生きてりゃぁ、人間病気になることもある。
悪くなる前に、医者に行く。コレ、ジョーシキ。
フランスだからと、ビビルことはない!
さぁ、医者へ行こう♪

フランスの薬箱

処方される薬って、服用日数分でくれるわけではなく、箱ごとバーンと出してくれるので、どうしてもあまります。
捨てるに捨てられず、たまりまくっている薬たちを一挙公開!
見たことあるお薬、あるでしょ?

しんどい時に何度も仏語で飲み方を確認するのはつらいっ!
と言うわけで薬を、もらってきてすぐ、頭の中に医者の説明が入っているうちに
薬の箱の表に、何の薬か・飲み方・封を切った期日なんかを書いています。
なので、ちょっと見苦しいものがありますが、勘弁を!

ステロイド塗り薬

ステロイド害が言われて久しい昨今。すっかり「いけないお薬」のイメージが定着してしまいました。
だけど、慢性疾患に対してずーっと使い続けることに、多少の弊害があるのであって、適切に使えば、非常に効果のある薬です。

使用に関しては、必ず、医師の指示に従います。
症状・塗る部分・年齢等によって、処方される薬も違うし、塗る期間も守らなくてはいけません。

塗り薬は内服薬より使用に抵抗が薄く、「良く効くわよ〜」とひととやりとりすることも多いかと思いますが、めっちゃよく効く塗り薬は「もしかしてステロイドかも?」と、チェックして下さい。
ステロイド剤は、人とやりとりしたりしないようにしましょう。

解熱・鎮痛剤

この系列の薬は、実にさまざまあります。けれども、安易に使ってはいけない薬のひとつです。
特に、子供に用いるときは要注意。医者の指示を守るべしっ。

ここにあるものは授乳中でも服用可なくらい、やさしい薬ばかり。パラセタモールが主成分です。
は子供用の座薬。後方子供用のシロップで計量スプーンで与えます。子供の体重によって投与する分量が決められます。
アスピリンは日本では忌避されていますが、こちらではガンガン用いられています…って、うちには置いてないですが。

鎮咳・去痰薬

鎮咳・去痰にはやっぱりシロップが一番効果が現れやすいです。
けれども、よくリン酸コデインという麻薬性の習慣・依存性のある薬剤が含まれているので、注意(ここに挙げた右3種の薬にも用いられています。ちなみに中央2つは子供用)。
だらだら服用していると、体が慣れて、効果が薄れます。即効性の薬です。
医者の指示を守って服用し、一度蓋を開けると日持ちしませんので、捨ててください。

どれも、専用のスプーンで量って服用するタイプのものです。
風邪の流行る冬には品切れするほどの人気商品ですが、あんまり効かないような…?

抗生物質

本来抗生物質というのは細菌による疾患に有効な薬で、ほとんどがウイルスによる俗に言う「風邪」への抗生剤の使用は否定的な意見が専門家には多いようです。
が、飲んでいると治りが早いような気がするんですよねー^^;。

←子供用抗生物質で、小瓶のなかに粉薬が入っていて、その中に水を入れて溶かし、計量スプーンで図って投与する、というスタイルのもの…びっくりしました〜。

下痢止め

我が家は便秘知らず。体調を崩すと下痢をするタイプぞろいで…(-_-;)。

左は子供用、溶かして飲む粉薬。
右2番目は大人用、カプセル。下痢症状のあるときだけ、すぐ服用する。
右は大人用、溶かして飲む粉薬。これは、飲みにくいけど、とっても効果あり。でも、下痢症状の続いている期間、定期的に飲み続けなければいけないので、めんどくさい。
左2番目のものは処方箋なしで購入可です。

吐き気止め

右2つは同じ薬の錠剤とシロップ。
左端は、子供用の座薬。薬飲んでも吐くというときにはコレですね。
左2つ目は、日本でも有名なプリンペラン。

薬も必要ですが、下痢・嘔吐の時には、思い切って絶食(ぬるいお白湯程度は飲む)が 効く時もあるみたいです。
結局おなかを休めることが、一番の回復の近道だったりします。

抗アレルギー剤

コレは、蕁麻疹のときに出された、大人用の抗アレルギー剤。

蕁麻疹って、ほっときゃぁすぐ消えるタイプのものはいいけど、妙に痒かったり、何日か続く時、顔なんかにバーッと出た日にゃぁ、ちょっとイヤ。
かと言って、皮膚科じゃァすぐには診てくれない…予約を入れると、翌日・翌々日とか言われるけど、蕁麻疹ってすぐに見て欲しいやない?
そういうときには、いつもの一般内科医にお願いしちゃう!

