもいいから、返してくれ〜(;_;)。
2001年7月29日
本来、ぐーたら一家な我が家、めったに、人を呼んだり、呼ばれたり、いわゆる「パーティ」や「晩餐会」はしない。
だけど、ここ最近、張り切って行き来しているので、くたびれた。
なんといってもむらきな主婦なので、半年に1ヶ月、こういう出入りの激しい月があるのよ。普段から、定期的に、友人を招けばいいものを、ある日突然やる気に目覚めて、まとめてお招きしまくるもんだから、だめだわ。
でも、長期休暇の間にでも、会える人と会っておかないと、普段の日には、なかなか都合があわないものね。
というわけで、今日も、近所の広場で、お昼寝・散歩。
しかし、子供たちは、いつでも・どこでも、よく遊ぶね〜。
アレちゃんでさえ、日陰に入って伸びているというのに!
家へ帰ると、昨日ミシェルが書いて置いて帰ったお絵かきを手本に、Mimi、模写している。
お城に、ちょうちょ、お花…人物は、ちょっと難しかったらしい。
すぐに親ばか心が、先走る!・・・自分で、思いついて絵を模写するなんて、先天的に、絵の才能でも、あるかも(爆)!
よし!次の日曜日は、ルーブル美術館だ!名画を見せてやろう!・・・なんてったって、月の第1日曜日は、入場料無料だからね(笑)!
1ヶ月前にも行ったのだけど、ナポレオンの居室コーナーを見逃したから、これも、見に行こう!
楽しみ…それまでに、体力ためておこう…今週は、やっぱ、グータラしよ〜っと^_^;。
2001年7月28日
ドイツ人のせいさん夫妻とその孫っち7歳のミッシェル、日仏カップルのpetitte夫妻と11ヶ月のBebeアッシュちゃん、来訪(すべて仮名)。
メニュー:
・・前菜・・
茹でえび・茹でBulot(ばい貝)・インゲンとマッシュルームのサラダ・赤ピーマンのオイル漬け
・・メイン・・
羊と鳥とメルゲーズのクスクス
・・チーズ・・
コンテ、サン・マルスラン、ヤギのフレッシュチーズナッツまぶし、グリーンサラダ
・・デザート・・
petitte夫ご自慢の、アプリコットのタルト(彼はタルトが上手で、いつもお願いしちゃうのだ!)
この妻3人は、お互いフランスに来てほんとに初めに出来た語学学校友達で、以後7年間ずーっと続いている仲。言葉がわからない・カルチャーショック・食べ物のこと、いろんな同じ悩みを共有しあってきた。だけど、仏語能力については、すっかり差が開いてしまったなぁ〜。同じクラスで、ABCから習ったというのに!初めて会った時は1歳半だったミッシェルがもう7歳なんだから、みんなそれだけの歴史を、フランスで刻んできたんだよね〜。めったに顔はあわせないけど、こういう友達がいるというのは、本当に素敵なことだ。
Mimi・Chichiはミッシェルのことを待ち焦がれていたくせに、初め、お互いに、もじもじと、1時間ぐらいみつめあうだけ。大人たちにも、おおかた酒が回り、自分たちのことで楽しんでいると、いつの間にやら子供たちも一緒に仲良く・・・どころか、おおはしゃぎして、部屋の中は運動場と化している。ソファーから飛び降りたり、クッションを敷き詰めて前転しまくったり、「下の人、大丈夫なの?」と、みんなが心配するほど。ミシェルはドイツ語で話すのだけど、Mimiはなぜか仏語・・・ギリシャでの旅先で、地元の子達と遊ぶときも、やっぱり仏語でしゃべっていたのだ。彼女は、日本語以外の言葉は、仏語で対応することにしてるらしい。理解不可能度は、いずれも同じか(笑)!?
petitte家のアッシュちゃんは、ますますパパに似てきたよ〜。お目目ぱっちりで、かわいい!すごくおとなしくて、あんまり手のかからない子なので、「今のうちに、もう一人、欲しいなぁ〜」なんていう親ばか、約一名。奥さんににらまれています。いつもの寝る時間には、うちのベットで寝てしまった・・・なんと、マイペースな、よいこちゃんだ!
かつては1年の半分をおばぁちゃんのいるフランスで過ごしていたミシェルも、小学生ゆえ、ゆっくり過ごせるのは、夏休みの間だけ。明日から1週間のバカンスに出かけるけど、その後、毎日でも、公園で遊ぼうよ、と約束。また、楽しみが増えちゃったよ。
2001年7月27日
Mimiが突如、「Mimi、ニコラと、結婚式、すんねん!ニコラ、すっきやねん!」と宣言!!!
は?何の話?ニコラとも、終業以降、全然会ってないよ?なぜゆえに,彼?
さらに、
「結婚したら、お姫様と、王子様、抱っこすんの?」
だと!!!
うぅ〜ん、、、マセ、ガキ。
Mimiが、結婚する!と宣言したのは、これが始めて!
ニコラかぁ〜…金髪碧眼でいつもニコニコ優しい、保育所からの、幼友達…
…大歓迎!許す、許す!ママ、彼、お気に入りなの!
あちらのおかぁさまも、良い方だし・・・おほほほほ^_^;。
なかなか、Mimi、面食いね。ママに似て〜えっ!??
ゾウリムシ様の人物像を、極めているChichiの画風に変化。
紙の一面に、割と大きさのそろった丸を、みっしりと書き込みまくり。
Mimiも、そういえば、2歳ごろ、同じことをやっていた時期があった・・・彼女の場合、ノート2冊、すべて、○、で埋め尽くしてしまったので、きしょこ悪いくらいだったのだけど。
さて、Chichiは、この、○、をどのように発展させてゆくのでしょうか!
