習い事をする(2001年9月13日)

フランスには、世界各国から、
芸術・ファッションetc様々なコトを学びに来る人が多いですね。
そういう専門家の通う各種学校もたくさんありますが、
区民センターetc身近なところに目を向けてみても、一般市民向けの講座が目白押し。
仏語講座だってちゃんとあります。
そんな恵まれた環境にいるこのチャ〜ンス!利用しない手はないですよ♪
フランス人は、自分の趣味を必ず持っているだけに、こういう講座もたちまち定員になってしまいます。
悩んでいないで、とりあえず、申し込んでみることが肝心よ!
さぁ!やってみましょう。
安い講座順に紹介します(笑)。

パリ市主催の講座

特徴

  • とにかくあらゆる種類の講座がある。語学講座が充実。日本語講座も、盆栽講座もあるのには、爆笑!

  • 専門家向けの講座もあり、 ものによっては、正規のデイプロム(免許書)がおりる講座もある。

  • かなりの人気があり、先着順で受付を締め切られたり、希望の時間帯に入れなかったり、自分に合ったレベルからはずされてしまったり、というケースがある。

  • とにかく、早いもん勝ち!並ぶつもりで、出かけること。

  • 各 講座、開催される場所がパリのあちこちに散らばっている。希望する講座の開催場所に注意。

  • 一応大人向けと銘打ってあるだけに、 子供の講座はほとんどない。

  • めちゃくちゃ安い。年会費不要。

情報収集

申し込み

  • 10月初め〜1月末、2月初〜6月末の2期制になっているものが多く、たいていは、 9月初旬・1月初旬に、新学期の申し込み受付開始。

  • 講座によっては、夏期講座・体験講座などがあり、申込期間も別に定められている。

  • 市役所でゲットした、パンフレットに同封されている、チケットにて、市役所で申し込み受付。

  • ものによっては、講座の行われるアトリエで直接申し込みが可能。(たとえば語学講座の行われるアレジア学舎;Cours municipal d’adultes, 132, rue d’Alésia.

体験談

  • とにかく競争率が激しい!特に仏語講座は、自分の希望する講座・レベル・時間に入門できた人って、本当にいるの?と言う状態。勝手に振り分けられてしまいます。

  • それに、講座の種類は多いものの、開催場所・時間帯などにチョイスが少ない。夕方や夜のコースが多かったので、学齢期児童持ちの主婦には無理があった(;_;)。 仕事を持つ人には、うれしいかも。

最寄の区主催の講座(区民センター)

特徴

  • 各centre d'animationによって、講座内容・施設etcに特色がある

  • 自分ちに近い施設を選ぶことが可能。

  • 講座によっては、正規のデイプロム(免許書)がもらえる物もある。

  • もちろん子供向け講座もあり。

  • 年会費不要。

情報収集

  1. 最寄の区役所の案内所にて「centre d'animation,Programme」と言う冊子が配布されている。 サイトはこちらパリ市役所の「centre d'animation(区民センター)」紹介

  2. それに、各centre d'animation(区民センター)の住所、どんな講座が行われているかetc、一覧になっているので、行きたい講座や地域を選ぶ。

  3. 講座の時間帯・新規申し込み時期・その他詳しいことは、直接希望のcentre d'animationへ連絡するなり、足を運ぶなりして、調べる。

申し込み

  • たいてい10・11・12月、1・2・3月、4・5・6月の3学期制になっており、学期ごと、又は1年と、契約期間は自分で選べる。

  • 10月からの新規講座の申し込みは、6月下旬〜7月末までのところが多く、しかも各
    centre d'animationによって時期にばらつきがあるので、確認要。

  • 各centre d'animationにて、手続き。

  • 講座によっては、夏期講座・体験講座などがあり、申込期間も別に定められている。

体験談

  • これも競争率が激しい。

  • 自分の近所の区民センターを選ぶことが出来るので、足を運びやすい。

adac

特徴

  • パリ市内各所にアトリエが散らばっており、それぞれさまざまな講座が開かれている。

  • 料金形態がユニークで、このadacの講座を受講するなら、アトリエ・講座の種類を問わず、複数受講する場合に、割引制度を利用することが出来る。入会費も共通。 なので、学期ごとに異なるアトリエ・講座を受講することも可能。チョイスが広い。