と言うわけで、なじみの一般医に出してもらった薬。

その他もろもろ

点鼻薬。アレルギー性鼻炎の時にも用いられるが、子供が鼻風邪を引いた時に処方されたもの。
中央点耳薬。固まった耳あかを柔らかくして、掃除する薬剤。Chichiはどうやら耳あかがたまりやすい、じくじくした耳の持ち主らしく、健康診断に行くといつも耳をほじってもらっていた。
喉でも鼻でも使える、直接患部に吹きかけるタイプの、呼吸気道感染症用抗生物質。

せっかく出してもらったけど、どれも何故だか使ってない…

お肌のお手入れ

ひどいアトピー持ちの私には欠かせない、お肌のお手入れクリームたち。
子供達もほっぺが冬になると、かさかさ真っ赤になるのも乾燥のため。
ひどい時には、ちょちょいと塗ってやります。

は日本でもメジャーな尿酸が入ったタイプ。
右端はアベンヌ温泉水を配合した有名なメーカー。良くもなく悪くもなく、と言いつつ使っている。
中央のが一番のおすすめ。ボディーミルクは普通・乾燥・超乾燥と、肌タイプによって細かく分かれているので、お肌にあったものを!

あんまり余分に油分を補いすぎると、お肌の元来持つ能力を衰えさせてしまうので、調子によって使い分けるとよいかも。

これらは、薬局で、処方箋なしで買えます。アベンヌなんかは、大きなスーパーなら扱っているかも。
それぞれ、石けんからファンデーションまでそろっているので、お好きなものをお試しください。

医者探し

地元フランスのお医者さんの第一印象としては、とにかく気さくで、口も足もよく動く!
説明がわからなくて疑問をぶつけると、根気よく言い換えて説明してくれるし、
気楽に往診も頼める。
近所にたーくっさん林立している診療所。恐れず、利用してみよう!

どこで探す?

  • 日本語の通じる医者パリに意外と、各科そろっている。地球の暮らし方なんかの本にも載っているし、各種日系ミニコミ誌にも紹介してあるので、捨てずに置いておく。アメリカンホスピタルでは、平日の受診だと、日本人通訳がついてくれる。

  • イエローページサイトはこちら
    topページの赤いguideのボタンを押して→SANTE, ACTION SOCIALEProfessions médicales→各種専門医(仏語は下記参照)→一番下の欄にお探しの地区の郵便番号を入れる。で探してください。

  • ご近所さんの口コミでこれも頼りになる。ただ、人によっての相性・好き嫌いがあるので、なるたけ趣味の合いそうなお隣さんに)聞く(笑)。

  • 薬局で確実。

  • 自分の足で普段の散歩がてらに、どこに何の医者があるかチェックしておくと、行きやすい。アパートの入り口近くにB5版程度の大きさの看板がかかっていて「Drの名前・専門としている科・電話番号・部屋番号・診察時間・肩書き」なんかが書いてある。メモメモ。

フランスの医者ってどんな感じ?

日本で、町医者、というと、それなりの建物を構えているものだけど、こちらではごくふつ〜のアパートの1室を診療所として借りてやっています。
診察するためだけの場所なので、スタッフも受付嬢が一人にDrがいる程度のもの。
白衣も、めったに着ていないの。
ブザーを押してはいるとDr自らお出迎え、あるいは受付嬢の案内で待合所へ。
順番が来ると、「こんにちわ」なんてまず握手なんかしたりして、診察室へ。

先生お気に入りのテーブルにはさみあって座るとお天気の話から入って、「で、今日はどうしたの?」なんて気楽に診察開始。
症状説明が終わったら、ベットに移動するかその場で診察。
診断内容の説明があって、処方箋を書いてもらって、直接Drにお金を払うと、Dr自らのお見送りと握手で、帰宅。
簡単。

予約を取る!?