期待してるよ〜ん。
2001年7月26日
猛獣の棲む山奥の一軒屋として名高い(笑)、みかんさんちへ。他にもすがさんがお見えに。
RERを乗り継ぐこと1時間弱。しかしのその後のバスが、1時間に一本とのことで、しばし待つ。
RERの駅に降りたつや、Chichi「ここ萌衣ちゃんのおうち?山になってるよ?」・・・どうやら、国立自然公園になっているらしい。そこへMimi「ママ〜、牛がいる!」駅前に、いきなり、農場・・・うぅ〜ん、皆さんの話も、やたら誇張ばかりとはいえないなぁ〜(笑)。
だけど、ほとんどバクハイク気分でバスに乗り、15分後についたみかんさんちの村は、新興住宅地という趣で、なんだかこれから、便利かつ素敵な町になりそうなところ・・・残念ながら、猛獣はいそうにない(爆)。
美味い中華をくいてぇ!とのことで、うちの近所の店でテイクアウトした、しがない中華お惣菜だけど、みかんさんが庭にピクニックテーブルを出してくれ、そこで一杯やりながら食べると、また、格別!一足先に飯を済ませて、水遊びをする、子供の姿を見ながら飲むのは、ますます「幸せだなぁ〜」という気分をかきたてる。今日の萌衣嬢は、ひときはママの後追いが激しく、みかんさんを困らせている。それでも、私が抱っこすると、なんだかぺターンとくっついて眠ってしまったりして、とっても可愛い・・・もしかして、私のこと、好き(笑)?Chichiはひたすらカタツムリを水攻めにして遊んでいるし、Mimiと優花ちゃんは水のかけあいっこで、キャァキャァ嬉しそう。
最近こうしてネットで知り合った方達と交流することが多くなってきた。こういうの何がきっかけだった?という話になり、そういえば・・・うちは、みかんさんからのMailがきっかけだったなぁ〜、とおもいだす。HPを開設したものの、コンテンツも書きそろってなくって、ごくごく内輪で、どこにもリンク・出入りせず、こっそりやっていた頃。どこからともなく、「HPみました〜」とみかんさんが訪れてくれたんだよね〜。それから、いろんな方がここをたずねてくださって、楽しい話を聞かせてくれている。更に、そこから友達の輪が広がっていって、今は、いろんな人とお目にかかれることが出来て、とっても嬉しい。そんなことが励みになって、こうしてサイトを持つのが楽しめているの。
実は、一年程前は、パソコンおたっきー夫のせいで、私、激しい、アンチパソ派!の急先鋒だったのよ〜。それが、えらい宗旨替えしたもんだわ(爆)。これも、ここを訪れてくれるの皆さんのおかげですね。
これからも、皆と、こんな楽しいひと時を分かち合えますように。
2001年7月25日
ここ3日ほど、やっと夏日が戻ってきた。せっかくだし、アレちゃんも水の中に入りたかろう、、、と、森へ行こうと休みの夫を誘う。すると「久々に、セーヌ河岸のペットショップ(ケの犬屋)へ行こう!」と言い出す・・・私は、森でまったりとしたかったのに・・・でも、夫が外出したがることはそうそうないので、その案で、良し、とする。
電車に乗って、パリ4区「Chatlet」下車。セーヌ川に突き当たったら、西側一帯が、ペットショップ・園芸店の多数連なる岸辺(ケ)だ。
実はうちの犬アレちゃんも、ここのペットショップで購入した。だけど、ケの犬屋は評判悪いんだよ〜・・・いわく、病犬が多い、奇形が多い、怪しいブリーダーと取引がある、店頭での手入れが悪い、アフターケアがなってない、etc・・・かつて、ここに、毎日用に通って、犬選び・ペットショップ選びの目を養ったときがあったわ。その中で、一番よさそうなペットショップで、アレちゃんをベルギーから取り寄せてもらったっけ。一応、何事もなく、すくすくと育って(育ちすぎ?)おります。
久々に来ると、新しいペットショップ発見!爬虫類専門らしく、とかげ・イグアナ、蛇を、各種そろえている。だけど、、、見てはいけないものを見てしまった!蛇のケースに、なにやら白いもの・・・ねずみの赤ちゃん!しかも、生きてます!!店内の奥のほうに、ねずみのケースがおいてあり、自給時足か!!?ひとつのケースには、ハエがわんさか入れられており、こちらは、生き餌として販売されている・・・オエ〜。爬虫類好きの人には、なんとも思わない光景だろうが、私には・・・。
アレちゃんのふるさとのペットショップ。ここは、いつ見ても、手入れが行き届いている。可愛い、犬猫たくさん。奥には、巨大なおうむのブースがあるのだけど・・・怖い。鋭いつめで、ナッツをむんずとつかみ、ぼりぼり食う。人間の指さえ食いちぎるというくちばしで、檻のカギのねじを回しているやつもいて、いつ飛び出してくるかと、びくびく、怖い。でも、こいつら、犬より高い。1万Frは軽い。
他にも、白鳥や、孔雀を売っている店もあり、おなじみのリス・ウサギ・魚・亀なども置いてあり、子供たちにとっては、動物園にきたも同然。安上がりで、いいことだ。
そのままサマリテーヌを抜け、rue rivoliを散策。H&Mに引っかかり、子供の冬のワンピースをゲット。
フォーラム・レ・アール近辺の噴水で、久々にケンタッキーフライドチキンを食う!大好物。
子供は、鳩にポテトをあげるふりをして、追いまわし、楽しそう。近辺の本屋を冷やかしていると、「子供たちに」と言って、おまけと小さな本をくれる・・・この子達、いつも、こうしてあちこちで、いろいろもらっちゃうんだよね〜。幸せなやつらだ。
フォーラム・デ・アールでは、トイザラスをみようと楽しみにしていたのに、閉店してしまったとのこと。本やCDの大型ショップFNACへ。
ここのFNACは、うちから一番近くてでっかいので、時々くる。でも、子供連れでは、なかなかゆっくり見られない。と思ったら、夫が2人をつれて、うろうろどっかへ行ってくれたので、ゆっくり座り込んで、立ち読み(?)。ひとつ、いい本を見つけたのだけど、145Frもしたので、悩む。しばらくしたら誕生日なので、夫に買ってもらうことを約束(強要?)。フラワーアレンジメントの本だよ〜。忘れないでね〜。
ハァ〜、疲れた。
2001年7月24日
友人が4区にアパートを買ったので、そのお披露目に「晩飯を食いに来て〜」、というので、お邪魔。
パリ4区はマレ地区、といえば、スノッブでおしゃれかつ、歴史的にも美しい由緒ある建物の並ぶ、素敵なカルチェ。
アパートに行き着くのに、実は道に迷ってしまったのだけど、それ以上に、周辺の数多いブティックに魅せられ、フラフラ寄り道をしてしまった・・・ぶらぶら歩くと面白そうな、地域だ。
いいところに、家を見つけたなぁ〜。
石造りの旧建築の上階のお部屋は、古びた梁を剥き出しにした、風情あるつくり。パリのアパートらしく、素敵。窓から身を乗り出すと、マレのフランス情緒漂う町並みが見渡せ、受ける風さえも、フランスの香りがしそう・・・ロマンチックなムードよ〜。いい、アパートだなぁ。
「急に思い立った」と言うけれど、たくさんおいしいものを用意してくれて、すっかりご馳走になってしまった。
ここの家にも、でっかい2歳の犬がいるのだけど、こいつがものすごく、いやしんぼ!