  • 年会費105Fr(2001年度)。

情報収集

  • 最寄のadacのアトリエにてプログラムをもらい、各adacアトリエの住所・開催講座が一覧となっているので、行きたい講座や地域を選ぶ。 サイトはadac

  • そして、自分の希望するアトリエに連絡し、興味のある講座の開催日時などを教えてもらう。

申し込み

  • たいてい10・11・12月、1・2・3月、4・5・6月の3学期制になっており、学期ごと、又は1年と、契約期間は自分で選べる。 それぞれ、9月初旬・12月初旬・3月初旬が、次学期の入会申し込み時期。

  • どこのアトリエも新規申し込みは、一斉に行われ、9月初旬・12月初旬・3月初旬の3回入会受付・更新が可能。

  • 希望する講座の開催されるアトリエにて、申し込み手続きをする。

  • 講座によっては、夏期講座・体験講座などがあり、申込期間も別に定められている。
     

体験談

  • 子供向け講座もあることはあるのだけど、6歳以上の年齢設定で、うちの子はちょっと小さすぎた。

  • 市役所にもcentre d'animationにもあぶれたじゅぬびえーぶは、ここのアトリエにて、お世話になることになっちゃいました。

小規模・個人のアトリエの講座 、または個人教授

特徴

  • 街のいたるところで、さまざまな講座が開催されている。近所でも、知られざるアトリエが存在すること、必定。

  • とにかく数があるので、その中から、自分にあった講座を選ぶことが可能。

  • 少々お高いが、自分の都合・時間帯に合わせた講座を選ぶことが出来る。

情報収集

  • 9月の新規申し込み時期になると、街のあちこちにポスターが張り出されたり、地元のパン屋や文房具やさんetcにビラが置かれていたりする。普段からも、車のワイパーに何気なく広告がはさんであったりする。

  • 街角でビラを配っている人がアトリエの事務員だったりすると、直接詳しいことが聞ける。

  • イエローページ、VOILA、で近所のアトリエを探し、問い合わせる。

  • 日系ミニコミ誌や、地元のアノンス誌、パン屋や薬局などに張ってある「教えます」アノンスで探す。

申し込み

  • 複数の講座を抱える中規模アトリエの場合、新規申し込み受付は、9月初旬のことが多い。3学期制・2期制、それぞれのアトリエで、受付時期が決まっている。

  • 個人教授の場合、随時。

体験談
お値段が一番張る個人系の講座なだけに、大人・子供とも、無料体験講座が事前に開催されることが多い。遠慮なく、行きましょう!

 

申し込みのコツ!

  • ここには、私の体験から、申し込み時期など「こんな感じ」と紹介していますが、やりたい講座への参加権をがっちりゲット!するためには、正しい情報が必要です。必ず、希望するアトリエへ問い合わせて、情報収集して下さいね。

  • どの講座も、時間との勝負。早い者勝ち、悩んでいる暇はありません。ダメもとで、行動あるのみ!やりたい気持ちがあるなら、押しまくって、アタック!

  • 仏語がかなり怪しい私でも、手続き云々、大丈夫だったよ。一番苦手な、電話での質問は、行動で補う(笑)!直接アトリエに訪れて、質問したり。これは、そのアトリエの雰囲気や施設などがしっかり見られるし、手にとって調べられるパンフレットやプログラムの類を頂戴できるので、結構お勧めの手段ですよ。足で稼ぐのだ!

  • 万が一の電話も、みんな親切に対応してくれます。ただ、申し込みの時期は、事務所は問い合わせの電話が鳴りまくっている状態なので、時々億劫そうな人もいるけど、ショーがない。へこまないで、問い合わせてね♪

  • 子供向け講座は、水曜日に開催されることが多いですね。平日の学校が引けてからの分にしろなんにしろ、自宅からの距離も結構重要なポイント。子供連れで、行き帰りだけで疲れたり、急げ急げでセコセコしたりするのは、いやだねぇ。

  • 子供向け講座は、あまり小さい子向けのものはないのが意外な感じ。4歳の子向けのがちらほら。6・7歳以上からの講座が一般的。それ以下だと、「バレエ準備講座」「音楽に興味を持たせるための講座」etc軽くやってみまひょか〜?的な物が多いです。

  • 運動系の講座には、医師による健康証明書が必要です。かかりつけの一般医の証明書で十分。

  • 私の体験なので、ここはパリの話ばかりですが、その他の地域でも、同じようなシステムで講座が開かれていると思います。調べてみてね。

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