とらないとだめなんですよねー、大概。
特に、皮膚・目・歯・耳なんかの専門医は必ず予約要な上、その日のうちに診てもらえるよう予約をとることが難しい。
ただし、一般医の場合予約不要だったり、「1・2時間後にどうぞ」とぽっと予約を入れてもらえたりする。
なので、蕁麻疹や結膜炎とか、重篤でないけど、すぐに診て欲しい、というような疾患の時には、とりあえず一般医に相談するのもひとつの手、ですね。

調べた電話番号に電話をかけ、予約を取る!まずは、挑戦。

フランス語が得意でない人手もDrにかかれる?その極意!

日常会話もままならないのに、専門用語交じりの仏語がわかるわきゃーないんです!
こういう時は、詳しい事は専門家であるDrに全面的に任せて、まな板の上の鯉になろ〜!

病気を説明する方法。
@紙に書いていく。文章でなくともよい。症状の羅列でも伝わる!
A質問されてもわからんことは、わからんと言っておく。
Bそれでも、Drがどうしても知りたいことらしかったら、辞書を渡して単語をDrにひいてもらう。

Drからの説明の中で重要な事はたった3つ!
@病名
A薬の飲み方
B次はいつ来ればよいのか
これだけは、病にモーローとするおつむをはっきりさせて聞き取ってください。
これだけで、とりあえず必要な治療が受けられるし、病気の詳しいことは自分でなんとでも調べられます。

受け取るべき書類
@セキュリテソシアルに出す紙。
A処方箋

ただ、再検査やより高度な専門医の治療が必要になるような、重大な病気のときはフランス語に明るい人にお願いしてついてきてもらうか、あるいは日本語の通じる高度医療提供病院へ行ってください。

往診?

たいてい一般医(Generaliste)なら気楽に往診してくれます。
普通は自分の診察室を持っていても、午前中を往診に当てていることが多いので、近所に一般医を見つけたら、往診してくれるかどうか聞いてみるとよし!
たいてい、決められた時間までに往診の申し込みのお電話を入れ、あとは寝て待つべし。
一般医で小児も見てくれて往診もしている、というDrをかかりつけ医に選ぶと、とっても楽♪

緊急時には?

夜間・休日など、かかりつけ医と連絡が取れないときには「SOSメディサン」というサービスがあります。
SOS Medecin 01・47・07・77・77
(イル・ド・フランス)
受付嬢につながりますので、症状を簡単に説明すると、手の開いているDrと連絡をとってくれ、何分後に到着するかまで、段取りをつけてくれます。
医療費は、普通の医者にかかるよりは割高。治療内容にもよるけど、一般医でで300Frぐらい。

大怪我で大出血、ものすごい高熱でひきつけ、病気の急変といった大緊急時には、救急車を呼ぶ!
SAMUは15番!
POMPIRESは18番!
(緊急度はSAMU<POMPIRES。ドクターカーを頼むことも可能;友人談)
有料(書類をそろえてSSに提出にて全額返金される;同談)!のんびりしてる!
頼りにならん、と思ったら自分ちの車で、緊急外来へ!
SOSメディサンに症状を説明して「手におえんから、救急外来へ行け。救急車を呼べ」とアドバイスされることもあるらしい。

総合病院

普段の病気では、個人の判断で直接総合病院へ行く事はまずありませんし、メリットもありません。(アメリカンホスピタルは別。でも、風邪で600Frもとられた日にゃぁ、病状ますます悪化しそう・・・高いっ!)

子供が総合病院で出生した場合、その後の健康定期診断・予防接種を無料でその病院にて2歳まで受けることができます。
近所のかかりつけ医などの診断で、より精密な検査が必要とされる時には、その設備を備えた最寄の総合病院が紹介され、検査のみ受けることもあります。
検査だけでなく、より高度な医療が必要とかかりつけ医から診断されたときには、そこから、適切な総合病院のDrに紹介される時も。

休日・夜間時や、急激な病状の変化の時の救急外来は頼りになります。
近所の、総合病院の救急外来の場所は要チェック!