食事中「こいつらちょろいぞ」と目をつけた、うちの子供たちに張り付き、よだれぼとぼと落としながら、眺めている。ほんのちょこっとのパンくずでも、落とそうものなら、すかさず、ぱくっ!私たちが、食べ物を口に含んで「ハァ〜」と息を吹きかけると(←意地悪)、口をもぐもぐさせて、いい匂いのする息を食べてる!
でも、人のことは言えない。
以前、うちのアレブタ君を連れてお邪魔したとき、2匹ですっかり図にのり、目を離した隙に、テーブルの上に並べておいた、人間様用の生ハムをぜ〜んぶ食べてしまったのだ!
しかも、由緒あるスペイン土産の、足丸ごと1本で購入し、食べる直前に切り出すと言うタイプの、贅沢品。
さぞかし、おいしかったであろう・・・。
よそのお宅にお邪魔するのは、楽しい!
フランスは、その地域地域にとっても特色があるから、友達んちに行くといっては、ちょっとしたフランス探索ができる。
うちんところは、いろんな民族の入り混じる、下町だけど、またそれもいい感じ。なかなか、日本人が足を向けない地域だけに、良かったら、皆さん、うちにも遊びに来てね。面白いところだよ。
2001年7月22日
ごんたさん一家来る。
メニュー
・・前菜・・
スープ・ド・ポワッソン
・・メイン・・
子牛のカツのピザ職人風
・・チーズ・・
コンテ、ウォッシュタイプのチーズ、藁の入った羊のチーズ
・・デザート・・
ごんたさん特製、サバラン(ラム酒シロップにスポンジケーキを浸し、カスタードクリームをつけて食す。うまい。)
初挑戦のスープ・ド・ポワッソン。
せっかく頑張ったんだからとルイユ(にんにく入りマヨネーズ)も手作りでと、挑戦したら、失敗。
ごんたさんに頼んでやってもらうと、うまくいきそうな気配・・・で、手伝うわ!と横から余計な手出しをして、再び失敗・・・手製マヨを作るときには、卵は必ず室温!油は、ごくご〜く少量づつ入れること・・・こんなデリケートな作業は、私には不向きだった(涙)。せっかく手伝ってくれたのに・・・ごんたさん、ごみん!
気を取り直して、アペリティフ。上手にゆだったバカ貝を食べつつ、おしゃべりも弾む。
さて、では、自信作の魚スープを・・・と、温めなおすと、泡がブクブク、異常にくっさいガス発生!
何故、何故、何故っ!
手間も、暇も、材料もかかった大作だったのに!この、乳児のう○ちのような香りは、何っ!
子供たちは「くっさーーーい!」と部屋中を走り回るし、ごんた夫妻は苦笑・・・。
それでも「くさやや納豆と思って」と、食べてくれた。なんと優しい、友人だコト。
いたんではなかったと思う!味も、まずまず・・・だけど、匂いがあれじゃぁ、大減点よぅ!
いったい、鍋の中で、どんな化学反応が起こったのか?謎???
いつもMailで写真は見ていたものの、久々の本物えす君(7ヶ月)は、最高に、かわいい。
なんと言っても、チャームポイントは、ほっぺ。色艶がいいよぅ!
ぷっくりもちもちしてて、ラインが、あごと一直線になるくらい、ほっぺが落ちちゃってるの。
Mimiは、赤ちゃんに興味深々。ちょっと抱っこさせてもらったら、以後、母性本能剥き出しで、すっかりママになりきっている。
手つき、身のこなし、表情まで、真剣かつ、愛情あふれるってムードを漂わせていて、ちょっとびっくりだわ。
Chichiもママになってみたいんだけど、お人形さん相手のままごとと変わらない勢いなので、ちょっと、怖いわ。
ごんた夫妻、特にご主人のほうが、親ばか丸出し。
いつもうちの子と、人間ブランコや何やら、力いっぱい遊んでくれるくらい、もともとが、子供好き。
それが、我が子となると、もう、歯止めがきかないぜぃ!という状態。ごんたさん、幸せもんだ。
魚スープに懲りず、また、遊びにきてね〜。
2001年7月21日
昼寝から覚め、ボーっとしているところに、日本の実家からTEL。
いとこが、交通事故に遭い、危篤とのこと。今日が、ヤマ、らしい。
まだ、22歳、この4月社会人になったばかりのいとこ。
何もかもこれから。おばさん(いとこの母親)だって、楽しみにしていたはずなのに!
何で、こんなことに!?
車にはねられ、頭部を激しく打撲。脳挫傷。体は、無傷、だけど、頭の傷がひどすぎるの・・・。
でも、どんなことになっても、まだ、すぐに、いかないで!
もうちょっと、おばさんのために、頑張って!
最後の親孝行・・・どんな姿になっても、子供には生きてて欲しいの・・・だから、もうちょっと、お願い、命、つなぎとめて!
お願い!!!
翌日、電話するのが怖いけど、実家へTEL。
とにかく、一晩は越えたとのこと。だけど、毎日が、ヤマ。
つらいね・・・でも、まだ、いかないで!
2001年7月20日
今日はアミアンから、みきさんがいらっしゃるというので、みんなで、パリ15区にある「シトロエン公園」へ、集合!
ほかに、みかんさん・すがさん・まおんさん・マダムおじゃる・とその友人数組・うちと、それぞれお子ちゃま、という、大所帯!
シートを広げ、お弁当を食べ、話も弾む。
はじめてきたのだけど、なんて、素敵な公園!
かなり広いのだけど、植木にも手が行き届いていて、小道が迷路のように配置されているのも面白い。
一番のポイントは、随所に配される、水のスペース。芝生の大広場のまわりを堀のように、ぐるりと浅い水路が張ってある。
正面には、ジャブジャブ遊べる、大噴水。
しばらく寒い日続きだったので、この日も水は禁止にするつもりだったのが、久々の晴れ間!迷わず水場に群がる子供たち。
バケツで水を汲んでは、そのあたりにまき、できた水溜りに、ジャンプしてバシャバシャ足を突っ込むというありさま。
結局、下は、パンツだけになり、水遊び。楽しそうだ〜。
天候の良い日には気球に乗ることもできる。今日も、そのつもりできたのだけど、午前中風が強く、閉鎖。残念。
それにしても、日本人多し!
