冬のパリ案内(笑)
・・・年末年始、旅行にきた妹と観光客しまくった記録・・・
 
 思う存分観光客しよう!

 パリといえば、これ!エッフェル塔です!

 が雨に煙るエッフェル塔。 
 は、2000年大晦日のエッフェル塔。
 21世紀に入った瞬間、この「Anne2000(2000年)」の表示が消え、青いランプがエッフェル塔全体に星のように灯ったのです。幻想的でした!

 エッフェル塔は、皆さん、是非、登ってください!ちゃんと、徒歩(20Fr)で!天辺まで仏式3階構造になっていて、仏式2階までエレベーター(45Fr)か徒歩かが選べます。徒歩で登ると、下から吹き上げてくる強い風にあおられ、高所の恐怖に絶叫しつつも、エッフェル塔を自力で制覇した!という感動は、素晴らしいものです!更に仏式3階まで登るには、+20Frでエレベーターで登頂できます。
・・・在仏6年目にしてはじめてエッフェル塔に登り、こんなにカンドーしている私って、一体・・・。
 

 

   
 高いところへ登りまくる旅も、面白いですよ!

 高いところを好むのは、サルと何とやらだけ・・・と俗に言いますが、私は、何とやら、に入るのでしょうか?高所恐怖症の癖に、ついつい上っちゃいます。高いトコ、気持ち良いよね。

 パリの絶景を眺むるにふさわしい高いところ、色々ありますが、これは凱旋門の頂上。
 はシャンゼリゼ方面、はデファンス(シャンゼリゼと逆)方面です。
 ひょいと後ろを向くだけで、この景色の違い。面白いと思いません?
 ちなみにシャンゼリゼに向かって、右の方の大通りには、夜な夜な、高級娼婦とお客さんの交渉する姿が、ひとつの風物詩となっております。わざと迷い込まないように(笑)。

     

  

 パリの観覧車(2002年1月撤去されました)

21世紀を迎えるに当って、新年の初めまでの予定でコンコルド広場に設置された、大観覧車(近景、エッフェル塔から)。カウントダウンで21世紀に入った瞬間に、青いランプが全体に灯り、広場全体にたくさんのサーチライト(?)が踊り狂い、なぜか紙ふぶきが飛び続け、サンバな曲が流れ出し、さながら、野外ディスコと化しました。
もし、こんな観覧車を見つけたら、是非乗ってください。観覧車と日本で言えば、恋人たちのラブラブ小部屋のように思われがちですが、パリでは絶叫マシーンです!小部屋になってないんです、覆いがなくて吹きっさらし、乗り込み扉は開けっ放し。おまけに、ぐるぐる何周もまわり、その上乗り込んだ部屋自身もまわる。他の客を乗せるためにいちいち止まるので、頂上でストップしたまま数分間、たっぷり恐怖を味わえます。命の保障はないので、悪しからず。

 
その他の冬の風物詩

近年出没するようになった、野外スケートリンク。パリには日本のように大きなスケートリンクは少ないのです。貸し靴に30Fr要。パリ市庁舎をどうせ眺めるなら、スケート靴はいてってのも、なかなかユニークじゃない?

 右フランスの正月飾り。ヤドリギ(Gui)です。宿主が葉を落として寒々とした姿になっても、ヤドリギは自分ひとり青々と葉を茂らせ、実を実らせるさまから、この植物のように度あつかましく幅を利かし、人から搾取してでも生きていこう、とあやかるようになった(言い過ぎ!)。同じく常緑樹で、冬に実る柊木も好んで飾られる。あっ、日本の松も常緑樹じゃん。
この飾りの下で新年のキスを交わすと幸せになれるとか?(ホント?)