薬局利用法

ちょっと調子が悪い・かかりつけDrがバカンスでetcちょっと薬が欲しいという時、市販薬を選んでくれるのが薬屋さん。
日本のように、自分で勝手に手に取って選べるわけではないのですが、その分親切に薬剤師さんが話を聞いてくれます。
病院でもらった処方箋を見せると、薬を出してもらえるだけでなく、実物を手にとってゆっくりと改めて説明してくれます。
子供の薬は、はかり方がスプーン式・注射式・コップ式と様々だったり、日本にはないような瓶に水を入れて溶かすタイプの粉薬等、風変わりな物も多いので、実物を手にとって投与法を教われるのには大助かりです。
また後からでも質問に行ける気安さも安心ものです。
薬関係の事だけでなく、近所の医院・各種検査所等の住所も教えてもらえるし、新生児用体重計や松葉杖なんかの貸し出しも大きいところではやっています。
蛇足ながら、動物関係の薬を扱っているのも人間の薬局です。

フランス語で、なんちゅーの?

  • 内科・一般医médecine générale、小児科pédiatrie maladies des enfants;一緒にやっているところもあります。往診もしてくれる医者をホームドクターに選ぶと、よし!

  • 産婦人科gynécologie-obstétrique;女性はぜひおさえておきましょう!

  • 目医者ophtalmologie

  • 皮膚科dermatologie et vénéréologie

  • 耳鼻科oto-rhino-laryngologie

  • 歯医者chirurgiens-dentistes et docteurs en chirurgie dentaire

日本語で受診できるパリのお医者様

裏話

バカンスの国の病院はやっぱりしっかりバカンスを取るので、患者は困ります。
スト大好き人間の多い国の病院はしっかりストに入るので、患者はびびります。

元看護婦さんの浅知恵

じゅぬびーえーぶ一家の体験談をもとに
基本的な看護の方法、あっと驚くフランス式の病気への対処の仕方、
病気についての説明、云々カンヌんを、書き出してみようという試み。

Chichiのアトピー?闘病記(2002年3月〜)
使用した薬画像 日付 症状 対応 親心
3月中旬〜 季節の変わり目のせいか、年末に始まって、軽快〜小康状態を保っていた、アトピー様皮膚症状が、急激に憎悪。
全身にただれ・発疹・発赤を認める。
目の周囲も、アトピっ子独特のクマが出来ている。

かゆみもひどく、よるもよくねむれず、なんどもおきてはかきむしる。

頭皮も、フケを吹いたように、ぼろぼろになりつつある。

年末にもらっていた、ステロイドと皮膚保護材(グリセリン?)との調合薬を、医師の指示なしに塗ってみたり。んが、それもだんだんと効果がなくなってきたような…。
もちろん、いつものボディクリームは塗っているが、全然ダメ、みたい。
ものすごくひどい有様!顔までブツブツまみれになり、ドキドキ。
夜も親子共々、睡眠不足気味。
かきむしっているChichiの様子を見るのもつらく、いくらクリームを塗っても、砂漠のような肌に、情けなさが募る。

左上画像は、Chichiによる「自画像」。
本人曰く「ボボ(傷)まみれやの〜」と、馬鹿笑いしているが、本当にこんな状態で、それを自分でも意識していたのかと思うと、可哀想で(涙)。


3/27 元サン・ルイ病院{皮膚科で世界的に有名)の「アトピー科」に在籍していた、Drにかかる。
薬:
@efficort:ごく弱いステロイド塗り薬。毎日1回顔も含めて、全身に塗布(んが、顔は、前のDrにもらった、もっと弱い調合ステロイドを使っていた)
Azirtec:抗アレルギー内服薬。眠気を催すので、ねる前に10滴、スプーンに取り分けて内服させる。
BSeptovon:入浴用ボディソープ。
COilatum:入浴用オイル
DADERMA・Exomega:いつも使っているボディクリームを1日2回塗布。