やはり、15区という場所柄かな?同じように、シートを広げ、子供たちを遊ばせる、日本人ママ集団を他にも見かけたわ。
そのあと、砂場コーナーに足を伸ばし、おじゃる亭にて、まったりとご休憩。
子供たちもくたびれたのか、いつになく静かに、お絵かきなぞして遊んでいる。
そのムードのまま、帰路につくや、電車内で、爆睡。
この、遊びつかれて、満足げに爆睡する姿って、結構好き。
楽しくって、良かったね〜、幸せだね〜、って気がするもの。
お友達と遊ぶのは、楽しいよね。見てると、こっちまで、嬉しくなっちゃうよ。
また、遊ぼうね。
2001年7月16日
Mimiはcentres de loisiresへ。
そこへ通うようになって、一番変わってきたのは、Mimiの描く絵。
一枚に丸でも、なんでも、とにかく、一つの絵しか描かないのから始まって、5月ぐらいから、一枚のページに、いくつかの絵を並べ、物語性を持たせる…コレはママとビブロンとお手手、と言った具合に…なってきていたけど、それが急に、ホントの物語に成長してきた。
最近こだわって描いているのが、お花畑とママ。
クレヨン・絵の具・ペン、様々な画材で、同じテーマで何枚も挑戦している。
左端に大きくママ、あとの右1/3には、下から芝生・柵・色とりどりの茎と葉っぱの付いた大きな花が5〜8本・更に柵・太陽・青い空、あとは気分によって、何故かチョコパンが浮かんでいたり、ボンボンが飛んでいたり。そして必ず、説明?署名?とにかく、文字のつもりのミミズが走る。みっしり描き込んであって、なかなか面白い。
本当に、綺麗なパステル系の色を選んで描くようになった。なんでも、「かっこいいのは嫌い!可愛いのが好き!」なんだって。
centres de loisiresでは、幼稚園3学年混じって行動するから、大きなお姉さんとかが描く絵に刺激されているのだろう。世話をしてくれるアニメーターも絵を教えてくれているらしい。
運動の方も、ますます活発。飛んだりぶら下がったり、大好きなのだけど、とうとう、2,5mほどの鉄の棒を上からしがみついて滑り降りるという技が、できるようになった!
今までは、最期の片足を床から離すことができなくて、自分でもいらついていたのだけど、今日は友達のファニーが目の前でやってくれたのをまねして挑戦!あっさりと、成功!
嬉しくて、何度もやってみては、「見て〜!」とうるさい。
活発な分、生傷も絶えない。
その登り棒も、何度もやるうちに、とうとう、途中から1mほど落下!
大好きな鉄棒も、尻上がりをするうちに手を滑らせて、ほっぺたに傷!
まぁ、ケガするのも上手だわ。大きなケガをしない…こけ慣れてるのよね(笑)。
これだけのことを見ても、子供が誰かのまねをするっていうのは、成長に欠かせない、とっても大切なことだと思う。つくづく「ママとだけじゃぁ、ダメなんだなぁ〜」と感じずにはいられないね。
2001年7月15日
まだ寒いけれど、久々にお日様が覗く貴重な日。
コレは、楽しまなきゃと「森へ行こう」と夫に言うと、「あっ!僕、仕事あんねん」やってよ〜。
こやつぅ…いつも、この調子。
今日が3連休の最終日なのに、そんな日に、今日まで一度もしなかった仕事を引っ張り出してくるとはっ!それに、今までの例からいくと、こんなコト言っても、やるのは夜中になってから。しかもパソで仕事してるというより、趣味のサイト覗いていることの方が多いのだ!
それなのに、ほんの数時間出掛けようと言うと、仕事を理由に断るのよ!コレが、怒らずにいられるかいな。
だけど、一昨日も、昨日も、お出掛けしたし、まだちょっと花粉症の残ってる夫を、森に連れ出すのも可哀想か…と、あきらめる。なぁ〜んて、優しい、妻なの!
というわけで、近所の広場にお散歩へ、格下げ。
だけど、久々のお天気は気持ちいい。
子供達は、散ったバラを髪に挿し、花びらや葉っぱを集めて、お料理ごっこ。犬はそれを追いかけ、野いちごを背中に乗せられてる…汚い、イボみたいだ(笑)。私は、読書。夫は、大きなモニュメントの下で、お昼寝…日当たりがよくて、ブロンズ像が暖まるので、暖かいの…だけど、一応、ここ、観光コースなんだよネ〜。ほら、観光客が、写真撮ってるよ〜、あんた、完璧に、怪しいアジア人の浮浪者じゃん。まぁ、もう、いい、か…。
のんびり、日曜日。いつもの、日曜日、だなぁ〜、はふ〜。
夫は、結局、仕事、しなかった、なぁ〜、も〜。
2001年7月14日
大雨、です!パリ祭なのに、ひどい有様!7年間見てるけど、雨なんて、初めてよ!
だけど、シラク大統領、以下首相・大臣、傘もささずに、パレード・式の参加。兵隊さん達も、せっかくの晴れの舞台なのに、可哀想。いつものようにテレビで見ながら、涙、涙、涙。
国威高揚のための、軍隊行進。その目玉で、派手な航空機ショーも、数機飛ばしてはみたけど、全く雲の中で、下からでは見えない。かなり低い雲だったみたい。以後、中止。
2日前の予行演習では、何十機と戦闘機やプロペラ機が飛びまくっていたのに、せっかく見に来た人には、残念。
ホントは、レーダーに写らないというステルス機や、パラボラみたいなレーダーを摘んだ真っ黒なレーダー機、その他、全然名前もしらんけど、いかつくて、いかにも恐ろしそうな威力のありげな戦闘機のオンパレードなのだヨ〜。そういえば、フランス国旗の「赤・白・青」の飛行機雲をまき散らしながら、飛ぶ、戦闘機もあったなぁ。惜しい。
昼からは、すが邸にて、うまいモノを食う会。
ホントは、うち以外の、すが家・みかん家・おじゃる家・まお家で、朝サクランボ狩りに行く予定だったのだけど、この雨のため、中止。しかし、毎度、このメンバーで企画を立てると、降水確率が上がる。雨女・雨男が、やっぱり居るのか(笑)?
総勢、大人10人・子供7人で、大騒ぎ。
今日は、どっちかというと、大人のための会であるので(笑)、子供は、適当に放牧。しゃぶしゃぶ・鉄板焼を食していると、時々、いい具合に焼けた肉を、横取りにくるが、子供は子供同士、仲良く遊んでいる。
飯がうまいと、酒が進む!結局なんぼほど、瓶を空けたのかというと、すがさんちのHPに詳しいけれど、大小ビール・ワイン・日本酒・梅酒、なんと11本も!!!
夫チームと、妻チーム、それぞれ、話題が弾む。
だけど、酒が回ってくると、日頃のうっぷん晴らしとばかりに、だんだん、夫連にくだを巻く、酔っぱらい妻、約、数名?女の園台所に、「ちょっと〜、○○さん、ど〜思ってんのヨ〜」と、個人指名して、引っ張り込んだりして、ほとんどリンチ状態だぁ〜(>_<)!桑原、桑原…って、やってたのは、私か(爆)。腰の引けてる、旦那達。
だけどネ〜、コレくらい気の強い妻じゃなきゃ、子供抱えて海外暮らしはできないんだって!このたくましさに、感謝しなさいよ〜だっ(笑)。
夜遅くまで、楽しみました。
すがさんトコ、だいぶん荒らしてしまったけど、懲りずに、また、呼んでつか〜さいまし。
2001年7月13日
昨日お出かけした時に見かけた、イベントへお出かけ。
今は、バカンスシーズン。各種展覧会・アドベンチャーワールドのPRポスターが、あちこちにベタベタ。そういうのに、弱いんだよネ〜。あっさり、PR戦略にはまっているワタクシ。
パリ5区にある「Jardin de plante植物園」の「Museum National D'histoire
Naturelle自然歴史博物館」へ。ポスターが派手で、何だか、キリンや象が大写しになっていたのだけど、行って、びっくり!すべて、剥製!ものすごい量!
並の動物園にいる以上の動物の、剥製がずらり。亀・蛇、昆虫や、魚の剥製まで!
ちょっとこれだけの数があると、一つや二つ、夜な夜なうめき声を上げたり、徘徊しそうな、恨みの深そうなヤツが、居そうじゃない(笑)?
剥製だけが目玉ではなく、それを系統的に展示して、生命の歴史を紹介していたり、絶滅しそうな動物を紹介していたり。人間の歴史、文化・生活の発展というテーマのブースもあり、「4人家族の10日分のゴミ」の展示にはみんなびっくり!コンピューターで、説明が聞けたり、詳しく勉強できたりも可。
子供達は、たくさんの動物に、大喜び。あっちこっち走り回って、眺めていたけど、ワンフロアー見ただけで、グロッキー。4階まである…広すぎだぁ!疲れて「もう、見ぃひん!」とMimi。
でも、なかなか興味深いので、子供をテレビコーナーに座らせ、遠目で様子を見つつ、夫と2人でフロアーを回る。しかし、辞書が要るぜ。言葉が分からないのが、惜しいなぁ。
展示も面白いけど、博物館自体の美しさにも、感動する。1880年代の建物。雰囲気的には、デパートの「サマリテーヌ」や、「オルセー美術館」の趣。非常に雰囲気があって、よろしい…でも、そこに、剥製。ミステリアスなムード、倍増。
植物園で、花を眺めながらピクニックもいいし、そういえば、「ダイアモンド展」もやっていた。小金持ちそうなおばさま・年輩の方々が、ずらりだったなぁ。
博物館には、エアコンも入っているので、夏のお出かけには、おすすめ、です。
2001年7月12日
ここ数日、ヤケに涼しい…を通り越して、今日なんてさむいっ!
霧雨のしのつくなか、Chichiを連れて「Bir-Hakeim」日本文化交流会館へ。
ここの図書館へ前々から行ってみたかったんだ〜、と友人に話したら、「一緒に行こうよ!」という話になり、ついでに「昼飯もおいしいモン食おうぜぃ!」と、メトロ「cambronne」にある「明家」という韓国料理屋へ。
注文したもの;メニュー3つ計210Fr
・韓国風焼き肉定食×2つ;サラダ・チジミ(韓国風お好み焼き)・キムチやナムルや酢の物のお総菜小鉢5皿・焼き肉・白ご飯・1/4ピッシェのワイン
・ビビンパ定食;サラダ・焼き餃子・キムチやナムルや酢の物のお総菜小鉢5皿・ビビンパ・アイスクリーム
全体的に、ほんのりとした味付けで、焼き肉のタレでさえ、くどすぎない。お腹にもたれないので、3人前の定食を女2人で軽く食べちゃった。ビビンパもいいお味。
Chichiはニコニコごきげん。餃子2つとチヂミを食べ、ご飯はあんまり食べなかったけど、アイスは一人で、ぐるぐるかき混ぜながら食べてたね。ご満悦。
子供一人だと、食事の面倒見るのも、楽勝。Chichiが生まれるまでは、こうして、Mimiを連れてレストランへ行っていたなぁ〜と、ふと思い出す。
再びメトロに乗り、日本文化交流会館へ。
「Bir-Hakeim」を降りて、すぐの角を曲がったら、目の前!すぎて、気が付かないほど近い。
ガラス張りの近代的な建物の3階が、お目当ての図書館。
素晴らしく、高尚な品揃え!あらゆる日本文化の専門書がそろってる。たとえば、普通の図書館だと「浮世絵」の画集が一種類そろってたら、それで終わりだけど、ここには、他の出版社のものも何種類か置いてある。いろんな視点から、同じテーマを探ることができそう!「旅の手帳」とか「サライ」「アエラ」など、硬派系(マニア系?)雑誌もいくつかある。
だけど、そういう本をまじめに読んで、お勉強している人も結構いるので、子供連れは、ハラハラ。Chichiもはじめの頃は、私の趣味で手渡した「鏑木清方」や「上村松園」の画集を、結構まじめに見ていたのだけど、そのうちするりと椅子から降りた…やっぱり、渡した本が渋すぎたか(笑)!?本を探す私と、座って閲覧中の友人の間を、行ったり来たりして喜んでる。友人の前の座席には、調べものをして、仏語でレポートをまとめている人もいて、私は「迷惑かけてる〜」と、ドキドキしたわ。