生活上の注意は、
@洗濯洗剤は洗濯用石けんである「le chat」を使うこと。
A洗濯にソフターは使わない
Bお風呂はぬるま湯で、こすらず、さっと。



4/3〜 取りあえず1週間、先生の処方どうりにやってみる。
と、初日から、夜1回程度しか目覚めなくなり、掻くのもかなり少なくなっている。飲み薬の効果?
皮膚自体も、赤み・乾燥はひかないモノの、傷になっていた部分が、かさぶたになり、回復の兆しが。
「かなりよくなりつつあるが、もう1週間、同じコトを続けて、徐々にステロイドを切っていくようにしよう。」
顔:
@1週間目は、1日おきにefficortを塗布。
A2週間目は、1週間に1回。
Bそれで、ステロイドは、終了。
体:
@1週間目は毎日1回efficortを塗布。
A2週間目は、1日おき。
B3〜4週間目は、10日に1度。
C以後は、ステロイド、終了。
zirtec10滴は1ヶ月内服を続ける。
入浴時のケア、クリームの塗布は、続けること。

たまたまPMIの検診が重なり、おすすめのクリームがあると、「Dexeryl」を処方してもらう。

実を言うと、年末に皮膚症状が出た時に処方してもらった、調合薬を、指定された期間以外にも、2日に一度、3日に一度と、塗布していたワタクシ。
ステロイドを、この先生の指示するようにうまく切れるか、かなり、心配…。

顔にステロイドを塗るのが心配で、上記の調合剤(調合剤なのでステロイド含有率が少ない)を、用いる。

こんな勝手ばっかりして、良いのか…。

五月上旬 ほぼ肌症状、消失。先生の指示どうりに、うまくステロイドも切れた。
しかし、親指から手の甲にかけて、指しゃぶりが原因で、かぶれている様子?
指しゃぶりを止められず、そのせいで手がかぶれているのもある様子なので、おしゃぶりを買ってきてみる。
自分でも、痒い時には、クリームを塗るようにと、家に余っていたメンソレータムを彼女用に与える。
ADERMAに代わって用い始めた「Dexeryl」が非常に効果があったらしく、お肌がみるみるうちに,プクプクつやつやに!
たぶんコレのおかげで、ステロイド離脱がうまくいったのだと思う。
5月中旬 マルセイユ旅行へ。
旅の疲れ、食事の変化に加え、家と同じお肌のケアが出来ない(彼女用風呂セット忘れた)為、お肌が、再び、ひどい状態に!
痒い、痒い!!!
海水浴 海の塩は、アトピーによいと昔から言うけれど、ほんと!
あんなに荒れていた肌が、翌日には、赤みがひいてすっかり良くなっていた。どびっくり!
ほぼ2ヶ月に及ぶ、闘病日記ですね〜。
やっぱり慢性病は、経過が長いです。
症状を見ると、あまりにもひどくって、素早く消し去って、治してあげたい!と思うけれど、焦りは禁物。
今回は、何より、「Dexeryl」と巡り会えたことが一番の僥倖でした。
このクリームは、友人達数人が、子供の肌荒れに用いており、噂は耳にしていたけれど、私にとってはPMIの先生が処方してくれたので、やっと巡り会えた!という一品。
普通薬局で売っているようなボディクリームは、保険もきかない上70Fもするのですが、コレは処方してもらえば保険もききます。処方箋ナシでも購入できますが、30Frほどです!
塗布すればたちまち、お肌がプクプクしてきます。アラ、不思議。もちろんステロイド剤ではありません。

それと、海水の治癒力には、驚き!
翌日にはすっかりお肌が回復してたもの!
海のそばに住もう…。

 

高熱が主体の風邪!一家4名様〜♪(2002年1月)
使用した薬画像 日付 症状 対応 親心
1/18

Mimi、40,1度もの高熱が朝から出る!

薬局にて「DOLIPRANE300mg」(座薬)購入、様子を見つつ2回使用するが、下がっても38度台。 近所の子供も、高熱が出て、熱性痙攣を起こしたという話を聞いていたので、うちにしては、早めに、解熱剤使用。
1/19 Mimi、39度台の発熱、続く。 「DOLIPRANE300mg」(座薬)、昨日よりは効果があるらしく、服用ごかなり熱が下がっているらしい。 明日には元気になりそうかな。
1/20 じゅぬびえーぶとChichi発熱!
Mimiは回復したらしく、元気。
Chichiには、「DOLIPRANE300mg」(座薬)を2回、
じゅぬびえーぶは日本の解熱剤を3回使用。
あんまり反応は良くなくて、2人とも薬を服用しても38度台。
大人のじゅぬびえーぶにとっては、こんなに高熱が続くのは、久しぶり。一日中、Chichiとうとうと、ぐったり・・・です。
犬も調子悪いらしく、目やにをたらしていますよ〜。
Chichi用

Mimi用


じゅぬびえーぶ用

反則!