図書館内の上階には、視聴覚室もあり、日本語のビデをその場で視聴できる。コレも、高尚な内容のビデオがそろってる…「歌舞伎入門」とか、「和食の基礎」とか。フランス人の好きそうな日本映画…小津・黒沢・たけしあたり…も、仏語字幕版が置いてあり、仏人の友人と一緒に来てビデオ鑑賞するといいかも。仏語で日本文化を紹介している本も多数あり。
だけど、さすがに、高価な辞書・事典・専門書を扱うだけあって、貸し出し不可!残念。
相変わらずのしょぼ雨の中、Mimiを迎えに。
今日のMimiは、外出組だったらしいが、雨なので先に帰ってきたらしく、みんなして園内で遊んでる。幼稚園の友達モニーと、抱っこごっこをしてふざけている。
そろそろ、いいお天気が恋しいなぁ〜。
2001年7月10日
台所で片づけをしていたら「ジョジョジョジョ…」と、身近なところで、水の音。
上の階の人?下の庭で水やり?Chichiかアレちゃんのおしっこだったら、傑作だネ〜、なんて思っていたら「ママ〜!おしっこ、出ちゃった〜!」とChichi。居間の部屋の絨毯の上、可愛いお池が出来ている…。
オムツがはずれて、早1ヶ月。何を思ったか、この始末。まだまだ、修行がたりんねぇ。
Chichiは、見ているだけで面白い。今日の笑いネタだけでも、こんな感じ。
鏡を見ているなぁ〜と思ったら「ここ、ぺっちゃんこにならへんねぇ」と、自分のぷっくりほっぺをツンツン。ぼた餅様の頬を気にしていたのかしら?Chichiのチャーミングポイント、だよ。
黒子のことをいつも「フクロウ」というので、言い直させていたら、今日は「てぶくろ〜」と言いだし、ずっこけ。だじゃれのセンス、抜群。
窓の外に、おもちゃが捨ててあり「コレ誰がしたん!?」と聞くと「う〜んと、う〜んと…アレちゃん!」…アレちゃんがそんなこと、出来るわけないでしょ!もっとましな言い訳を考えな(笑)。
夕方からエムさんとお子ちゃまがたが遊びに来た。
壁中に飾られたMimiの絵を見て、マジに感心している。彼女は、昔、画廊に勤めていたから、その目は確か。そんな人に「Mimi、絵、上手だよ〜!ホントに!綺麗な色、使って描くなぁ〜」なんて誉められ、親バカ、うれしさ隠しても隠しきれない(笑)。ありがと。
Mimiのcentres de loisiresにお迎えに行くと、先生にべったり、赤ちゃんみたいに抱っこしてもらっている。「べそかきMimiか!?」と思ったら、どうやら先生方が、可愛いっ!と言って、抱っこしていたらしい。かわいがってもらって、万々歳だ。
一日中お友達と過ごすと、頭の中が仏語モードになるのか?家でもなんだらかんだらと仏語で話している。最近、なんだか意味不明なことを言うことも多い…たとえば「カボヤージュ」とか「トンビテ、モンビテ」「デガジェ」etc何のこと?聞いているとなんだか呪文のようで、困惑。誰か、ご存じの方、教えて!
2001年7月9日
心配していたお天気が、急によくなり、久々に夏!
ケイさん企画の「JARDIN D’ACCLIMATATIONでピクニック」へ。
メトロの駅にて、ケイさんにせい君、すがさんに優花ちゃん、ぴよよんさんに馨君と蘭ちゃんと落ち合う。マダムおじゃるに理紗子ちゃん・紗恵子ちゃんは、14時頃合流。乗り物コーナーを子供達に見せないようにぐるっと回り、子供広場にて、昼飯。
子供達、遊ぶ遊ぶ!
せい君は臨月のママを省みることなく、フラフラと、放浪。
馨君は「日本男児たる者、一度決めた道をひたすら行くでござる!」と言う意気込みで、無言でひたすら滑り台。
幼稚園女子3人組(Mimi・優花ちゃん・理紗子ちゃん)はおてんば度、発揮。年老いたママをこき使い、普通のブランコや、ターザンブランコ(紐状の座部に捕まるように座り、滑車で滑っていくヤツ…わかる?)、ロープジャングルジム、シーソーにて、大喜び。ママは、押したり引いたり、抱っこしたり下ろしたり、疲れた…。
紗恵子ちゃんは、ちびっ子なのに、チャレンジ精神旺盛。目を離すと、大胆なことをする。
Chichiはママにべったり甘えんぼ。蘭ちゃんもいい子にしてたね〜。
今日はMimiはとりわけ優花ちゃんと仲良しだったなぁ。おてんばMimiがいろんな遊具に挑戦するのに、負けん気を出して付いていく、いつもは仕切役の優花ちゃん。
Mimiはなかなか自分から「遊ぼう」って言えないから、程良く仕切ってくれる優花ちゃんや、「何でもいいよぉ〜」とおっとりした理紗子ちゃんとは、本当に気楽に遊べるみたい。
おかげで今度ここへ来る時には、パパよりも優花ちゃんと来たいらしいよ〜…またもや振られたパパ。可哀想…。
回りきれなかったけど、動物園コーナーも乗り物コーナーもあったのよ。
水遊びも、メリーゴーランドも、ちょっと覗いた人形劇も、楽しかったね。
またこよ〜っと(←夏休み、暇なワタクシ)。
2001年7月8日
朝は、モントルイユの蚤の市へ私の腕時計を買いに行く。
ここのところ、家中の時計の調子がおかしい…何か不吉な予感。何かがおかしい?
私の腕時計も、続けて2本も壊れた。
ちょうどソルドだし、頑丈な「G−Shock」でも買おうと思ったらば、高かった(;_;)。ので、あらゆる安物の日用雑貨が、更に安くそろう、モントルイユの蚤の市へ。
すごい人の波をかき分け、50Fr均一で腕時計を売っている出店を2店冷やかし、ちゃっちいおもちゃみたいな腕時計をゲット。高い物・ブランド信奉者の夫は「何時間かしたら、壊れて止まってるんちゃう?」などと、やなことを言うが、私にはコレで十分!工業帝国日本に帰ったら、安くて、丈夫で、素敵な日本製の時計を買い直すのだ!それまで、半年の辛抱!!!?