1/21 再びMimi発熱。女子供3人、高熱隊!
解熱剤、使いまくり!
往診で、かかりつけ医を呼ぶ。
Chichiには、「josacine(抗生物質)」(この小瓶に水を入れて、粉を溶かし、注射器で量をはかって内服する。)
「Carbocisteine(咳止め)」
「Doliprane(解熱剤)」(シロップ。注射器で量を測って投与)「Zyrtec(抗アレルギー剤)」(15滴)
Mimiには、「Doliprane(解熱剤)」「Oroken(抗生物質)」
私には、
「Eludril」「Carbocisteine(咳止め)」
「Zithro(抗生物質)」「VitamineC(ビタミンC)」(錠剤をコップ一杯の水にシュワシュワ溶かして、ジュースのようにして内服)
「Doliprane」に子供用シロップがあるのを知り、驚き。まずいらしいが、子供たちは「座薬よりまし!」と我慢している。
ChichiとMimiで抗生物質が違うのは、先日のアレルギーの件があるからかな?
しかしこれだけ皆違う薬・・・管理が大変だよ。

この先生は、すっごく面倒見がよくって、病気のことだけではなく、食事のこと、部屋の温度のことなど生活上の注意も与えてくれるのだけど、抗生物質だしまくりの毛があり、ちょっと気になる。
しかし、往診3人分は、お財布が痛かったなぁ〜・・88euroしたよ。
1/22 子供2人、朝起きがけに、高熱38度台似て、解熱剤使用。Chichiは夜分にも熱が上がり、同内服する。
私は、熱はなくなったが、咳がひどい。
処方薬、内服。
私の咳に対してはCarbocisteineがまったく効果が無いので、以前日本の病院でで処方してもらった「麦門冬湯」という漢方薬と、「リココデ」と言う咳止め錠剤を、まとめて内服(本当はやっちゃぁいけません!)。
 
1/23 Chichiのみ、起きがけに高熱あり、解熱剤使用。
夫、同じ症状の風邪、発病。
  私とMimiは、体力回復を待つばかり、Chichiもかなり熱が出なくなってきたというころになって、夫発病。
家族で病気の、持ちつ持たれつとは、このことねぇ。
1/24 Mimiは、久しぶりに幼稚園へ!
Chichiは、起きがけに発熱。一回だけ解熱剤を使用。
夫、病欠。
   
1/25 今日は、Chichiも発熱することなく経過。完治かな?
夫、病欠。
   
今回は、ものすごい高熱に、やられました。
はじめの数日は、解熱剤を飲んでも、38度台までしか下がらず、体温計が壊れたのかと思ったくらいだよ。
高熱が続くと、体力を消耗するので、しんどかったです〜。
同じ病気の様に見えて、Chichi+私と、Mimiでは喉をやられているチームとそうでないのとで、処方内容が違った。薬が、それぞれまったく違うものばかりで、管理が大変だったわ。

じゅぬびえーぶは、すこぶる喉が弱くて、風邪を引き始めるのも喉なら、最後まで悩まされるのも、喉!
咳風邪にかかると、ものすごい想像を絶する咳でパニック状態、息も出来ず、夜も眠れず、もちろん吐いても、咳が止まらない状態になるの。
もう、普通の人が飲むシロップ程度では利かないのだが、何故か、漢方「麦門冬湯」が、即効性を示すので、助かっています。
今回は、あんまりひどかったので、日本の市販の薬で一番強烈と言って出してもらった「リココデ」を併用。よいこの皆さんは、真似しないように(^^ゞ。

 