お天気がそんなによくない本日、お子さま達は、ほとんど一日中、絵の具でお絵かき。
絵の具といっても、固形絵の具で、水で溶かしながら使う物。
2人共絵になっていない。
Mimiは筆足を楽しむように、ぺたぺたと色を押して「ネックレス〜」と言ってるし。
Chichiなんかは、紙の同じ部分ばかりに上から上から色を塗り、水分で穴が開いてしまったのを見て、喜んでいる有様。
まぁ、好きにしな。想像力、想像力。
私も試しに筆を握ってみたならば、Mimiとかわらぬ絵のレベルだった…。
2001年7月7日
また、やってしまった…夜更かし読書。
とにかく、文字の書いてあるものは、手を止めて読まずにはいられない、文字オタク・読書好きの私。小さい頃から、お菓子の箱の裏の広告まで読んだりしていたもの。
昨日の夕方から読み始めた、サイコホラー小説「黒い家(貴志祐介・角川ホラー文庫)」が面白くって、やめられなかった。
就寝前の読書は、最近、本を開くとすぐ熟睡状態で、あんまり熱が入っていなかったのだけど、昨日は昼子供達と爆睡したせいと、お話しの続きが気になって、眠気がこない。
それで、昨晩は午前4時まで、読書。
時々、こうして、読書に没頭して、晩ご飯の用意をさぼったり、夜更かししすぎたり、してしまう。
我ながら、読む本のジャンルの幅が広いのが面白くって、読書日記でも付けたら興味深いんじゃないか、と思うのだけど、そう思っているうちに、読み終わった本の山が築かれていき、いちいち書名・作家・感想なんて付けてられなくなる。
でも、いつか、必ず、やってみたいなぁ。
そういえば、今日は七夕…を意識しつつ、何の関連もないけど、矢車草とピンクの可愛い小さい草花を買ってきて活けた。
花を触っていると、ガキどもがうるさい!
せっかく、長短長さをそろえて並べているのに「こうやって持ったら、お姫様みたいやろ〜」等と言いながら、どんどん盗っていってしまう!最期は2人で、花の奪い合い。気が散る!おまけに、大量の花だったせいで、最後は、つっこめ状態。全然活けたとは言えない…。
七夕様に、お願い。
もちっと、精神的に、落ち着いた、穏やかな生活が送れますように…せめて、優しい心でお花が活けられる程度に…。
2001年7月6日
天気が悪い、雨はまだ降ってないけど、降りそうな一日の始まり。
Centres de loisiresへ行っても雨だったらつまらないしとお休みにして、雨が降ったら夕方お友達を家へ呼んで遊ぼう、と予定する。が、結局降らず。
いつものコースで、公園へ。
雨の多い涼しい日には、虫がたくさん頑張ってる。
子供って、虫をいじめるなぁ〜。
うちの二人は、どっちかというと、虫を怖がって(のワリにはゲラ笑いして逃げていくのだけど)、触ろうとしないのだけど、他の子は大概たたいたり、踏んだり…。
大きなありの巣を見つけて、三人で覗いていてら、同じ年頃の男の子二人がやってきて「うっわぁ〜!ありだぁ〜!!」と嬉しげに叫ぶなり、めちゃくちゃに踏みにじって、つぶし去っていった。
Mimi・Chichi、ついでに私も、ぼーぜん…。うぅっ、哀れな虫人生。
大きなカタツムリが死んで、ありに食われているのも発見。
子供に、「死ぬ」と言うことを教えるのは、難しい。
よく鳩が車にひかれて死んでるので「車に気を付けないと、鳩みたいにぺっちゃんこになって、死んじゃうよ!痛いヨ〜。」と脅すのだけど、老衰で死んだらしいカタツムリの場合は…。
説明しても「エスカルゴ、ぺっちゃんこになっちゃたん?」(だから違うって)
「頭がないの?」(イエ、それは単に丸まって死んでるだけなのよ)
「それで、死んじゃったの?」と質問攻めのChichi。
もぉ、ええわ…。
車いすの人、杖をつき背を丸めてヨロヨロ歩いてる人、いちいち不思議に思う彼女たち。
話して聞かせる、ママの責任は重大だわ。
思いやりのある子になっておくれ。
ちょっと外へ、何気なく出掛けるだけでも、子供にとっては興味津々の大冒険。
夏休みの間、ママと、いろんなものを見ようね。
2001年7月5日
すっかり涼しくなった今日は、家で2人の悪ガキが喚いても、耐えられる…と、Centres de loisiresをお休み。
だけど、甘かった!奴らの悪行に、わたしゃ、ちょっと…イヤ、かなり、切れました。
一日家の中で(公園へも行ったのだけど)、めちゃくちゃ散らかして遊び、夜、さぁて、お片付け。
「一緒にかたづけよかぁ〜」と一声かけ、Mimiの仏語お勉強カルタへ手を伸ばすと
「Non!Mimiがやるの!」
さよか、さよか、ほなこっちと、ミッフィーちゃんの日本語お勉強積み木を触ると
「Non!Chichiが片付けるのっ!」
えらいえらい、じゃぁ、任したでぇ〜。
と待つこと10分。
再び覗くと、まぁったく!全然!片づいておらず、他のことして遊び惚けておる!!
すっかりきれいに片付けるとは、期待してなかったのだけど、あんなにえらそうに「自分で片付ける!」と宣言したくせに、ひとかけらも手を付けていないのは、コレ、いかに!
で、怒り、炸裂!
「もう結構!おもちゃ、捨てます!!」
ママ、ついに、おもちゃをゴミ箱にほりこみ、でかいものは、玄関から外へほりだす(外はもちろんアパートの共用部分)!
いっつも「捨てるヨ〜」と口で脅されてはいたけど、初めて、マジ怒りで、捨てに走るママを見て、Mimiパニック状態で泣き叫び、捨てられたおもちゃを必死でかき集める。
Chichiは、ママとMimiの勢いに押されて、呆然としつつ、お気に入りのおもちゃをこっそりゴミ箱から取り戻してる。
すっかり、阿鼻叫喚の修羅場と化した、夕方の我が家。
叱るのも、気力がいるのよ…後は、我ながら、気分悪いしね。
だけど、たまには、パンチ効かせとかないと、示しがつかんでしょ。
やるべきコトは、やらないと!
だけど、夏休み5日目にして、もう怒り炸裂…長い夏休みなのに、先が思いやられるわ。
2001年7月4日
アメリカから3ヶ月ぶりにフランスへ帰ってきた友人と、久々に会う!
何かごちそうを作ろう!と思うのだけど、折からの暑さと、レパートリーのマンネリ化で、やる気が…前日の夜、遅くまで本を繰り、色々考えたが、良い案が思いつかず、今朝になって、マルシェでバタバタ。初挑戦の料理をお出しする!
・・メニュー・・
前菜;メロンに生ハム、茹でエビに各種レチュの混ざったグリーンサラダ(2種類の前菜。変だけど、両方食べたかったの、私…(^^ゞ)
メイン;ピーマンとトマトの南イタリア風煮物
デザ−ト;友人お持たせの、夏の果物のムースのケーキ
子供達は、アメリカ土産をもらって、大喜び!幼稚園のアルバムや、返してもらった作品をゾロゾロと見せびらかしまくり!
彼女と一緒にに公園へ行くと、Mimiの友達のクララとエバもいて、一緒に砂遊び。
6月末の学園祭からこっち、目に見えて公園人口が減りつつある。
クララも今週末から月末までバカンスだって。
クララママがcentres de loisiresに興味ありげなので、大いに宣伝しておく…お友達が増えるというのは、楽しいことだもんネ〜。
そうそう、友人にギリシャ旅行の写真を見せてなかった!と急いで帰宅したら、急に激しい雷雨!雷が鳴るたびに、子供達絶叫して、大喜び。
「びっくりしたヨ〜」とキャラキャラ笑ってるけど、あんた達の叫び声に、ママの方がびっくりするよ。
犬を飼い始めたという友人は、我が家にある犬育ての本を山と抱えて帰っていった。
今度は、チビ犬ゾロも連れてくるからネ〜、とお約束。楽しみだなぁ。
2001年7月3日
クラスメイトでお隣にすむファニーは、今日は初centres de loisires。
Mimiは、お友達と登園できるので、嬉しい!
校庭を見回すと、昨日から登園していた、クレモンとウムーに加え、ファニーにポールといったおなじみに顔も増えつつあり、よしよし、といった感じ。
本日のピクニックは「フェルナンド・ブイッソン」。Mimiは今日こそ、お出かけチームかしら…。
すっかりMimiに置いてけぼりを食わされた、休日の夫。
犬の散歩をしていたら、たまたま、Mimiの乗ったバスとすれ違ったとのこと!
どんなピクニックだったのかな〜。
17;30に迎えに行くと、今日も未帰還。昨日はなんと一時間ほども遅れて帰ってきたらしい。
30分遅れで、ほてって真っ赤な顔をしたMimi、ご帰還。
森の中で、銘々勝手に遊んだらしい??
昨日、Mimiが「セントールロワジールで、夜、ネンネするねんて〜」と意味不明のことを言っていた。昼寝の間違い?と適当に解釈していたら、張り紙。
なんと7月の9・10日に今日行った「フェルナンド・ブイッソン」にて、キャンプをするとのこと。
先着10名。だけど、Mimiにはちょっと、早いよネ〜。
2001年7月2日
どっきどっきのCENTRE DE LOISIRE初日。
幼稚園の担任の先生から説明されて、やっと「なんだかわからないけど、幼稚園には行かないらしい」と言うことで、バカンスを理解した様子。
しかし、そんなレベルで、CENTRE DE LOISIREだから別の幼稚園へ行く、ということが理解できるわけもなく、最寄りの幼稚園へ着くまで???状態のMimi。
CENTRE DE LOISIREが開かれている隣の学区の幼稚園までは10分弱。
中は、申し込みをする人でいっぱい。
うちの区では、区役所での手続きはいっさい無く、直接通うことになる幼稚園にて、手続きが行われる。手渡された用紙に名前・住所などを書き込んで渡す。戸籍謄本と住居証明以外に、学校保険のコピーも必要なことが判明。また次回持参の約束をする。
校門の所に、CENTRE DE LOISIREのことについて書いてある(CENTRE
DE LOISIRE参照)。
CENTRE DE LOISIREと、CENTRE A AIREは1本化されたと説明を聞いたけど、このプログラムによると、毎日毎日、あちこちへ出掛けてピクニックをするらしい。
3カ所行き先が写真入りで説明されており、「今日はどこそこ」と1週間の予定が出されている。
森・大きな公園・農場が出先で、お昼ご飯もそこでいただくらしく、食堂の写真もある。
そうこうママが手続きをしている間、世話をしてくれるアニメーターが数人「校庭で遊ぼうよ」とMimiを誘いに来てくれるが、返事は「Non!」。
優しく言ってくれるアニメーターに「この子、あんまり仏語が出来ないんですけど」というと、「あら!私日本語出来るのよ!(←仏語。日本語→)ちょっとね〜」だって(笑)。
慣れない様子に、久々に固まってるMimi。そのうち勝手に、部屋の中に置いてあった絵本を引っ張り出してきて、Chichiと2人で読んでる。ママと一緒に校庭へ。
た〜っくさんの子供!幼稚園で同じクラスのクレモンとウムー発見。それでなんだかMimiも安心したらしく、ママの手を放れ遊びに行ってしまう。
おそるおそる「ママ、もう、行くネ〜」というと、「いいヨ〜」とあっさり。
はじめてCENTRE DE LOISIREについて説明したときは、「イヤ!いかへん!」なんて言ってたのにね〜。まぁ、いいことだ。
幼稚園よりも長くて、17;30のお迎え。
門は開くが「まだ帰ってきてません」とのこと。バスが道路の状態で遅れているのだろう…と思っていたら、「Mimiはいますよ〜」とのこと?
朝登園の早いモンがちで外出人数をうち切るのか?学校保険のコピーを忘れたから居残り組だったのか???とっても優しそうなジャックりーン先生に遊んでもらってたらしい、居残り組10人程度。それでも、Mimi、なんだかすっごい笑顔!
ものすごく上手に書いたお絵かきを持ってきて、何じゃかんじゃと説明開始。
おやつをお外で、地べたに座って食べたらしい。飲み物は、なんと、ミント水!ほんとかね〜?
心配したけど、例によってずいぶん楽しんだらしく、「明日もCENTRE DE LOISIRE、行く!」だってよ〜。「パパ、明日お休みだから、おうちでパパと遊んだら?」と言っても「CENTRE
DE LOISIREの方が、ええの!」だって。よかった、よかった!?
明日は、保険のコピーも持って、早くに登園しよう!
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