軽いのど風邪から、抗生物質アレルギーへの道!Chichi編。(2001年12月)
使用した薬画像 日付 症状 対応 親心
  12月
中旬

元気なし・食欲不振・白色便?皮膚の異常乾燥。

様子観察

食いしん坊のChichiが食欲不振!?
鬼の撹乱(笑)。


 

 

 

 

 

12/23 上記の症状が一週間以上続く。 かかりつけ医の往診。肝臓の問題ではない。白色便は、食欲不振によるもの。疲労+軽いのど風邪とのことで、抗生物質()と、コデイン配合の咳止め()を処方。
皮膚には、こってりしたボディクリーム(左下)。
白色便に、皮膚症状と長くきてるので、肝臓が悪い?と心配になったものの、セーフ。
尿の色も問題ないし、白色便が出るほど肝臓あたりが悪いなら、黄疸も出ているはず、とDr。
最近、ずっと出かけっぱなしなので、疲労かな。
12/24 左記の症状+皮膚に、赤い発疹+顔面(特に目の周り)のアトピー様腫脹+かゆみ増強 様子観察 なんだろ?
今までは、ひどい乾燥肌だけだったのに。腫れてるし、ぶつぶつ?


12/25 皮膚症状、悪化。 もしかして、抗生物質アレルギー(3回分指定どうりに内服)?
かかりつけ医に連絡。
電話にて、抗アレルギー剤()処方。内服後一時間後に、顔面の腫脹軽減の兆しあり。
かかりつけ医に、電話にて現状連絡。
夕方直接受診時、皮膚科受診を進められる。抗アレルギー剤+ボディクリーム継続。
あまりにひどい、かおに、びっくり仰天!うちで一番の美貌を誇る大切なChichiの顔だけに(笑)、ショック!
疲労+皮膚が過剰に敏感になっている時に、抗生物質はきつかったか。
12/26 皮膚症状、かなり軽減。白色便改善!食欲回復! 皮膚科受診するも、症状がかなり落ち着いており、肩透かし。
ボディオイル・クリーム各種処方、軽いステロイド剤も出される。
 

〜1/4 一時期、皮膚症状の自然回復が期待されたが、再び、悪化! ステロイド剤塗布、開始。
写真、左から、
入浴用オイル・入浴時
こってりボディクリーム2回/日
ステロイド軟こう2回/日
抗アレルギー剤15滴/日
ステロイド、塗らないで済むならそうしたかった・・・。
まぁ、1週間ほどだけなら、習慣性は付かないけど。
正しく使おう!

1/7
 
皮膚症状、ケアにより、ほぼ消失。 1月11日まで、ステロイド継続予定。
以後、左写真のケア剤に移行。
現在、かなり良くなっている。
ステロイド切っても、アトピー症状が再悪しないように、祈る。
  それ
以降
皮膚症状、良くなったり悪くなったり。かゆみも持続。 入浴用オイル・入浴時
こってりボディクリーム2回/日
痒いのを、子供なりに一生懸命我慢しようとしている様子が、けなげでかわいそう(;_;)。早く完治するといいのに・・・。

風邪は万病の元!
お肌のお手入れも、面倒だからと、サボってはいけません!
気を抜くと、大事に至ります。
そして、益々お手入れが大変になって、自分の首を絞めるようなもの!!

しかし、抗生物質アレルギーか・・・。
体力のあるときなら、抗生物質にもアレルギーを示さなかったと思う。
現に、この「アモキシリン」もっと小さい時に内服した事がある。
その時は、まったく平気だったのにねぇ。

皮膚科通いを進められた当初、「子供病院、または、皮膚科で有名なサン・ルイ病院」へ行け!
といわれ「そんな、大きなトコ行ったら、大事になる〜」と戦々恐々。
パッチテストからなにまでやられ、検査にそれこそ半年ぐらいかかりそう(笑)。
しかも、大病院は、機械的だから、子供連れて、待たされたり、あっちこっち行かされるのは、やだ!
それなら、半年後の帰国を待って、日本の病院で精密検査を受けさせたい!
と思って、近所の個人の皮膚科に行くことにした。
とりあえず、今回の騒ぎが収まれば、このまま、そ〜っと、帰国したい(^_-)。

皆さんも、気をつけて・・・。

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